ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【雑記】世界の中心でラーメン愛を叫ぶ。

☆ワイのラーメン遍歴☆

 

ってなわけで、今回はラーメンについての雑記です。

いや、最近やたらラーメンが食いたくて、今日なんか朝からラーメン食っちゃって胃がもたれてもてれてしょーがないっつー感じですが寒い時期はやっぱりラーメンに限りますよね!!

しかも、にんにくは消炎作用があるんでとんこつラーメン食ってにんにくぶち込みまくったら風邪なんでひきませんよ!!

すごいぜラーメン!!

やったぜラーメン!!

 

カレーライスと並んで日本人が大好きな食べ物ですよね。

ラーメン嫌いな人とかあんまり会ったことないですしね~。

「あの麺とスープが絡み合った感じが大嫌いなんだよ!!しかもチャーシューなんかのってたら最悪だよ!!吐き気がする!!」

聞いたことないな~(笑)

逆にこんだけのラーメン嫌いな人がいたら会ってみたいですねぇ。

 

そんな日本国民みんな大好きなラーメンですが、僕は子供の頃から家で食べるインスタントラーメンぐらいしか食べたことはありませんでした。

大学で家を出るまでほぼ20年程は所謂ラーメン氷河期を過ごしていたように思います。

世の中にどれだけの素晴らしいラーメンを知らずに過ごしていたのか・・・。

別に家で食べるインスタントラーメンを否定するつもりはありませんし、あれはあれで美味しいのですが、ピカソシャガールの絵を知らずに素人の絵で満足してしまっているような視野の狭さと残念な感じがありました。

 

それだけに中学の時に友達の家に泊まりに行って、夜中に食べに行ったラーメンの味は蠱惑的で何か禁断の味がしました。

深夜のラーメン・・・。

アダムとイヴを蛇が誘惑してリンゴを食べさせたように・・・。

いつだって禁断の果実は蠱惑的でどこまでも甘美な味がするものなのです。

 

昔、大学の現代国語のセンセイの授業がめっちゃ面白かったのですが、『ひかりごけ』の話から「食べてはいけないとされる禁断のモノはとても甘美で美味しい」という話がありました。

人肉しかりですが、ジャングルの奥地で禁忌とされる果物はとても甘美で美味だったそうです。

エグいですが、近親相姦なども甘美だから故に禁じられているとのこと・・・。

いや、この現代国語の授業は変わってて面白かったですねー。 

 

閑話休題

ラーメンの話ですね。

食べたらゼッタイに太ることがわかっているけど、飲み会後の〆のラーメンは愉悦の味がしますよね。

どこまでも落ちていく・・・。

真っ逆さまに落ちてデザイア・・・。

中森明菜もビックリです

 

そんな家庭のインスタントラーメン(ちなみにウチは金ちゃんラーメンでした)と、たまに食べるカップラーメンしか知らなかった僕。

しかも、うちの両親は比較的食べるものにうるさく外食や、インスタント食品はほとんど食べさせてもらえませんでした。

正にラーメン冬の時代でした。

しかし、転機が訪れます。

それはまさにラーメンルネサンスとも言うべき歴史的転換点でした。

 

 

☆ラーメンパラダイムシフト インザ 横浜☆

 

何やかんやあって横浜の大学に行くことになり、戸塚区に住むことになったヒロ青年。

そこで僕は運命的とも言うべき邂逅を果たします。

それは、僕のその後のラーメン人生を左右したといっても過言ではないほどの衝撃的な出会いでした。

 

村上春樹的に言うと、「19歳の春にヒロは生まれて初めてラーメンと恋に落ちた。
広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。
それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした」みたいな感じですね。

スプートニクかっ!!

やれやれ。。

 

僕が運命的な出会いを果たしたのは、家系ラーメンの六角家です!!

家系ラーメンを初めて食べた時の衝撃は文章で語り尽くせません。

スキマスイッチの「奏」みたいな気持ちになりました。

君(六角家)が僕の前に現れた日から、何もかも(ほかの食べ物)が違く(不味く)みえたんだ、朝(塩ラーメン)も光(味噌ラーメン)も涙(パイタンラーメン)も歌う声(インスタントラーメン)も、君が輝きをくれたんだ、抑えきれない思い(家系最高!!)をこの声に乗せて♪」

家系ラーメン最強です!!

溢れかえる愛を僕は叫びたい!!

すきじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

くどい文章だな!!

いや、ラーメンも油ギトギトでクドかったですよ!!

でも、なんだろう細胞に染み入っていく豚のアブラdeアダブカタブラ・・・。

ザッツ家系ラーメンマジック!!

ちなみに家系ラーメンとは吉村家を源流とする濃厚なトンコツラーメン屋のことで、○○家の屋号を掲げています。

 

パリパリの海苔と、ゆでたほうれん草にチャーシュー。

トッピングの味付け玉子の中身はトロリ半熟。

太めの麺に濃厚なトンコツスープが絡み合う・・・。

ああ、もうヨダレがヤバイ(^-^;

 

tabelog.com

 

六角家の本店は経営が傾いてヤバそうですが頑張って欲しいですね!!

 

 

 

☆世界の終わりとハートボイルドラーメンランド☆

 

 それから家系ラーメンの店を食べ歩きました。

横浜駅近くの吉村家も好きでしたね!!

余裕で30分とか待ってましたよ。

 

とんこつと言えば、二郎も初めて食べた時はかなりの衝撃を受けました!!

うどんみたいな太麺。

ヤケクソみたいに入ってる野菜と脂。

あれは、ラーメンではなくて「二郎」という別の食べ物ですよね(笑)

家系ほどはハマらなかったので、たまーに食べている感じでした。

 

 しかし、そんなラーメンとの蜜月を過ごしていた僕でしたが、神奈川を離れることになり、愛媛県松山市に移り住む(いわゆるJターン)ことになりました。

松山はとてもいいところだったのですが、当時は家系ラーメンの店は一店舗もなく豚骨も博多風などの店が多く、僕の心を奪う強烈なラーメンに出会うことはありませんでした。

 

どこか心の空白を抱えながら過ごす日々。

目を閉じると、今にも目の前に脂ギトギトの家系ラーメンが浮かんできそうです。

でも、もう食べることができない・・・。

悲しみに打ちひしがれていた僕でしたが、ここ数年で松山に家系ラーメン、二郎インスパイアの店が次々とオープンしたのです!!

これぞラーメンレヴォリューション!!

ここ松山の地はラーメン戦国時代に突入したと言っても過言ではないでしょう!!

 

 

 

家系ラーメン

 

○横浜家系ラーメン 一門家 大街道店

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○横浜家系ラーメン 一門家 フジグラン重信店

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○横浜家系ラーメン 黒帯

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○横浜家系ラーメン 佐武家

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なんと、4店舗も!!

武家は最近オープンしてまだ行ってないので、近日中に行ってみようと思います!!

 

 

 

 

二郎インスパイア

 

○豚麺アジト

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 ○周旋人

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○豚もと

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○夢を語れ 松山

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二郎インスパイアも4店舗!!

「夢を語れ」は全国出店を目指しているみたいですね

 

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先日行ってきました!!


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暴力的な量のチャーシュー!!


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漢なら残さず食わねば!!

 

 

地元・松山のラーメンが盛り上がってくれて嬉しいです!!

これから寒くなってラーメン食べたくなることが増えると思うのでガッツリ楽しみたいですね!!

