平野啓一郎
1、作品の概要 『富士山』は平野啓一郎の短編小説集。 2024年10月17日に新潮社より刊行された。 『富士山』『息吹』『鏡と自画像』『手先が器用』『ストレス・リレー』5編からなる。 単行本で184ページ。 2、あらすじ ①『富士山』 40歳で独身の加奈はマッチ…
☆三島由紀夫を彷彿させるような美麗な文章で綴られる現代的純文学の申し子・平野啓一郎☆ なんか長ったらしく仰々しい紹介ですが、平野啓一郎へのリスペクトが伝わってくると思います(笑) 豊富な語彙で紡がれる耽美的で美麗な文章は現代作家随一なのではと…
☆名刺代わりの作家10選!!って、タイトルでめっちゃネタバレしとるやんけ!!☆ ひさびさに本ネタ行きます。 ってか、最近はサッカーEURO2024に首ったけであまり読書できてなかったりします。 タイトルが本棚なのにどういうこっちゃ(笑) ちなみに今読んで…
1、作品の概要 『日蝕』は平野啓一郎の長編小説。 彼のデビュー作。 『新潮』1998年8月号に掲載され、同年10月に刊行された。 第120回芥川賞を当時の最年少(23歳)で受賞し、話題となった。 15世紀末のフランスを舞台に神学僧の異端との遭遇を描いた。 2、…
1、作品の概要 『高瀬川』は、2003年に刊行された平野啓一郎の短編集。 『清水』『高瀬川』『追憶』『氷塊』の4篇からなる。 初期のロマンティック3部作『日蝕』『一月物語』『葬送』に続く第2期「短篇・実験期」の第1作となった作品で、デビュー以来初めて…
☆今週のお題「最近おもしろかった本」☆ さーって、今週のお題は『最近おもしろかった本』ですね。 ヒロの本棚とかタイトルをつけている当ブログからすると願ったり叶ったりなお題じゃありませんか!! ここは水を得たFISHのごとくすらすらと本の紹介やら書い…
1、作品の概要 『顔のない裸体たち』は、平野啓一郎の中編小説。 『新潮』の20005年12月号に掲載され、2006年3月に刊行された。 野外露出を撮影するという異常な性癖を持つ男女をルポタージュのような形で描いた。 2、あらすじ 半年ほど前にあったセンセーシ…
1、作品の概要 『透明な迷宮』は平野啓一郎の短編小説。 2014年に刊行された。 全6篇からなる。 表題の『透明な迷宮』をはじめ、どこか官能的で陰鬱な物語が収録されている。 2、あらすじ ①消えた蜜蜂(『早稲田文学』2014年秋号) 山陰地方のとある村で暮ら…
1、作品の概要 平野啓一郎による長編小説。 2012年に講談社より刊行された。 漫画雑誌「週刊モーニング」に2011年40号~2012年39号まで連載された。 2022年6月25日よりNHKの土曜ドラマにて全5回で放送される。 柄本佑、鈴木杏、阿部サダヲらが出演。 3年前に…
1、作品の概要 2016年4月に刊行された、平野啓一郎の長編小説。 2015年3月から2016年1月まで毎日新聞で連載された。 第2回渡辺淳一文学賞受賞。 天才ギタリストの蒔野と、海外で活躍するジャーナリストの洋子の恋を描いた恋愛小説。 2019年11月に福山雅治、…
1、作品の概要 2018年6月の『文學界』に掲載され、同年刊行された長編小説。 事故死した夫が全くの別人だった事件を通して、「愛とは何か?」を問うた作品。 2、あらすじ 次男の病死を契機に夫と別れて、長男と2人で郷里の宮崎県に戻った里枝は林業に携わる…
1、作品の概要 平野啓一郎の最新長編小説。 朝日新聞で連載され、2021年5月26日に刊行された。 『マチネの終わりに』『ある男』に続き、愛と分人主義をテーマに描かれた。 2、あらすじ 母親を亡くした朔也は、仮想空間のVF(ヴァーチャル・フィギュア)の作…