☆今週のお題「最近おもしろかった本」☆
さーって、今週のお題は『最近おもしろかった本』ですね。
ヒロの本棚とかタイトルをつけている当ブログからすると願ったり叶ったりなお題じゃありませんか!!
ここは水を得たFISHのごとくすらすらと本の紹介やら書いてみせますぜ!!
ちなみに画像は、バーで1人でバラライカを啜りながら太宰治『人間失格』を読んでいるところでございます。
このあと飲みすぎて記憶消失で自宅のトイレ前で激しく嘔吐し、リアルに人間失格した僕ですが何か?
小説の主人公に感情移入しすぎるのも考えものですなぁ。
☆とりあえず9月に読んだ本を紹介してみる☆
9月に読んだ本の紹介です。
9月は、僕にしては多めの8冊の本を読んでいました。
なんかまるで読書家みたいやなぁ。
まぁ、読んだ量よりどれだけ深く読めたかに重きを置いておりますが。
○田口ランディ『逆さに吊るされた男』
○又吉直樹『火花』
○平野啓一郎『透明な迷宮』
○平野啓一郎『顔のない裸体たち』
○西加奈子『まく子』
○今村夏子『むらさきのスカートの女』
以前は、ビジネス書や自己啓発本もたくさん読んでいたのですが、最近はなんとなく小説モードですねぇ。
この中で、最も印象的で面白かったのは平野啓一郎『顔のない裸体たち』でした。
だいぶR-18な内容でしたが、斬新な内容で「実に興味深い」って福山雅治のモノマネで言うぐらいに興味深かったです。
☆大して読書家でもない僕が本の感想を書き続ける理由☆
はっきり言って、ブログで本の感想を書くことによって読書の時間が削られて、読む量は減っていると思います。
ブログの記事の中で、本の感想を書くときに費やす時間は他の記事と比べて圧倒的に長く、思い入れがあればあるほどその時間も長くなっていきます。
あれ?ブログで本の感想書いてなければもっとたくさん読めるんじゃね?
本末転倒じゃね?
って思ったこともありました。
ただ、読む量は減っても質の面では圧倒的にブログ本の感想を書き出してからのほうが向上しました。
映画などの感想でも言えることですが、アウトプットしようとすることで作品への向き合い方と、その作品から何を自分が受け取ったかの考察の深度が変化し、より自分なりの尺度で作品を深くインプットできるようになったと思います。
まぁ、別にそんなことしなくても感覚的にいいとか悪いとか言ってればいいじゃんって意見にも賛成なのですが、アウトプットすることを前提に触れる作品との密な関係。
自分自身の感覚の変化が病みつきになってきています。
そのことが僕が今ブログを続けている最大のモチベーションになっています。
読んだ本をアウトプットすることで、より深くその本の情報をインプットすることができる。
それまで感覚で終わっていた自分自身の感情を言語化しアウトプットすることで、より深くその作品を理解していく。
それはひとつの訓練のようで、アウトプットすることを念頭に置いて作品に触れることでインプットの精度も格段に上がっていると思います。
まぁ、趣味なんだからそんなにストイックになることはないと思うのですが、僕にとってブログを書く事は知的マーシャルアーツとも言うべき鍛錬の場になっています。
たまにお笑い雑記を書いて息抜きもしていますが(笑)
そんなわけで、これからも僕が読んで感銘を受けた本をどんどん紹介していきたいです!!
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