 

 

 

 

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【写真】彼岸花に涅槃を感じたある秋の1日。

☆夏から秋の写真、空とか花とか撮ってます☆

 

久々の写真ブログです♪

ってか、ブログ自体が久々ですが(^-^;

前回は、椿を撮りました。

 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

写真を始めると、花の名前に詳しくなって、花の咲く時期に敏感になる気がします。

 

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どっかの空と海。

息子たちと釣りに行った時にパシャリ☆

 



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向日葵。

夏の花ですね♪

あいにくの曇天でしたが(^-^;

 

 


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苔がいっぱい生えているカフェ。

苔むしろ。

想像以上に素敵な空間。

マイナスイオンが出まくり♪

 



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そのへんの川とか山とか。

愛媛の自然、サイコーです☆

 

 


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彼岸花が好きです。

毒々しくて、繊細で・・・。

涅槃を感じます。

 

 


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山とか空とか。

秋の空は高いですね。

 


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コスモス。

まだ満開じゃないけど。

素朴だけど、可憐で好きな花です。

今年もコスモスが咲く季節が来ましたね。

 

 


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緑が綺麗でした。

レタッチでイジリ過ぎてしまった(^-^;

コーヒーにミルクと砂糖を入れすぎた感じです。

 

 

写真も本当にまだまだで、感覚で撮っているので全然アカンですが上手に撮れるようになりたいっす。

これからはコスモスが満開になって、秋バラも綺麗だし、紅葉も楽しみですね♪

楽しみながら写真のスキルもアップできれば良いなと思います。

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猫がやってくる!!ヤア!!ヤア!!ニャア!!

2XXX年9月・・・。

 

 

 

世界は核の炎に包まれ、暴力が支配する世界が・・・。

 

 

 

じゃなくて(笑)

 

 

 

 

世紀末救世主伝説ではなく・・・。

 

 

 

我が家に革命的な出来事が起こりました・・・。

 

 

 

 

な、な、な、なんと!!!!!!!!!!

 

 

 

 

猫を飼い始めたのです!!

 

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って、そんなタイトル見りゃわかりますよね(^-^;

大したことないことをいかに大げさに言うかが僕のライフワークですよ!!

くだらない人生ですみません!!

生まれてきてすみません!!

 

基本的に僕は動物はそんなに好きじゃないし、妻もパートですが働きに出ているので、猫や犬のような動物を飼うのは難しいと思っていました。

父も母も動物がそんなに好きではなかったし、子供の頃から飼ったことがあるのは何故か鳥類ばかりでしたよ(^-^;

インコに、チャボに、アヒル・・・。

ん、アヒル

 

ヒルに関してはこれだけで一つの記事になるぐらいの話がありますね。

『STAND BY ME ドラえもん』ぐらい泣ける話になりますよ!!

そりゃ全米も泣きます。

秦基博も主題歌を書き下ろして紅白出るぐらいヤバイですよ!!


秦 基博 - 「ひまわりの約束」 Music Video

 

話は逸れましたが、家であまり動物を飼ったりしたことがなくあまり動物は好きでなかった僕ですが、長男の熱意に負けついに猫を飼うことになりました。

まー、猫猫猫猫しつこかった。

四六時中、猫の素晴らしさを訴え続け、時には涙ながらに猫への愛を訴え続ける長男のソウルに根負けしましたよ。

ウルトラソウルですよ!!ウェイ!!

脳みそが猫になりそうでした。

 

前々から思っていたのですが、どうせ犬や猫を飼うなら保護施設や、保健所で殺されそうになっている子達を引き取るようにしようと思っていました。

品種などにこだわりがあるわけでもないですし、どうせなら困った状況にある子達を飼ったほうが良いですよね(^-^;

 

そんなわけで、愛媛県にある認定NPO法人「えひめイヌ・ネコの会」さんに連絡して条件に合う猫を探しました。

こちらの団体は遺棄や、多頭飼い崩壊などで飼えなくなってしまった動物を引き取って里親を探す団体です。

 

ehimeinuneko.chu.jp

 

おそらく全国的にもこのようなNPO法人があるのではないかと思いますが、様々な理由で飼えなくなってしまった犬や猫たちを保護して、里親を見つける団体のようです。

核家族化が進み、結婚や、出産なども減っていき独居世帯が増えていくと思いますがそのような世帯で飼われるペット達は飼い続けることが難しい状況に陥り、放置される状況が増えていくと思います。

 

そのような苦境に陥ったペット達を保護して里親とのマッチングをしてくださるイヌネコの会ですが、ブログで保護した犬猫達の情報を公開して、性格や、年齢なども含めて里親が求める条件をすり合わせて、尚且つペットを飼う上でのハウツーまで教えてくれます。

ウチも猫を飼うのは初めてだったので、とても有難かったですね♪

 

やり取りは妻がしてくれましたが、ブログを見て飼いたい猫を選んでイヌネコの会のスタッフさんと話をして、1週間のトライアルを経て飼うようになりました。

トライアル期間があるのも良いですね、猫と里親が幸せに過ごせるようにとの配慮が随所に感じられて良かったです。

これからの世の中にとても必要な有意義な活動だと思います。

 

 

そして、話し合いの末に我が家にやってきてくれた天使ちゃん(´∀`)

夏菜ちゃんでーっす!!

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この子もいわゆる「多頭飼育崩壊」の末に保護された猫とのこと。

多頭飼育崩壊とは・・・。

ペットを自宅など同一ヵ所で最初は適正頭数を飼っていたが、不妊手術など適正な措置を行わないままに無計画に飼った末、飼い主の予想を超えて異常繁殖が繰り返され過剰多頭飼育となり、経済的にも破綻して飼育放棄に近い状態になる現象が各地で起こっている[3][4][5]。現場では、糞尿の垂れ流し、餌不足、病気、餓死共食い害虫ネズミの発生、鳴き声による騒音、悪臭などが発生し、図らずも動物虐待や近隣トラブルとなっているケースも多い。

飼い主の孤独死や病気、行方不明などで問題が深刻化し、近隣住民からの悪臭などの苦情・通報により発覚するケースも多い。動物愛護団体などボランティア組織が発見したり、介入したりするケースもあるが、その後に保護先が確保できずにそのまま放置される場合もある[6]。日本では2016年時点の最新調査で全国で約1800件の多頭飼育による苦情件数が報告されている[7]環境省が2頭以上の飼育に対して複数の住民から苦情を寄せられたケースを、動物愛護担当部局がある115自治体について集計したところ、2016年度で2199件あった。飼育頭数が50以上というケースもあった[8]

独居の高齢者などが多頭飼いして、健康状態の悪化などからトラブルになるケースも多いようですね。

今後は、大きな社会問題になりそうですね。

 

 

さて、一週間のトライアルで我が家にやってきたナツ(夏菜ですが、家族はなっちゃんとか好き勝手に呼んでます。僕はナツって呼んでます)ですが、だいぶ我が家に馴染んできましたね♪

最初は警戒心が強く、餌もあまり食べませんでしたし、どこか怯えている様子が心配でした(^-^;

しかし、徐々に僕と妻、2人の息子に慣れて伸び伸びした様子も見られるようになりました☆

 

ナツはきっと性格が穏やかで飼い易いネコということもあるのでしょうが、思ったより手がかからず家の中も汚れていないので安心です。

いや、猫を飼うとそこらへんに糞尿をして、イタズラしまくって毛も飛び散りまくりだと思っていたので(^-^;

ナツはきちんとトイレで用を足しますし、イタズラなどもしないしいい子です。

 

 

いや、べ別に俺は猫なんて飼いたくないし・・・。

 

 

 

 

しょうがなく飼ってるんだからね!!

 

 

 

 

 

「にゃーん♥」とか甘えて来ても嬉しくないんだから!!猫なで声出しやがって!!

 

 

 

 

で、でも・・・。

 

 

 

 

可愛いじゃねぇか(๑≧౪≦)てへぺろ

 

 

 

 

 

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PCでサッカー観てたら、覗き込みに来ました(^O^)

何してんだよ~、ってな感じでモニターを覗き込んでいて可愛かったです♪

 

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初めて、膝に乗ってきてくれた時は嬉しかったですよ~(;_;)

少しずつ、距離感が縮まっていく感じが良いですね♪

 

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 って、痛ぁぁぁぁーーーーー。

甘噛みですが、まぁまぁ痛いです。。

ナツは噛むの好きなのかなぁ(^-^;

 

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猫じゃらしでジャーーーーンプ!!!!!!!!!!!!!!!

さすがのしなやかで野性的な動きですね☆

 

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欠伸、パネェwwww

 

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シフクの表情♪

 

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 ナメんじゃニャーよ!!

