中村文則
1、作品の概要 『私の消滅』は、中村文則の長編小説。 2016年6月に刊行された。 2019年7月に文庫化されている。 『文學界』2016年6月号に掲載された。 第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。 単行本で166ページ。 ある精神科医の倒錯し…
1、作品の概要 『あなたが消えた夜に』は中村文則の長編小説。 2015年5月に単行本が刊行され、2018年11月に文庫が刊行された。 毎日新聞2014年1月4日~11月29日に連載された。 単行本で431ページ。 警察を主人公に描いた初めての作品。 連続通り魔殺人事件の…
☆名刺代わりの作家10選!!って、タイトルでめっちゃネタバレしとるやんけ!!☆ ひさびさに本ネタ行きます。 ってか、最近はサッカーEURO2024に首ったけであまり読書できてなかったりします。 タイトルが本棚なのにどういうこっちゃ(笑) ちなみに今読んで…
1、作品の概要 『教団X』は中村文則の長編小説。 2014年12月に刊行された。 中村文則にとって15冊目に刊行された作品。 単行本で567ページ。 第一部が『すばる』2012年5月~6月号に、第二部が2013年8月~9月号に連載された。 謎の教団「X」をめぐり、翻弄さ…
☆大好きな作家・中村文則について☆ 以前、書いた記事のリライトですが、僕の大好きな作家・中村文則についての紹介と、感想のまとめを書いてみたいと思います!! 中村文則は1977年9月2日生まれで現在46歳。 ちなみに僕と同い年です。 愛知県東海市出身で、2…
1、作品の概要 『列』は中村文則の中編小説。 2023年10月5日に刊行された。 群像2023年9月号に掲載された。 152ページ。 列に並ぶことを通して、相対的にしか感じられない現代社会における幸福を描いた。 2、あらすじ 「私」は気付いた時から列に並んでいて…
☆今週のお題「読みたい本」☆ はいはい、おこんばんは~。 月曜日の夜ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 日曜日のサザエさんシンドロームもなんのその。 今日も愉快に過ごしております。 くんわっくっく。 さてさて、はてなブログさんの今週のお題は…
1、作品の概要 『去年の冬、きみと別れ』は中村文則の長編小説。 書き下ろしで、2013年に幻冬舎から刊行された。 2014年本屋大賞候補。 2018年に岩田剛典主演で映画化された。 フリーライターの「僕」がある猟奇殺人事件の取材をするうちにその狂気のうちに…
1、作品の概要 『A』は2014年に刊行された中村文則の短編小説集。 2007年~2014年に発表された全13篇の短編小説からなる。 中村文則にとって2冊目の短編小説集で、シリアスで陰鬱な話から、シュールでユニークなものまで様々な種類のエピソードが描かれてい…
☆僕の大好きな作家・中村文則パイセンが作家20周年でめでたい!!☆ 2022年7月26日に刊行された、作家・中村文則の対談集です。 33名と対談した36本の対談集。 計448ページの超絶ボリューム!! 「映画・音楽」「文学Ⅰ」「社会問題・テクノロジー」「文学Ⅱ」…
1、作品の概要 『惑いの森』は、2012年に刊行された中村文則のショートショート集。 自身初のショートショートになり、全50編からなる。 WEB文芸誌『マトログッソ』2010年11月~2011年12月掲載+書き下ろし。 イラストを松倉香子が手がけた。 2、あらすじ 特…
☆大好きな作家・中村文則が作家デビュー20周年!!めでたい!!☆ はい、ってなわけで中村文則がデビュー20周年とのことです!! めでてぇ!! 今日は芥川賞・直木賞の発表ですが、そんなの関係ねぇとばかりに中村文則ネタ。 重大事件が起こった日も他局が特…
1、作品の概要 2012年に刊行された中村文則の長編小説。 『新潮』2012年1月号に掲載された。 特異な迷宮事件に引き込まれていく男と、事件の唯一の生存者である美しい女性との危うげな繋がりを描いた。 2、あらすじ 過去に母親から捨てられて、中学生まで自…
