ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【雑記】暮れゆく年の紅白歌合戦にDIVE ON ME!!やっとのことで仕事を納めて、酩酊にまかせて綴るゼこのlime!!焦燥感に苛まされながら、のたうちまわるこの僕に明日は来るのか?

タイトルと内容に大きな隔たりがあります。 申し訳ございません。 冒頭から謝罪。 年末なのに痛ーい。 これじゃ先行き暗ーい。 でも、何とかフラーイ。 でも、これが俺、よろしくチェケラ!! ドーン(効果音) 今日も、明日も、明後日も仕事の社畜アカウン…

【本】太宰 治『斜陽』~滅びに彩られた黄昏の耽美~

1、作品の概要 太宰治、晩年の名作。 1947年、刊行。 当時のベストセラーとなった。 得意とする女性の告白体で書かれている作品で、没落していく貴族を表して「斜陽族」という言葉を生み出し、社会現象となった。 自身のファンであった太田静子の日記を参考…

三浦大知になりたくて~Mステめっちゃヤバかったっすわ!!僕と大知とダンスダンスダンス☆彡42歳のオッサンの僕が三浦大知に憧れてジムのダンス体験教室に行った話~

☆Mステ「ウルトラ SUPER LIVE 2019」で三浦大知圧巻のパフォーマンス☆ いや、三浦大知っすっげーっす!! 金曜日、Mステ「ウルトラ SUPER LIVE 2019」で10分ノンストップライブ観ましたけど、相変わらずの異世界のクオリティのダンスと歌。 あんだけ汗だくに…

今週末は、久々にDJします♪~HOUSE MUSICとボク~

HOUSE、TECHNO、JAZZが好きで、20代の頃からちょこちょこDJやってます。 10年前に関東から愛媛に引っ越して、子供も生まれたので以前のように毎週クラブ行ったりDJしたりはできないですが、それでも細々クラブ活動しております。 特に四国が誇る超アングラ小…

【本】宮下奈都『太陽のパスタ、豆のスープ』~どこまでも優しくて美味しそうな、喪失と再生の物語~

1、作品の概要 2010年1月に刊行された、宮下奈都3作目の長編小説。 「青春と読書」に2008/6~2009年に連載。 2、あらすじ 結婚式直前に婚約者の譲から、突然婚約解消を言い渡されてしまった明日羽。 叔母の六花より「ドリフターズリスト」なるやりたいことリ…

【映画】『アリー/スター誕生』

1、作品の概要 ブラッドリー・クーパー監督による恋愛映画。 2018年に公開された。 1937年に公開されてから3度目のリメイク作品。 主演は、ブラッドリー・クーパーとレディ・ガガ。 映画のサントラも好評で、全英・全米ともに1位を記録した。 アリー/ スター…

【漫画】大爆笑の育児漫画!! 東村アキコ「ママはテンパリスト」

今日は、大爆笑の育児エッセイ漫画、東村アキコ「ママはテンパリスト」の紹介です。 東村アキコは最近では、「偽装不倫」がドラマ化したのが記憶に新しいですね。 僕はあまりドラマは観ませんが、話題になってました(^O^) 他にも、「海月姫」「主に泣いてま…

【音楽】AMY WINEHOUSE~ソウルフルでジャジーな女性シンガー~

☆エイミー・ワインハウスと僕☆ 初めて、彼女の歌声を聴いた時、頭をぶん殴られたような強い衝撃を受けました。 現代の音楽シーンではとんと見かけないようなソウルフルな女性シンガー「エイミー・ワインハウス」 「REHAB」は音も昔のビッグバンドというか、…

【雑記・お題】渋谷スクランブル交差点で正拳突き、紅に染まったこの俺が、限りなく透明に近かった、色褪せたいつかのメリークリスマス。

今週のお題「クリスマス」 クリスマスですか。 そうですか。 ああ。 皆様に誇れるような。 ドヤ顔しながらブログで語るような。 ロマンチックでスイートなストーリーが・・・。 僕の中にもひとつぐらいあるだろうと、記憶を掘り起こしてみたけど・・・。 全…