 

 

家族全員がナツに夢中です♪

そして、ナツは家族だって皆認識しています。

ようこそ我が家へ☆

天使みたいに可愛いナツ(^O^)

これからもよろしくねー(๑≧౪≦)てへぺろ

 

【本】中村 文則『世界の果て』~仄昏い夜を彷徨い、やがて果てに辿り着く~

1、作品の概要

 

中村文則の7作目の単行本にして、初めての短編集。

5作の短編からなる。

『世界の果て』は5編からなる、連作短編になっている。

 

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2、あらすじ

 

1、月の下の子供

親に捨てられて、施設で育った「僕」は幽霊の存在を感じながら育つ。

異常な性欲を感じながら女性と交わるが、彼の存在の偏りに彼女たちは離れていってしまう。

火に異常な執着をみせて美しい火が何かを焼き尽くしていく姿を夢想する。

不動産の仕事に就いた「僕」は、異常な家族が焼け死んだ曰くつきの物件に巡り合う。

彼らが残した暗い情念の虜になり、さらに精神の均衡を失っていく。

 

2、ゴミ屋敷

妻を亡くした男が突然眠り続けて昏睡状態になってしまう。

弟はヘルパーを雇い男を家に連れて帰る。

男はある日突然目を覚ますが、ゴミを集め始めて奇怪なオブジェを作り始める。

それは、周辺の住民が危険を感じるほど高く不安定に積み上がっていく。

 

3、戦争日和

動物の交配の仕事をしていた「僕」は黒い服の男から身体の一部が足りない人骨が出た部屋を借りる。

「僕」は脳に電気を流す機械を購入し、幽霊と似て非なる白い粉と邂逅する。

 

 4、夜のざわめき

「僕」は夜の散歩の途中に自分の後ろをつけている存在に気づき、偶然会った知人の女性から誘われて巨大な居酒屋へ足を向ける。

そこは巨大な迷路のような空間で、人々はハメを外して享楽に身を任せていた。

知人の女性とはぐれた「僕」は顔立ちの幼い女に案内されて居酒屋の店内を歩く。

「僕」は自分のドッペルケンガーのような存在を見てから後をつけられるようになった話をして、女は幼少の頃の不幸な出来事を語り合う。

 

5、世界の果て

 (1)「犬を捨てる」

自分の部屋で死んでしまった犬を捨てるために夜の街を彷徨う「僕」。

隣人、死んでしまった子供を埋めている奇妙な夫婦とすれ違い、犬を埋める場所を探し続ける。

民家に侵入し、警察に通報されて職質を受けてしまう。

 「僕」は逃げ出し、あてもなくどこかに向かう。

 

(2)「無用の人」

一枚も世に出たことはないが、絵を描くことに溺れている男。

金が底を尽きかけていたが、働く気もおきず夜を彷徨う。

林の中でホームレスの男と知り合い住処と金を譲り受ける。

しかし、その林は公園建設のために造成されることになっていた。

「私」は失意の中、巨大な黒い亀裂を見る。

 

(3)「高みの世界」

引きこもりの高校生の「ぼく」は、「カミ」の内なる声にしたがって包丁を手に入れる。

偶然見かけた20代の女性の後をつけ、彼女の部屋を盗み見て激しく欲情する。

学校や親にも激しい怒りを感じ、部屋に閉じこもり「カミ」からの声を待ち続けるが・・・。

7月2日、すべてを終わらせるために「ぼく」は包丁を携えて外に出る。

 

(4)「失踪」

3人の男がある旅館に泊まり、その後失踪した事件。

その事件の真相に迫る仕事を依頼されたフリーライターの「私」。

○○樹海の近くのその旅館に泊まった私は女の妖怪の話を聞かされる。

女将と金銭を介して寝た私は、野良犬の導きで森の奥底へと入る。

「私」の正体とは?

 

(5)「犬を握る」

ある種の流れに気持ちよさに消えてしまいそうになる。

けれど、僕はここにいたい。

僕の歪み(犬)と共に。

 

世界の果て (文春文庫)

世界の果て (文春文庫)

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ

中村文則の作品を何作か続けて読んで、ハマりかけていた時に図書館で借りて読みまし 

た。

救いようがなくどこまでも閉じられた世界観。

仄暗い闇の中をどこまでも歩き続けるような、そんな昏い夢を見続けているような物語に深く引き込まれました。

まるで、漱石夢十夜のようなそんな不可思議で、尚且つ深い闇を湛えた作品だと思いました。

 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

 

4、感想・書評

 

1、月の下の子供

 

『土の中の子供』に呼応する作品として描かれた短編。

中村文則も後書きで言ってますが、この作品というか、この短編集自体が初期作品の闇を更に凝縮しているかのようにずっと暗いトーンで描かれています。

夜のシーンと、雨のシーンが多いこと。

単純かもしれませんがそういった部分からも明けない闇の深さが窺えます。 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

この短編の「僕」は『遮光』の主人公にも似ていて虚言癖がありどこか自分の感情を隠しながら生きているようなところがあります。

性欲が強く、女性を自分の「モノ」にしようと道化を演じながらも、実はそれほど真剣味も感じられない。

薄気味の悪さ、嘘を見抜かれて女性たちとの関係は長く続きません。

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

中村作品に多く見られますが、この主人公も両親から見捨てられて施設で育っています。

その時に自分は消え去るべきだったのに、生き残ってしまった。

命を消し去るべき役割を持った者、「幽霊」が役割を怠ったという認識が根底に強く残っています。

 

育児にとって、自己肯定感の醸成が幼児期において最重要課題で、死ぬべきだったのに死ねなかったという存在として世界に放り出された僕は、どのようにして自我を構築していくべきだったのでしょうか?

いつか、終わるべき自分の人生、ある意味死神としての役割を持った幽霊の現出を待ち続ける。

「死にたい」より過酷な「死ぬべき」という観念を持ちながらの生。

 

唯一彼の心を捉えている「美」は火でした。

火は平等に美しく燃やしてくれる。

醜い自分さえも。

 

しかし、彼は大事なものを燃やすことはしませんでした。

それはギリギリの選択だったけれど。

会社の同僚の女性の電話番号を眺めていたことからも、自分が大事に思える存在を燃やしてしまいたいという仄暗い欲求が、ロウソクの火のようにチラチラと燃え盛っていました。

 

死ぬつもりで橋の上から飛び込んだ川の水の底。

母親の胎内の羊水とは違って冷たい水の中で月を見上げて。

彼は生き直したのでしょう。

もう亡霊はみない。

這いずり回って、手にしたものは一握のほのかな希望だったのではないでしょうか?

 

 

2、ゴミ屋敷

 

中村文則自身も、こういうタイプの小説は初めて書いたとあとがきに記していますが、コメディータッチの作品。

 

この作品以降もこういったユーモラスに溢れた作品が登場しますね(笑)

長編ではなかなか書けませんが、中村文則のアナザーサイドが垣間見えて良いですね。

お笑いも好きとのことで、弟とヘルパーの若い女の子のやり取りとかクスリと笑えてしまいます。

 

バベルの塔のように瓦礫を積み上げる彼の鉄屑達は無残にも崩れていきます。

何かの代替行為だったのでしょうか?

天国にハシゴを掛けたかったと書いたらチープなんでしょうけど。

亡くした妻を取り戻しに黄泉比良坂に降りても、天に向かって塔を建てても、最期はカタストロフィが待っているのでしょう。

ウラー。

 

 

3、戦争日和

 

とてもシニカルな作品だと思います。

後に中村文則が政権批判を繰り広げるようになる萌芽を見たような気がしました。

 

本当に行き止まりのような「僕」の生に蠅がたかるようにブンブンとたかりつくように飛び回る黒い服の男と白い粉。

「僕」はもうすでに終わってしまっている人間で、絶望すら彼には生ぬるいのでしょう。

 

不吉で陰鬱な彼の部屋からも空は青く、戦争の予感に満ちています。

 

 4、夜のざわめき

 

ひと夜の奇妙な物語で、読んでいる間中ずっとつげ義春の作品がオーバーラップしていました。

どの作品とは言えませんが夜のザラりとした夢幻の肌触りが似通っていました。

 

この作品を読んで思いましたが、中村文則つげ義春の作品を読み込んでいたのかな?