1、作品の概要 2011年に刊行された中村文則の長編小説。 彼の10冊目の作品。 『掏摸』の姉妹編。 『文藝』の2011年夏号に掲載された。 『掏摸』でも登場した木崎と対峙しながら、運命に翻弄される1人の女性を描いた。 2、あらすじ 施設で育ったユリカは、難…
1、作品の概要 2010年に刊行された中村文則の書き下ろし長編小説。 彼の9作目の作品になり、最長の作品になった。 英訳版がウォール・ストリート・ジャーナルの2013年のベストミステリーの10作に選ばれる。 2018年に玉木宏主演で映画化された。 2、あらすじ …
1、作品の概要 2021年5月7日に刊行された中村文則の長編小説。 朝日新聞に2019年10月1日から2020年7月31日まで連載された。 占い師、ディーラーと2つの顔を持つ主人公が、カードに運命を翻弄されていく。 2、あらすじ 実の父を知らず、母親から虐待されてい…
1、作品の概要 2009年10月に刊行された中村文則の長編小説。 短編集も合わせて、彼の8作目の作品。 天才スリ師の主人公が闇社会で巨大な力を持つ木崎に運命を翻弄されるサスペンス要素を盛り込んだ物語。 第4回大江健三郎賞受賞。 同作の英訳『The Thief』が…
1、作品の概要 中村文則の7作目の単行本にして、初めての短編集。 5作の短編からなる。 『世界の果て』は5編からなる、連作短編になっている。 2、あらすじ 1、月の下の子供 親に捨てられて、施設で育った「僕」は幽霊の存在を感じながら育つ。 異常な性欲を…
1、作品の概要 2020年4月刊行。 新聞で連載されていた作品を単行本化した。 2、あらすじ 第2次世界大戦時に、敵味方問わずに多大な影響を与えた「熱狂」と呼ばれる伝説のトランペット・・・。 偶然その楽器を手に入れてしまったジャーナリストの山峰は、謎の…
1、作品の概要 2009年に刊行された、中村文則6作目の小説。 主人公は刑務官で、拘置所で収容者たちの世話をする仕事をしている。 自らの心の不安定さと向き合いながら、夫婦を刺殺した未決囚・山井を担当し、徐々にお互い心を開くようになっていく。 2、あら…
1、作品の概要 中村文則5作目の長編作品。 土の中の子供から1年以上のブランクが空いて、2007年に刊行された作品。 芥川賞受賞後に発表された作品となった。 2014年に柳楽優弥主演で映画化された。 2、あらすじ 主人公の「私」が散歩から帰ると、いつも呼ん…
1、作品の概要 中村文則の4作目の小説で、2005年に刊行されて芥川賞を受賞した。 強烈な被虐体験が話題になった。 土の中の子供 (新潮文庫) 作者:中村 文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/12/21 メディア: 文庫 2、あらすじ 27歳のタクシードライバ…
1、作品の概要 中村文則の3作目の長編。 作者自ら「最もマニアックな長編」と言っている初期の傑作のひとつだと思います。 悪意の手記 (新潮文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/01/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (14件) …
中村 文則の第2作『遮光』の書評です。 この小説を簡単に言ってしまうと。 暗い。 とにかく暗い。 そして、狂ってる。 以上。 みたいな小説です(笑) いや、大好きなんですけどね♪ 遮光 (新潮文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/1…
こんばんは☆ 今日は、中村 文則のデビュー作『銃』についての書評を書こうと思います。 銃 (河出文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2012/07/05 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (9件) を見る 『銃』…
こんにちは☆ 初投稿ですが、まず僕が大好きな小説家・中村文則さんの紹介をしたいと思います!! 中村文則さんは、2002年に『銃』でデビューした小説家で、この作品で新潮新人賞を受賞し、2作目の『遮光』で野間文芸新人賞、3作目の『土の中の子供』で芥川賞…