【サッカー】クラブワールドカップ決勝!!リヴァプールVSフラメンゴ

☆クラブワールドカップ☆ 昨日の深夜、サッカーで世界一のクラブチームを決めるクラブワールドカップの決勝戦がありました。 昔、トヨタカップの名目で南米と欧州の代表が対戦していた大会が、ここ数年はグレードアップして、各大陸の代表が総当たりする大会…

【本】村上春樹『中国行きのスロウ・ボート』

1、作品の概要 村上春樹初の短編小説集。 1980年~82年に掲載された7編の短編小説が、1983年に刊行されたもの。 時期的には、「羊をめぐる冒険」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の間に刊行された。 hiro0706chang.hatenablog.com 2、あら…

【雑記】聖地巡礼~神社とパワースポットを巡る旅~

①神社と私~色彩を持たないヒロと彼の巡礼の年~ カーサ・ブルータスのひとつ前の号で、日本の聖地100の特集をやってました。 カーサブルータス好きで、毎月ではないですが、自分が気になるテーマの時は買ってます。 建築や、アートも興味あります♪ 40代に入…

【本】辻村深月『ツナグ』~逃れられない喪失と向き合う~

1、作品の概要 2010年に刊行された辻村深月の連作長編小説。 依頼者を、死んだ人間に一度だけ会わせることができる能力を持つ使者(ツナグ)をめぐる物語。 第32回吉川英治新人賞受賞作。 2012年に映画化した。 続編『ツナグー想い人の心得ーも出ている。 2…

【お題:すごいニオイ】匂いと記憶について

お題の「すごいニオイ」で、ニオイに関するエピソードを募集していたので、匂いと記憶等、匂いについて書いてみます。 1、匂いと記憶の結びつき 人間の五感は、視覚、味覚、嗅覚、触覚、聴覚とあります。 第六感・シックスセンスなんてものも言われますが、…

【映画】『ボヘミアン・ラプソディ』~魂が震えるほどのアツイグルーヴ~

去年観た映画の中で、一番良かった映画『ボヘミアン・ラプソディ』の紹介をします!! めっちゃ感動して、魂が震えました!! ボヘミアン・ラプソディ (字幕版) 発売日: 2019/04/17 メディア: Prime Video 予告映像を観た時から、コレは絶対に映画館で観たい…

村上春樹×佐々木マキ『羊男のクリスマス』~不思議でほっこりする絵本~

もうすぐクリスマスですね~。 毎年、子供たちのプレゼント希望が2転3転して、振り回される季節がやってきましたよ(^_^;) 今日は、クリスマスにピッタリなこの絵本を紹介します 村上春樹の『羊男のクリスマス』です♪ 『羊をめぐる冒険』で出てきた、あのヘ…

【漫画】古谷実『ヒミズ』~絶望的な運命から逃れられず、転落していく物語~

今日は、漫画の紹介です。 『稲中卓球部』で有名な、古谷実の『ヒミズ』です。 中学生の男子が主人公の物語です。 最後、卒業するので15歳かな? この漫画のことを書こうと思ったのは、中村文則「悪意の手記」の感想を書いていた時にこのの作品がオーバーラ…

好きです、marimekko☆

marimekko好きです♪ 愛媛にもショップがひとつあります。 男性なので、バッグとか、小物系は使いづらいですが、インテリアのデザインには北欧っぽいかわいいテイストがあって好きです(^-^) ☆我が家のmarimekko☆ 家のリビングに、ファブリックをパネルに貼っ…

中村文則『土の中の子供』~生きることを強く願う傷ついた魂の物語~

1、作品の概要 中村文則の4作目の小説で、2005年に刊行されて芥川賞を受賞した。 強烈な被虐体験が話題になった。 土の中の子供 (新潮文庫) 作者:中村 文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/12/21 メディア: 文庫 2、あらすじ 27歳のタクシードライバ…

【音楽】King Gnu・ロック+ファンク+ソウル+ヒップホップ+クラシック=グルーヴィーでメロディアスな最高の音楽!!