物語の感触に相通ずるものを感じました。

 

初めて中村文則自身を連想される作家の「N」が登場する作品であり、自身が現実と幻想の狭間を行ったり来たりしながら描いた作品なのだろうと感じました。

夜の散歩とコーヒーと。

すっかりトレードマークですやん。

 

幻想的で奇怪な作品。

夢幻の狭間である居酒屋を通り抜ける話です。

そして、少女は「N」に暗い予言を残します。

押しても押さなくても、結局は同じです。

今からあなたが自分を破壊するみたいに、布団の上でわたしに何かをして破滅したとしても、このまま我慢したとしても、同じです。

・・・その時の音と、あなたがいつか書くかもしれない、複雑な遺書のような文章は、多分、同じものです。いずれにしろ、結局、出口は一つですから。

 

とても、暗示的な内容だと思います。

出口は一つ。

作品を通して、このような暗い呪いを自らに課さなければいけないなんて。

 

「意味がわからないよ。・・・本当に」 

 

5、世界の果て

 (1)「犬を捨てる」

 不協和音を奏でるピアノの音みたいな不穏な物語。

主人公は言動が始終狂ってますし、すれ違う隣人(2の話の主人公)も、子供を埋めている夫婦もそろぞれの歪んだ狂気の物語を生きています。

 

死んだ犬は中村文則自身があとがきでも書いているように歪みの象徴であります。

突然降って湧いたように現れた犬の死体(自らの歪み・狂気・エゴイズム)を捨てようとするけれども、捨てる場所が見つからずに(捨て去ることができずに)夜を彷徨う。

 

明るい街の中では異形の形をした自分が姿を暴かれて、陽の光で灼かれてやがていなくなってしまう。

警官から逃げ出した先に何があるのでしょう?

 

 

(2)「無用の人」

 (1)の主人公が犬を捨てに行くときにすれ違う隣人が(2)の主人公です。

「私」は絵を描くことに固執しながらも、一枚も世に送り出すことができません。

それでいて、日銭を稼ぐこと拒否して誰とも交わらずに厭世的になっています。

そして、絵を描きながら狂っていくことをよしとして、むしろそんな運命を望んでいるようにも思えます。

 

ホームレスの男との出会いは、彼に新しい住居と生活を与えます。

そこには平安ともいうべき心の安寧がありましたが、「私」の新たな居場所を奪う公園建設工事の看板を見つけ、彼の平安は奪われてしまいます。

 

ゴッホの自殺の予兆とも言われる「カラスのいる麦畑」ですが、まるでその光景のよう黒いカラスが飛び交うのを見て、自分の死を予見します。

そのカラスが5つの方向へ飛んでいくのを直線のように思い、この世の真理とも言うべき「黒い亀裂」のように思えてくる。

現実と幻覚が混じり合って何かを超越していくような光景が立ち現れる。

「私」はそこに何かしら啓示のようなものを見たのでしょう。

 

最後の場面で彼は様々な色を混ぜ合わせながら自らの混乱と狂気の中にまっすぐに降りていきます。

やがて、行き止まりにたどり着くまで彼は歩みを止めることはないのでしょう。

 

(3)「高みの世界」

 

『銃』+酒鬼薔薇聖斗のような作品でしょうか。

『銃』の主人公が川原で銃を拾ったように、ぼくは内なる声である「カミ」に導かれて包丁を買います。

 

しかし、導いてくれていたはずの「カミ」の声に見放されて引きこもりの彼は道を見失ってしまいます。

自分を馬鹿にして阻害する学校と社会も、口うるさく鬱陶しい母親も、すべて振り切って「高みの世界」に行きたい。

そのための手段が殺人であり、「カミ」の導きで違う世界に行けるはずだった。

 

けれども、「カミ」から見放されて「ぼく」はけじめをつけるように、一方的に愛欲を募らせていた女性に突然愛を告白し(路上で「セックスしたい」と言う)拒絶され、母親も振り切って何もかもなくして凶行に及びます。

現実感も、覚悟もないまま目に付いた民家の男を包丁で刺します。

『銃』のラストを彷彿とさせます。

残虐な猟奇殺人を行う時の心理は案外このようなぼんやりとした無自覚な状態なのかもしれません。

 

しかし、彼はしくじります。

刺した相手も一命を取り留め、精神病院に入れられてゆるやかに終わっていきます。

自分の自我の核のようなものを無くして、抜け殻のように生きる。

世界の果てのような場所というか、何もない空虚な荒野の場所に彼の精神は行き着いてしまったのでしょう。

 

(4)「失踪」

 

サスペンス調の話ですが、樹海に妖怪に売春に自殺。

短い文章の中に、たっぷりと闇が詰め込まれていますね(笑)

腹ペコな高校生のお弁当ぐらい詰め込まれています。

 

(3)のぼくが恋焦がれる女性とかつて同棲していた「私」。

事情があり顔を変えて逃げていますが、ついに行き止まりに突き当たってしまいます。

何というか救いがない作品ですね。

 

(5)「犬を握る」

 

(1)の続き。

救いのない話が多いですが、最後に少しだけ希望が提示されているように思います。

『土の中の子供』『悪意の手記』でも共通のテーマだと思いますが、どうしようもない存在で、神様から見放されていても、どれだけ闇の中を彷徨っていたとしても存在し続けていたいと思う。

 

前向きじゃなくてもいい。

混乱して、心に闇を抱えていても。

ただ、生きる。

 

悪霊が飛び出した後のパンドラの匣に。

仄かな希望を見たように思いました。

 

 

5、終わりに

 

んー、暗い(笑)

改めて読み直してみて暗いですねぇ。

 

なんだろう、作者自身の何かを投影したような陰鬱さですね。

中村文則の作品史上、最も暗い作品かもしれませんね(笑)

 

でもこういった純文学的要素を持った薄暗さ。

実家に帰って、昔のままの自分の部屋に電気もつけずに膝を抱えてうずくまるような。

そんな、心地よい闇を感じます。

 

万物には陰影があるし、光と闇、朝と昼、そして夜があります。

暗闇もまた私たちの心と身体に必要なのでしょう。

なんか落ち着きます(笑)

 

 

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欧州サッカー20-21シーズン開幕!!南野コミュニティシールドでゴール!!・久保はビジャレアルで新シーズンへ!!・メッシ移籍!?バルサ暗黒時代に突入か!?

☆ヨーロッパサッカー20-21シーズン開幕!!☆

 

あれっすね。

この間、チャンピオンズリーグ終わったと思ったら、もう欧州は新シーズン突入ですね!!

バタバタ感は否めませんが、ベルギーリーグ、フランスリーグは開幕し、その他ラリーガ、プレミア、ブンデス、エール、セリエAなどの主要リーグも相次いで開幕しますね!!

 

ヨーロッパのサッカーで一番楽しみなのはこの開幕の時期な気がします。

各チームの補強。

まだ混沌とした優勝争い。

意外な伏兵の快進撃など、序盤は特に驚きに満ちた展開が目白押しです。

しばらくサッカーを観ていなかった「飢え」もあってこの時期のサッカー観戦んが本当に楽しい気がします。

 

ただ、今シーズンもコロナと折り合いをつけながらの展開になりそうで、無観客での試合が続き、チームの財政を圧迫しています。

また、選手・スタッフも感染の恐怖と戦いながらのシーズン。

うーん、コロナ憎し!!

 

 

 

☆プレミア開幕前哨戦!!コミュニティシールドで南野が躍動!!同点弾を叩き込む!!☆

 

イングランド・プレミアリーグ開幕前に毎年行われるリーグ王者とFAカップ王者の対決「コミュニティシールド

プレシーズン的な意味合いもありますが、れっきとしたタイトルとして数えられる重要な一戦。

今年は圧倒的な強さでリーグを制したリヴァプールFAカップ王者のアーセナルの一戦。

 

アーセナルは好きなチームなのですが、最近試合を観てなかったうちにすっかりメンバーが変わってましたね。。

エジルもセバージョスもいないやんけ。。

過渡期のチームでしたが、プレスからのショートカウンターが冴えて、ソリッドな戦いを見せていました。

オーバメヤンのゴールも美しかったですね!!

