川上未映子
1、作品の概要 2022年2月に刊行された6篇からなる川上未映子の短編集。 全篇書き下ろし作品。 パンデミック前夜の東京で紡がれる春のまぼろしのような物語たち。 2、あらすじ ①青かける青 21歳のわたしは、入院している病院から手紙を書く。 ーきみに会えた…
1、作品の概要 2019年に刊行された長編小説。 自身の中編『乳と卵』のリメイクと、その後を描いた。 第73回毎日出版文化賞 文学・芸術部門受賞作。 2020年本屋大賞ノミネート。 2、あらすじ 第一部 東京で暮らす夏子のもとに、姉の巻子とその娘の緑子がやっ…
1、作品の概要 川上未映子の4作目の長編。 2011年刊行。 2、あらすじ 入江冬子は、フリーで校閲をして生計を立てている30代の独身女性。 これといった趣味もなく、人と繋がることも苦手でひっそりと日々を暮らしていた。 唯一、友人と呼べそうな人間は、仕事…
1、作品の概要 川上未映子3作目の小説で、初の長編小説。 芸術選奨新人賞、紫式部文学賞を受賞。 中学2年生の思春期の時期のいじめを通して、生き方、倫理観の問題を説いた。 2、あらすじ 斜視をからかわれて、二ノ宮たちクラスメイトにいじめを受ける「僕」…