☆U-23日本代表 VS U-23ウクライナ代表前半マッチレビュー☆
前節のマリ戦では1-3でボコられたU-23日本代表。
まあ、でもパリオリンピックに出場を決めている実力もモチベーションも高い相手と戦えて、好調な選手をいろいろ試せたのは好材料だと思います。
先制してから前半の時間帯は日本ペースでしたし、あのレベルの相手に勝てるようになってほしいです。
ウクライナ代表もすでにヨーロッパの予選を勝ち抜いてパリ五輪出場を決めています。
ヨーロッパの代表を勝ち取るぐらいなので、実力は確かなチームでしょう。
ロシアとの戦争で不利な状況下だったと思いますが、よくヨーロッパの強豪相手と戦って五輪の出場権を獲得できたなと思いますし、戦禍の希望として本大会での健闘を期待したいです。
さて、U-23日本代表のスタメンはコチラ。
前の試合からほぼ総とっかえです。
染野
佐藤 山田
荒木 松木
藤田
大畑 馬場 鈴木 関根
小久保
前半は荒木が攻守に効いていてめっちゃ目立っていました。
前線からプレスをかけて、シュートも積極的に打って、攻守に大車輪の働きでした。
最近あんま聞かないなと思っていましたが、今シーズンの東京FCへの移籍でかつての輝きを取り戻したみたいですね。
僕的には前半のMVPだと思います。
日本はサイドを起点に攻撃を仕掛け、ボールを失ったあとの切り替えが素早いのは良かったですが、イマイチ攻撃に迫力がないのと、ダイレクトとかサイドチェンジのようなリズムを変える攻撃が少なかったように思います。
期待の松木もそれほど運動量も多くなく、時おりパスセンスをみせたもののあまりパッとしないデキでした。
☆U-23日本代表 VS U-23ウクライナ代表後半マッチレビュー☆
後半は染野、山田を下げて、細谷、平河を入れて攻撃にテコ入れ。
平河はこの2連戦での最大の発見かもしれませんね。
個人的にはCBの高井も推しますが。
すると後半3分にCKからニアで関根がヘッドで合わせたボールがバーを叩き、佐藤が押し込んだというか、いたら当たって入った感じでした(笑)
うん、でもよし!!
あそこにいるっていうのがまた大事ですしね。
後半から入った平河はサイドからの突破やらサイドチェンジやら、チームに勢いをもたらしていました。
いい選手だし、このまま好調を維持するなら来月のU-23アジアカップでチームを引っ張る存在になるかも。
ウクライナはサイド攻撃で時おり鋭さを見せましたが全体的に迫力不足。
本当に欧州予選を突破したの?とか思っちゃいました。
日本のプレスが効いていたのはありますし、藤田が攻守に効きまくっていましたが。
U-23アジアカップでは山本とともにチームの心臓として活躍しそうです。
田中のゴールが決まって2‐0の勝利で終わったウクライナ戦。
まだまだ色んな選手を呼んで試している段階ではありましたが、来月のアジアカップで五輪出場権を獲得すべく頑張ってほしいですね。
だいぶ厳しい戦いになりますが、応援したいです!!
大岩監督の戦術は4-3-3でスタートして、左のセンターハーフにFWを入れて守備時は4-4-2にシフトして、攻撃時に前線に飛び出させる可変式なフォーメーションを採用してそうですね。
植中、染野、荒木をその役割で試しましたが、荒木が秀逸でした。
このまま好調を維持して、アジアカップで躍動して欲しいです。
サイドに張ったウイングがキープしている間に、サイドバックがハーフレーンをインナーラップしていくのも面白いと思いました。
A代表でも毎熊なんかがやってましたが、U-23代表では戦術として取り入れているように思います。
サイドバックと言えば外を走るオーバーラップが代名詞ですが、現代サッカーにおいてはペップ監督考案のマンCのカンセロロールのように中に入ってボランチの位置でゲームを組み立てるサイドバックの戦術がトレンドだったりします。
リヴァプールのアーノルド、アーセナルのジンチェンコ、冨安らもこの戦術に適用していますね。
U-23アジアカップで大岩ジャパンがどんなサッカーを披露してくれるのか楽しみにしたいです。
そしてやっぱりパリ五輪の出場権をGETしてほしいですね!!
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