今シーズンは期待できるのでは?

 

1点ビハインドを追いかけるリヴァプールは、後半途中から南野を投入して4-3-3から4-2-3-1にシステム変更。

サラー、フィルミーノ、マネの誰を下げるのかと思いきや、なんとそこに南野を加えてアタッカー4人の攻撃的婦人!!

いや布陣!!

 

これは新機軸ですね。

昨シーズン後半、責め崩せないことも多かったからクロップもオプションを増やしてきた感じがします。

そして、南野が中央に切り込んでサラーとの連携からゴール!!

注目が集まる大一番でやりました!!

 

得点だけではなく、中央に切り込む動きとか良かったです。

これからこの布陣は重要なオプションになりそうですね!!

 

結果的にはPKでの敗戦になりましたが、開幕に向けクロップにとって収穫になったのではなないでしょうか?

また南野の体格がゴツくなったと感じたのは僕だけでしょうか?

プレミアのボディコンタクトにも慣れてきた印象がありましたがし、今シーズンは期待できそうですね!!

 


南野拓実、ついに決めた初ゴール!「彼のキャリアが始まる」コミュニティ盾戦タッチ集 29/08/2020

 

 

久保建英飛躍!!昨季5位のビジャレアルへ!!☆

 

昨季、マジョルカで後半神懸かり的な活躍を見せた久保は今シーズンビジャレアルへレンタル移籍しました。

まだ、レアル・マドリーに戻るのは時期早尚。

リーガでも上位のクラブ、ELの出場権を持つビジャレアルに今シーズンはレンタル移籍しました。

個人的にマドリーに戻れなくてもこのレベルのクラブで主力になれるなら完全移籍しても良い気がしますね!!

新興クラブですが、過去にリケルメを擁してCLで4強まで進んだ新進気鋭のクラブです♪

 

余談ですが、地元のBARでビジャレアルのクラブがある街にいたという日本人のオッサンと意気投合し、シェリー酒を飲みながら盛り上がりました。

サッカーで世代も超えて盛り上がれるんだと感動した瞬間でした。

ちなみに、十数年前にマルセイユから来たフランス人相手にカタコトの英語で「マルセイユにいい若手がいるね!!ナスリはネクスジダンだよね!!」って言ったら「なんで日本人のお前がそんなことを知ってるんだ!!」ってめっちゃ意気投合しました(笑)

フットボールと、音楽は大体国境を越えますね♪

でも、海外行ったことないドメスティックなワイ・・・。

 

憧れの海外旅行ですが、海外旅行ブログと言えばこの方miyakoさんです!!

https://www.421miyako.com/

レシピとか、海外ドラマとか話題が多岐に渡っていて文章が面白いのでニヤニヤしながら読んでしまいます♪

 

海外旅行はウチのオカンも好きで10日ぐらいトルコに行ったりとか割とマニアックです。

田舎のオカンなのに海外とか行っててカッケーと思います。

何の話だっけ?

あっ、サッカーの話だった!!

 

久保はビジャレアルに移籍して、PSMではレギュラーを奪取するほどの活躍は見せられませんでしたが、レアルソシエダ戦はトップ下で先発出場して躍動しました。

レギュラー2選手が代表チームに行って不在だったという事情もありましたが・・・。

でも、ドリブルとフリーランニングと前線からのチェイスで存在感を見せました。

まだまだですし、開幕から常時スタメンではないかもしれませんが、期待が募りますね。

 


タケ久保がトップ下で先発!2ゴールに絡み絶好機も演出…ソシエダ戦タッチ集 TAKE 02/09/2020

 

 

☆メッシが移籍!?バルサ暗黒期に突入か???☆

 

えっと、まさかのメッシが移籍ですか。。

最初は、まさかでしたが最早残留するイメージが湧きません。

スアレスも放出。。

CLの歴史的大敗から膿が一気に噴出している感じがします。

 

いや、ここ近年のバルサはイマイチ僕のフィーリングにグッとこなかった。

有能なカンテラーノを放出し、的はずれな補強を繰り返す・・・。

ペップ時代の遺産を食いつぶし続け、ネイマールが移籍した後のチームには魅力を感じませんでした。

 

革命には痛みを伴うもの。

僕は、転換期のバルサだからこそ今シーズン以降、応援したいです。

僕がバルサをフルシーズンで応戦し始めたのは、ガスパール会長とファンハール監督第2政権下のいわゆる暗黒時代のバルサでした。

マドリーにはフィーゴを強奪されて、補強は外れまくり、采配は迷走・・・。

そんな中でも、パンドラの匣の中に残された希望のように光り輝くカンテラーノ。

シャビ、プジョルがデビューしたのはこの頃でした。

 

今シーズンは転換期であり危機ですが、クラブの体質を変えて原点に立ち返る重要なシーズンだと思います。

どうか下を向かずに歩いて欲しい。

カンテラーノと、若い才能を見つめ直してもう一度歩き出して欲しいと思います。

この苦難に満ちたシーズンが次の栄光に繋がる次の一歩だと思いますし、その栄光を築く宝石達は既にチームにいると思います。

困難の中にいる時に応援するからこそのクレだし、サポーターだと思います。

僕は今シーズンもバルサを応援し続けます!!

 

 

 

 

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【本】村上 春樹『一人称単数』~現実と夢想が入り交じり魔界が現出する~

 村上春樹の最新の短編集が発売しましたっ!!

ワッショイワッショイ└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘

好きな作家の新刊はワクワクしますね~。

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1、作品の概要

 

 2020年7月18日に刊行された村上春樹の短編集。

8編からなり、7編は文藝春秋に掲載され、『一人称単数』は書き下ろして収録された。

私小説的な雰囲気を醸す短編。

 

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2、あらす

 

1、石のまくらに

『僕』は大学2年生の時に、行きがかり上からアルバイト先の女性と一夜を共にすることになった。

彼のアパートで交わる時に、彼女はオーガズムに達する時、他の男性の名前を呼んで良いか聞いてきた。

感じる時に大きな声を出してしまう彼女にタオルを噛ませながら一夜を共にした僕のもとに彼女から自費出版らしき短歌集が送られてくる。

『僕』は彼女の短歌から漂う死のイメージに囚われる。

 

2、クリーム

 浪人生の「僕」は、高校時代に一緒にピアノを習っていた女の子からコンサートの招待状を受け取る。

良好な関係ではなかった彼女の招待を訝しみながら会場を訪れるがそこは無人の施設だった。

困惑し、近くの公園で過呼吸になる「僕」の前に老人が現れて「中心がいくつもあって、外周を持たない円」の問いかけをする。

老人は「クリームの中のクリーム。人生で一番大切なエッセンス」の話をしていつのまにか立ち去ってしまう。

 

3、チャーリー・パーカープレイズ・ボサノヴァ

「僕」が大学生の時に「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」という架空のレコードレビューの原稿を描き、レコード雑誌に掲載された。

15年後に「僕」はNYの中古レコード屋で「チャリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」というタイトルが付けられたレコードを見つける。

そしてつい最近、夢の中でチャーリー・パーカーと邂逅し、彼の演奏を聴くことになる。 

 

4、ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles

「僕」が高校生だった1964年に、学校の廊下で「ウィズ・ザ・ビートルズ」のレコードを持ってすれ違った女性にずっと憧れを抱いていた。

1965年にサヨコという同級生のガールフレンドと付き合うことになった「僕」だったが、ある時約束のすれ違いで彼女が不在の家に訪れて、彼女の兄と一緒の時間を過ごすことになる。

彼女の兄は、記憶が時々すっぽりと抜け落ちてしまう精神的な疾患を抱えていた。

サヨコとは別れたが、18年後彼女の兄と渋谷で偶然出会い、サヨコに関する驚きの事実を聞かされることになる。

 