皆さん、King Gnuってご存知ですか? King Gnuは日本のバンドで、僕は最近聴き始めたのですが、めっちゃカッコよくてハマってます!! ♪バンドの経歴♪ 2015年、常田大希を中心にSrv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)という名前で活動を開始しました。その後、201…

【本】宮下奈都『羊と鋼の森』~深い森に誘われる物語~

1、作品の概要 2015年に刊行された宮下奈都の小説。 キノベス2016の1位に選ばれ、翌年本屋大賞に選ばれる。 2018年、山崎賢人主演で映画化された。 2、あらすじ 主人公の 外村は高校生の時に調律師の板鳥に出会い、調律師を目指すことを決意する。 ピアノを…

【お出かけ】ある晴れた秋の日曜日に蛸を買いに行く話

日曜日に、八幡浜にある「みなっと」に行ってきました。 天気もいいし、久々にどこかに出かけようという話になり、海鮮バーベキューや、市場での新鮮な魚介類を楽しめる「みなっと」に行くことになりました。 天気も良く、青空は澄み渡っていました。 高速で…

【サッカー】久保建英カンプ・ノウへの帰還!!

☆久保建英とバルサの関係☆ 今日は、朝からDAZNでサッカー観てました。 スペインリーグ「ラ・リーガ」バルセロナ対マジョルカの試合です。 なんと、弱冠18歳(高校3年生)で日本代表。 強豪レアルマドリー所属で現在はマジョルカに移籍中です。 hiro0706chang…

祝☆ブログ開設1ヶ月☆

1、ブログを1ヶ月続けてみて 11月7日にブログ開設して、1ヶ月が経ちました。 開設当初の目標として、最初の1ヶ月は毎日更新。 1ヶ月のアクセス数1000アクセスを目標にしていましたが、両方とも達成することができました!! 読者登録も90を超えました。 こ…

村上龍『限りなく透明に近いブルー』

1、作品の概要 1976年に刊行された村上龍のデビュー作。 群像新人文学賞、芥川賞受賞。 村上龍が脚本で映画かもしている。 『限りなく透明に近いブルー』になる前のタイトルは『○○○○○にバターを』あまりに卑猥なので伏字。 新装版 限りなく透明に近いブルー …

藤原新也『なにも願わない手を合わせる』

藤原新也は写真とエッセイを組み合わせた独特の作品を出されている写真家、小説家です。 インドを中心に、死生観をテーマに撮った写真集『メメントモリ』が有名です。 この作品の中で、「人間は、犬に食われるくらい自由だ」という文章と、人間の死体が犬に…

【音楽】NIRVANA

今日は、音楽ネタでアメリカのロックバンド「NIRVANA(ニルヴァーナ)」の紹介です。 NIRVANAは3ピースのロックバンドで、ボーカル&ギターのカート・コバーン、ベースのクリス・ノヴォセリック、ドラムのデイヴ・グロールがメンバーです。 バンド名の「NIRV…

村上春樹『羊をめぐる冒険』

1、作品の概要 村上春樹の第3作目の長編作品です。 『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』の「僕」と「鼠」の物語。 初めて書いた文庫本で上下巻になる「長い長編作品」で、それまでジャズバーを経営しながら小説を書いていましたが、店を人に譲り専業作家…

江國香織『犬とハモニカ』

1、作品の概要 2012年に刊行された、6篇からなる短編集です。川端康成文学賞を受賞しています。 「おそ夏のゆうぐれ」は元々チョコレートを買って応募したらもらえる小冊子用の短編。 「夕顔」は6人の作家が源氏物語の現代語訳を「新潮」の企画でかいたもの…

村上春樹について語ります~その四~

時系列順に、村上春樹の長編作品を中心にザックリ語るこの企画。 前回は『スプートニクの恋人』まで紹介しました。 hiro0706chang.hatenablog.com hiro0706chang.hatenablog.com hiro0706chang.hatenablog.com ☆神の子どもたちはみな踊る☆ 『スプートニクの…