ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

村上春樹

【本】村上 春樹『一人称単数』~現実と夢想が入り交じり魔界が現出する~

村上春樹の最新の短編集が発売しましたっ!! ワッショイワッショイ└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘ 好きな作家の新刊はワクワクしますね~。 1、作品の概要 2020年7月18日に刊行された村上春樹の短編集。 8編からなり、7編は文藝春秋に掲載され、『一人称単数』は書き下ろ…

【本】村上春樹『回転木馬のデッドヒート』~人生のエアポケットに現れる奇妙な物語の断片たち~

1、作品の概要 1985年10月に刊行された村上春樹の全9編からなる短編集。 講談社の文芸PR誌『IN☆POCKET』で隔月で連載された作品と、2編の書き下ろしを加えてた。 2、あらすじ ①はじめに・回転木馬のデッド・ヒート この短編集の前口上的序文。 今作の短編た…

【本】村上レシピで『ノルウェイの森』の緑がワタナベに振舞った料理を作ってみた!!ヒロズキッチンスペシャル♪

村上春樹の小説を読んでいて思うのですが、美味しそうな料理を食べたり、お酒を飲んだりする場面が多いですよね!? しかも、サンドイッチや、パスタなどちょっとこだわりをかんじさせるような細かい描写が多いですよね。 サンドイッチの具材ひとつとっても…

【本】村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編』~ノルウェイの森の基になった短編『螢』が収録~

1、作品の概要 1984年に刊行された短編集。 ノルウェイの森の基になった短編『螢』、韓国で2018年に映画化された『バーニング』の原作『納屋を焼く』などの5編が収録されている。 2、あらすじ ①螢 18歳の大学生「僕」は、学生寮でユーモアな同居人共にどちら…

【本】村上 春樹『猫を棄てる』~父親について語るとき~

☆前書き、父親との関係を語る内容☆ 村上 春樹の新刊が出ました!! 「文藝春秋」2019年6月号に掲載されていた『猫を棄てる』ー父親についてかたるときーというエッセイです。 そろそろ短編集が刊行されるかなと思っていたら、エッセイのほうが先でしたね。 …

【本】村上 春樹『カンガルー日和』

1、作品の概要 1983年に刊行された18編からなる短編集。 伊勢丹主催のサークル会誌「トレフル」に連載された。 2、あらすじ?・目次 えっと、18偏もあるので細かいあらすじは割愛しますが、不思議な話と、エッセイとショートショートの間の子みたいな話が多…

【本】村上 春樹『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』~交錯し、共鳴し合う2つの世界。自意識と現代社会の病理を物語で表現した村上春樹史上最高の傑作!!~

1、作品の概要 1985年に刊行された村上春樹の4作目の長編小説。 初めての書き下ろし小説。 第21回谷崎潤一郎賞受賞。 文庫版では上下巻で刊行された。 物語は「ハードボイルドワンダーランド」と「世界の終わり」の2つの物語からなり、全部で40章からなる。 …

【本】村上春樹『中国行きのスロウ・ボート』

1、作品の概要 村上春樹初の短編小説集。 1980年~82年に掲載された7編の短編小説が、1983年に刊行されたもの。 時期的には、「羊をめぐる冒険」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の間に刊行された。 hiro0706chang.hatenablog.com 2、あら…

村上春樹×佐々木マキ『羊男のクリスマス』~不思議でほっこりする絵本~

もうすぐクリスマスですね~。 毎年、子供たちのプレゼント希望が2転3転して、振り回される季節がやってきましたよ(^_^;) 今日は、クリスマスにピッタリなこの絵本を紹介します 村上春樹の『羊男のクリスマス』です♪ 『羊をめぐる冒険』で出てきた、あのヘ…

村上春樹『羊をめぐる冒険』

1、作品の概要 村上春樹の第3作目の長編作品です。 『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』の「僕」と「鼠」の物語。 初めて書いた文庫本で上下巻になる「長い長編作品」で、それまでジャズバーを経営しながら小説を書いていましたが、店を人に譲り専業作家…

村上 春樹『1973年のピンボール』

今回は、村上 春樹の『1973年のピンボール』を取り上げたいと思います。 ちょうど最近読み返しました。 この作品は秋になると読み返したくなります。 1、作品の概要 『1973年のピンボール』は、1980年に出版された村上春樹の2作目の長編になります。 「僕」…

村上春樹について語ります~その参~

村上春樹について語るの続きです。 前回も書きましたが、時系列順に作品を追って紹介していく試みは色々な発見がありますね!! 時代背景とか、同時期に出した短編集なんかとの関連も興味深かったです。 hiro0706chang.hatenablog.com 『ねじまき鳥クロニク…

村上 春樹『風の歌を聴け』

村上 春樹のデビュー作『風の歌を聴け』の書評です。 初夏がくると読み返したくなる大好きな作品の一つです。 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/09/15 メディア: 文庫 購入: 43人 クリック: 461回 この商品を…

村上 春樹について語ります~其の弐~

こんにちは☆ 今日は休みで、掃除、洗濯等々家事を一通りしてからこのブログを書いてます。 ブログ始めて6日目ですが、改めて自分の文章力の無さを痛感しております(^_^;) 自分の文章には致命的に構成力が欠落しているように思います。 なんだか書いてるうち…

村上 春樹について語ります~其の壱~

ってなわけで、村上 春樹です。 これほど世界的に高い評価を受けながら、これほど好き嫌いがはっきり分かれる作家がいるのでしょうか? いや、いない(反語) アンチの人は、表現が回りくどくてキザったらしいとか。 主人公に主体性がなくてイライラするとか…