5、『ヤクルト・スワローズ詩集』

 子供の頃から野球好きの「僕」は、東京に引っ越した時に一番近い神宮球場をホームグラウンドにしていたヤクルト・スワローズを応援し始めた。

チームは弱く負け続けたが、「僕」は外野に寝そべってビールを飲みながら試合を観続けた。

「ヤクルト・スワローズ詩集」も自費出版で出版したがほとんど売れ残った。

 

6、謝肉祭(Carnaval)

 コンサートで友人から紹介された女性「F*」は、「僕」が出会った中で一番醜い女性だった。

しかし、「僕」と彼女の間には感性的に通ずるものがあり、「僕」が一番好きなピアノ曲「謝肉祭」を一緒に聴くささやかな同好会のような関係が半年続いた

 彼女は、服装や音楽も含めてとても趣味が良く、その醜さが却って強い吸引力のようなものを彼女に宿らせていた。

しかし、ある日突然そのような関係は終わりを告げてしまう・・・。

 

7、品川猿の告白

 「僕」は、群馬県鄙びた温泉宿で、従業員として働く猿と出会う。

猿に興味を持った「僕」は猿を部屋に呼び、一緒にビールを飲んだ。

そこで、猿の生い立ちと、人間の女に恋をして犯してしまった罪を告白する。

次の朝、猿の姿はどこにも見当たらず釈然としない想いを抱えたまま東京に戻った「僕」。

数年後に再びあの品川に住んでいた「品川猿」のことを想い出すことになる。

 

8、一人称単数(書き下ろし)

「私」は普段あまり着ることのないスーツを稀に着てみたくなり、そのまま出かけてみることがある。

この日もそのようにして気持ちの良い春の宵に街を歩き、行き慣れないバーでウォッカギムレットをすすりながら本を読んでいた。

しかし、バーで見知らぬ女性から不当な糾弾を受けてしまう。

「・・・三年前にどこかの水辺であったことを。そこで自分がどんなひどいことを、おぞましいことをなったかを。恥を知りなさい」

「私」はバーを出るが、目に見える景色は一変していた。 

 

一人称単数 (文春e-book)

一人称単数 (文春e-book)

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ

 

村上春樹の最新の短編集で、昨年から短編集を文藝春秋に連載していたので短編集が刊行されるのを待ちに待っていました。

私小説的な雰囲気を持ちながらどこまでが事実なのか、それとも創作なのか?

そういった現実と物語の狭間にある夢幻とも言うべき村上文学の妙に翻弄されながらも読み進めました。

 

特に『ウィズ・ザ・ビートルズ』は僕の中でとても特別な作品になりました。

『一人称単数』のカバーの女性は、おそらく『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくる、ビートルズのレコードを抱えた美しい少女なのでしょう。

しかし、このカバーを外すと少女はいなくなり、風景だけが描かれています。

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物語の中の少女は幻だったのでしょうか?

 

 

4、感想・書評

 

 ①石のまくらに

 一瞬だけ身体を重ね合わせて、すれ違っていくオーソドックスな村上春樹の短編だと思います。

短歌に込められた哀切な想いと、繰り返し出てくる死のイメージ物悲しく感じられます。

 

名前も覚えていない「彼女」は、恋人がいる男に恋をしていてたまに「出前でも取るみたい」に「彼女」とセックスをします。

彼に「お前は顔はブスいけど、いい体をしてる」とか言われて、本命じゃないわかっていたながら抱かれる。

それでも彼に抱かれたいと思っている。

そんなどこにもいかない関係を、感情を短歌に込め続けている。

 

「僕」は名前も覚えていない「彼女」のことを、彼女がくれた短歌のことを覚えていていくつか諳んじることができる。

そして、死のイメージに連想される「彼女」は今現在生きているのだろうか?

どこかの時点で自死しているように思うができれば生きていて欲しい。

人は生きているとたくさんの人間とすれ違い、2度と会うこともなかったりしますがそれでもどこかで生きていると思うことで心のどこかが温かくなるような気がします。

 

ある地点で交わってそのまま離れていく。

お互いに2度と会うこともないまま離れて生きていく。

その無常とも言える出会いと別れ。

 

目を閉じ、もう一度目を開けたとき、多くのものが既に消え去っていることがわかる。夜半の強い風に吹かれて、それらはー決まった名前を持つものと持たないものもー痕跡一つ残さずどこかに吹き飛ばされてしまったのだ。あとに残されているのはささやかな記憶だけだ。いや、記憶だってそれほどあてになるものではない。僕らの身に本当に何が起こったのか、そんなことが誰に明確に断言できよう?

 

すれ違い続ける人生で、多くのものが消え去って心の奥底に熾火のようささやかな記憶が残ったとしても、それさえも主観に切り取られて変容してしまっているかもしれない。

僕らの身に本当に何が起こったのか?この短編集のテーマに沿った文章でとても印象深い部分でした。

 

②クリーム

とても、不思議な印象の短編でしたし、よくわからない謎が残り解決されないまま『僕』の中に残ることになります。

ありもしないコンサートのハガキを送りつけて騙すようなことをしたピアノ教室の女の子は『僕』に一体どのような感情を抱いていたのか?

しかし、世の中にはこういったよくわからない悪意としか言い様のない感情が潜んでいて、わけもわからないうちに囚われてしまうことがあると思います。

不可解で、不条理な悪意。

 

混乱したまま公園のベンチでパニック症状を引き起こしている僕の前に現れた1人の老人。

まるで、『僕』のことを理解した上で謎かけ問答をするように、『中心がいくつもあって外周を持たない円』について考えるように促します。

考えることで、『人生のクリーム』一番大事なエッセンスを手に入れられる。

老人はメンターのように『僕』の本質を見抜いて、人生にとって大事な何かを伝えようとします。

 

覚えがない悪意にさらされてパニックに陥った後に、偶然居合わせた老人に自分の人生にとって大事な問いかけをされる。

捨てる神あれば拾う神ありじゃないですが、失意の後に不思議な啓示を得たような話だと思いました。

 

チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ

とても奇妙で興味深い話です。

この短編に収録されている話は多くが村上春樹自身の実話を基にしているのかなと思いますが、どこまでが起こったことなのか?絡み合った複眼で観た世界のひとかけらなのか?

何か煙に巻かれているような不思議な印象があります。

 

若い頃に架空のレコードレビュー「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」を書き、数十年後にレコードショップで同名のタイトルのレコードを見かける。

これだけでも不思議な話ですが、さらにその数十年後に夢の中でチャーリー・パーカーが『僕』が書いた架空のレコードレビューの曲を演奏する・・・。

 

長い時間の中でただの架空の創作だったレコードレビューが形を成して現れて、ついにチャーリー・パーカー本人が夢の中に現れて演奏をします。

時空を超えた不思議な繋がり。

現実と虚構の狭間で起きた不思議な邂逅。

最後にこんな一文で結ばれています。

 

あなたにはそれが信じられるだろうか?

信じたほうがいい。それは何しろ実際に起きたことなのだから。

 

④ウィズ・ザ・ビートルズ

この短編集の中で一番好きな作品で、村上春樹の短編作品の中でも5本の指に入るくらい好きな作品です。

春樹自身の体験を基にした作品で、『ノルウェイの森』を彷彿とさせるような話でした。

 

というか、僕的には村上春樹の実体験を基にした話で、直子やハツミさんはこの作品のサヨコから生まれたのだと思いますし、年代的に考えてサヨコのお兄さんに『僕』が再開したのはノルウェイの森を刊行する数年前の話でタイミング的にもピタリと当てはまります。

幸せな結婚をして家庭も築いていたのにある日突然自分の命を絶ってしまう。

サヨコとハツミさんの最期はとても似ていて、『ノルウェイの森』でワタナベが夕陽を見ながらハツミさんのことを思い出す場面があって、かけがえのない人を失ってしまったことに愕然としながら涙を流します。

春樹もきっとサヨコという存在が失われてしまった痛みをやるせない想いを『ノルウェイの森』に籠めたのではないでしょうか?

 

ノルウェイの森』は僕にとってとても特別な作品です。

1995年僕が18歳の頃に始めて読んだ村上春樹の作品で、その当時予備校の寮に住んでいた僕はワタナベにシンパシーを感じました。

年齢も近かったし、恥ずかしながら「これは僕の物語だ」みたいな厨二病全開のハマり方をしました。

 

しかし、村上春樹の作品を時系列的に読んでいくと突然リアリズム100%の恋愛小説な『ノルウェイの森』はとても異色に感じました。

春樹の長編はファンタジーとリアルを交互に繰り返していると言われますが、前後に『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』と『ダンス・ダンス・ダンス』『ねじまき鳥クロニクル』を刊行していることを考えるとちょっと振れ幅が極端で『ノルウェイの森』の異質さにずっと疑問を抱いていました。

 

村上春樹は、「100%リアリズムの小説を書いてみたかった」みたいなことを言っていたかと思いますが、もっとコアな理由がこの短編「ウィズ・ザ・ビートルズ」に描かれているエピソードだったのではないでしょうか?

もちろん村上春樹は、この短編に描かれていることが実体験だとは言ってませんし、タイトルと帯自体が煙に巻くようなことを書いています。

でも、僕は長編の中でも異質なリアリズムと強い喪失感を持った作品を書かせたのがサヨコとの別れと、その後の彼女の運命、そして彼女のお兄さんとの関わりにあったと思いたいです。

妄信かもしれませんが(笑)

 

冒頭に語られるビートルズのLPを抱えた少女。

現実と夢想の狭間に存在しているような不思議な存在感と美しさ。

何か『一人称単数』の概念を象徴するような存在のように感じます。

だからこそ表紙の少女に成り得たのかもしれませんが(笑)

 

そして、表紙をめくると彼女は存在せず、ただ風景なだが描かれています。

彼女が実在していたのか、それとも想像の産物だったのか?

答えは藪の中?

『一人称単数』の世界の中で現実と夢想の狭間は溶け出し、あらゆる観念の中で溶け出していきます。

名もない怪物の胃袋の中でどろどろに溶解していきます。

 

⑤ヤクルト・スワローズ詩集

なんだかほぼエッセイみたいな短編ですね(^O^)

スワローズ愛を色んな角度で伝えていますね。

 

⑥謝肉祭

男性が書く小説で「醜い女性」が出てくることはあまりないような気がします。

登場するにしても、ハッキリと「醜い」と書くことはほとんどないですが、『謝肉祭』でが敢えて女性の容姿に対して「醜い」と表現しています。

「猫を棄てる」と言い、きわどい表現が続きヒヤヒヤします(^-^;

 

しかし、あえて「醜い」と表現した理由は、その要望の醜さが故に生じる彼女の魅力の吸引力にありました。

「あまり綺麗じゃない」などの婉曲的な表現では追いつかない彼女の要望の醜さと個性が相まって強烈な魅力が生じていました。

なぜなら彼女の力強い個性ーあるいは「吸引力」とでも称すべきものーはまさにその普通ではない容貌があってこそ有効に発揮されるものだったからだ。つまりF*が漂わせる洗練性と、その要望の醜さとのあいだの大きな落差が彼女独自のダイナミズムを立ち上げるのだ。そして彼女はその力を意識して調整し、行使することができた。

 服装の趣味も音楽も知性も兼ね備えて魅力的な内面と、個性的とも言える強烈に醜い外見を持った彼女。

なんとなくスイカに塩をかけて食べることを思い浮かべましたが、相反する存在はお互いの要素を極限まで高め合うのかもしれませんね。

 

F*と「僕」を強く結びつけたのは、シューマンピアノ曲「謝肉祭」でした。

このブログを書くにあたって初めて聞いてみましたが、「なんか楽しそうな曲やんけ♪」ぐらいしにか思えませんでした(^-^;

しかし、F*はシューマンをその後蝕んでいく悪霊達の存在を、まだそれらに囚われる前に作った「謝肉祭」の中に見出します。

 

シューマンを破滅に追い込んでいく悪霊たちの予兆・・・。

それらの禍々しい気配が、祝祭の華やかな雰囲気の中に見え隠れします。

謝肉祭=カーニバルは元々宗教的な意味を持つ祝祭で、仮面を被って祝うお祭りです。

その仮面の裏に蠢く何か・・・。

 

F*自身の醜い外面と、洗練された内面。

華やかな生活と、法を犯して人々を騙している行為。

ここに二つのペルソナが存在し、謝肉祭の音楽が内包する意味と共鳴し彼女の魂を深く惹きつけたのでしょう。

 

「僕」がシューマンの「謝肉祭」を無人島に持っていくたった一つのピアノ曲に選んだ時の彼女の興奮は、自分の暗い内面に同じ深さで寄り添ってくれる存在を見つけた喜びだったのかもしれませんね。

そしれ、そのような祝祭と悪霊の2面性を持った音楽に魅せられた春樹もまた分裂した2つの魂を抱えているのかもしれません。

それもまた、『一人称単数』の世界に於いての複眼なのかもしれません。

 

どなたが書いた感想だか忘れましたが、『一人称単数』を呼んで川端康成の「魔界」を想起されられたとおっしゃっていた方がいらっしゃいました。

眠れる美女』『みずうみ』で表現される心の奥底にある深い闇。

村上春樹もまた、老年に差しかかりその「魔界」の扉に手がかかったのかもしれません。

そういった彼自身の闇を予兆させるような作品でした。

 

僕にはF*が深い泥濘から、手招きしているように感じました。

その醜い顔に、感じの良い微笑みを貼り付けたまま。

 

品川猿の告白

短編集「東京奇譚集」の続編(?)です。

村上春樹はヘンテコなキャラクターが好きですね(笑)

牛河とか、羊男とか。

語感も奇妙です。

品川猿とか。

 

文章と情景描写なんかがリアルでうっかり人間に恋して名前を盗んでしまう猿が実在しているように思えてきますね(笑)

騎士団長殺し』の時から強く感じていますが、文章の密度がとてつもなく濃くて情景が立体的に浮き出してきそうです。

温泉宿で働いている猿と、サッポロビールを飲むことがリアリティーを持って訴えかけてくるほどに。

 

品川猿の生い立ちと、悲哀と罪が鄙びた温泉宿で哀切に語られます。

んー、沁みるねぇ(笑)

 

最近、仕事をしていて「あれ、なんで自分の名前がわからない。なんで??」という場面に出くわしました。

最近、猿を見たかどうか?IDを紛失していないか?の質問をしたい欲求にかられたことは言うまでもありません。

品川猿は実在して、愛媛にまで出張していたのかもしれませんね。

 

⑧一人称単数

紫色のイメージの短編です。

この短編集で唯一書き下ろしの短編。

『謝肉祭』で「魔界」について触れましたが、この作品でその魔界は春樹をより深い暗闇に引きずり込もうと顕在化しているように感じます。

 

前半のとても気持ち良い春の日にポール・スミスのスーツを着て、あまり行き慣れないバーに行く展開から後半は突然の暗転をします。

その落差がとても激しくとても不吉な感じがします。

 

覚えのない悪事を見知らぬ女性から並べ立てられて、謂れのない批判を浴びる。

まるで後ろからナイフで刺されるような唐突で激しい凶事です。

しかし、それは有り得たことかもしれない。

 

想像力と感受性の豊かさは時に邪なもまで受け入れて、自分の精神の奥底まで到達させてしまうのかもしれません。

どこかの水辺で起こったかもしれないことを一笑に付せない。

言葉に込められた悪意と毒を自分の心の内にまで引き込んでしまう。

 

数年後に書かれる「単行本にして一冊の短い長編小説」が、老年に差し掛かった村上春樹の心の闇に、「魔界」にどういった影響を受けているのか今から楽しみでなりません。

もしかしたら、僕たちが今まで目にすることができなかった深い闇と苦悩がそこに横たわっているかもしれませんね。

 

そして、最後の文章ですがこれまでの村上春樹の作品の中でも異質とも言うべき不吉な文章です。

もしかしたら後年、この文章が後の村上春樹の作品の深い闇を予兆していたエピローグ的な文章であったとされる未来があるかもしれませんね。

階段を上りきって建物の外に出たとき、季節はもう春ではなかった。空の月も消えていた。そこはもう私の見知っているいつもの通りではなかった。街路樹にも見覚えはなかった。そしてすべての街路樹の幹には、ぬめぬめとした太い蛇たちが、生きた装飾となってしっかり巻き付き、蠢いていた。彼らの鱗が擦れる音がかさかさと聞こえた。歩道には真っ白な灰がくるぶしの高さまで積もっており、そこを歩いて行く男女は誰一人顔を持たず、喉の奥からそのまま硫黄のような黄色い息を吐いていた。空気は凍りつくように冷え込んでおり、私はスーツの上着の襟を立てた。

「恥を知りなさい」とその女は言った。

 

 

5、終わりに

 

いやー、今回は何だが書くのにめっちゃ時間がかかりました。

その理由は文学的考察とその奥にあるイデオロギー対する深い憶脳があったからだと思います。

いや、毎日暑くて呑みすぎて寝ちゃってただけだよ。てへぺろ٩(๑>؂<๑)

 

初期のドライな感じが好きだった方もたくさんいらっしゃると思いますし、僕もその気持ちはよくわかります。

風の歌を聴け」のあのクールな感じとか堪りませんし、あんな文体はとんとお目にかかっていません。

初期、中期の作品は物語が持つ意味などは全く触れられずにただただ通り過ぎて失っていく感じが好きでした。

 

しかし、近年は物語が幾分かウェットになってきていて、『1Q84』では繰り返し「愛」が語られ、『騎士団長殺し』では子供も誕生します。

暑苦しい時代にドライな物語を描いていた村上春樹は、ドライでともすれば物語自体が失われようとする今の時代に意味を持ったウェットな物語が必要だと考えているーあるいは本能的に感じているーのではないかと勝手に思っています。

 

そして、老年を迎えた村上春樹自身のライフステージの変化もきっと関係しているのではないでしょうか?

最近の『職業としての小説家』『猫を棄てる』などのエッセイを読んでも、パーソナルな内面を語った作品が書かれるようになりました。

今ままで、どこかベールに包まれていた村上春樹からは考えられないし、自分が感じていることや考えていることを読者にもわかりやすく率直に語るようになってきているように感じています。

世界的に評価されている「作家・村上春樹」としての役割を認識して責務を果たそうとしているようにも感じます。

文章から、どことなく不器用な誠実さを感じるような気がします。

 

『一人称単数』もパーソナルな体験を基にしたであろう作品が多くあります。

高い密度の文章と、巧みな表現と緩急で「品川猿の告白」のようなファンタジーな作品ですら本当に有り得たかもしれないと思わせられます。

 

F*が光線のトリックスターであったように、村上春樹もまた物語と文体のトリックスターとして仮面を被って読者を現実と夢想の狭間に誘っていく・・・。

僕にとってそんな短編集でした。

 

 

今週のお題「読書感想文」

 

 

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【音楽】ワイの音楽履歴書♪「岡村孝子からレディーガガまで」

おぃっす!!

暑いけど元気っすかね!!

僕は元気です!!

 

ツィッターやってて、何だか自分の音楽遍歴を書きたくなってみたんで書いてみました的なまた自己マンのアレな記事ですよ!!

いや、でも読んでくれ!!

俺のアツいソウルを伝えたいんだぜ!!

日本が暑いのは俺と修造のせいだけど気にすんな!!

わりとスマン!!

 

 

 

☆~中学生時代~邂逅編☆

 

音楽好きの人って、わりと親も音楽好きだったとか、兄貴が好きだったとかありますが・・・。

僕は、親はあまり音楽好きじゃなくて、僕は長男でしたー。

最初に買ったCDはラピュタとかで、リンドバークも好きでしたね。

今すぐKISMEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ですよ。

 

なんで音楽好きになったかしりませんが最初にハマったのは岡村孝子さんでした。

とても綺麗な声で惹かれました。

ご冥福をお祈りします。

 

そこから何故か友達の影響で浜田省吾にハマり。

ジーンズと白Tシャツとバンダナを纏い・・・。

田舎とはいえイタすぎるぜ、うぉううぉうぉう~♪

 

そんな中学時代でしたよ。

そして、高校時代はさらに混沌を極めます。

 

 

 

☆~高校編~アナーキーインざ愛媛

 

高校生になって合唱部に入部します。

ここからクラシック路線かと思いきや、浜田省吾からの影響で尾崎豊にハマります。

盗んだバイクで夜の校舎窓ガラス壊して回った15の夜のヤツですよ!!

 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

そこからさらにパンクに目覚める合唱部員・・・。

いや、バッハとか聴いとけよ!!

ピストルズはマジで衝撃でした。

hiro0706chang.hatenablog.com

 

この時期、GREEN DAYがデビューしてめちゃくちゃかっこよくて!!

音楽室で爆音で流したりしてました。

 

あとはDEEP PURPLEとかのハードロックとか、QUEENとか、ボン・ジョヴィとか聴きあさってました。

 

 

☆~予備校編~UKロックとNIRVANA!!ロッキンオンを読みふける日々☆

 

予備校で僕の音楽のメンターとも言うべき友人と巡りあい、UKロックに傾倒していきます。

オアシス、ブラー、SUEDEマニックス、クーラ・シェーカー、ストーン・ローゼス・・・。

UKロックの全盛期とも言える時代だったかもしれませんね。

 

hiro0706chang.hatenablog.com

hiro0706chang.hatenablog.com

 

そして、NIRVANAとの邂逅・・・。

間違いなく僕の人生を変えたバンドであり、ずっと心のナンバーワンだと思います。

NIRVANAを超えるバンドが日本から出てきて、ライブに行けたら最高ですね。

 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

 

☆~大学編~フジロックからWIREまで飛翔の時☆

 

予備校時代の出会いからUK、USロックにハマりまくり。

RADIOHEADの「OKコンピューター」がリリースされたのは僕が大学1年の時でした。

世界が変わるオト。

それを始めて実感しました。

そして、赤坂ブリッツでのギグ。

あの美しいノイズの奔流を僕は一生忘れません。

 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

一方、大学ではまたしても合唱部に入部。

こちらでもクラシック音楽の魅力を伝えてくれるたくさんのメンターに出会えました。

バッハ、モーツァルトハイドン・・・。

その他の古典音楽。

バッハコレギュウムジャパンのコンサートを聴けたり、バッハの曲をドイツ語で歌ったり得難い経験をしました。

 

そして、ロックミュージックがダンスミュージックと融合し始め、ケミカルブラザーズやがてや、プライマルスクリーム、ファットボーイスリム、アンダーワールドらが躍動しさらに時代の流れを変えていきました。

ロックとダンスミュージックの融合。

これはとても刺激的で、僕はダンスミュージックシーンに惹かれ始めて、クラブにも通い始めます。

 

この頃、石野卓球主催の屋内レイブ「WIRE」にも行きました!!

多分、2000だったかな?

新横浜でやってました。

オープンラスト12時間踊り続けるという大学生ならではの偉業も・・・。

お金がなくて、最後は便所の水を飲んでましたyo☆

最後は、マラソンみたいでしたね。

テクノマラソン

 

 

☆社会人~クラブ!!DJな日々!!HOUSEラブ~☆

 

んで、就職してクラブに行くようになりました。

最初は、クラブジャズにハマってCALMJazztronik、チャリチャリとか好きでイエローとか、AIRに行ってました。

徐々にHOUSEに傾倒し、NY系のDEEP HOUSEを聴いたときに「これだ!!」ってピンときました。

 

AGEHAでルイ・ヴェガのDJを聴いたときにDEEP HOUSEの魅力にヤラレました。

今では時代遅れの音楽かもしれないけど今でも大好きです。

そこから音楽をもっと深く知りたい、ダンスミュージックに触れたいと思ってDJを始めました。

クラブに行きだして半年ぐらいでDJ始めて、2~3ヶ月で友達とイベント立ち上げましたw

まぁ、失敗したらどうとか思うよりとりあえずやってみるのがいいと思いますね♪

 

社会人時代のクラブ/ダンスミュージックシーンの思い出を書くとキリがないのでこのへんで~(^O^)