1、作品の概要
ブラッドリー・クーパー監督による恋愛映画。
2018年に公開された。
1937年に公開されてから3度目のリメイク作品。
主演は、ブラッドリー・クーパーとレディ・ガガ。
映画のサントラも好評で、全英・全米ともに1位を記録した。
2、あらすじ
売れっ子ミュージシャンのジャックは、酒に溺れた生活をしながらも人気の絶頂にあった。
コンサート後に立ち寄ったバーで、アリーの歌声に惚れ込み自分のコンサートで歌うように誘う。
戸惑うアリーだったが、勇気を出してステージに上がり、観客の喝采を浴びる。
これを機に、ジャックはアリーをツアーに帯同させ、次第に2人の間に恋愛感情が芽生える。
ジャックと結婚し、ミュージシャンとしてもソロデビューすることになったアリーだったが、次第に音楽性がポップなものへと変わっていく。
一方、ジャックの人気には陰りが見え始め、酒浸りになっていく。
2人は次第にすれ違うようになり、悲劇的な結末を迎える。
3、この作品に対する思い入れ
レディー・ガガが好きなので、観ました(笑)
公開前から、劇中でながれる2人のデュエット曲「シャロウ」は
美しいハーモニーで印象的でした。
4、感想(ネタバレ含む)
昔の映画のリメイクで、よくあるストーリーかもしれませんが、ブラッドリー・クーパーの渋い演技と、ガガの自然な演技で良い作品に仕上がっていました。
アリーの公開の前に、ボヘミアン・ラプソディが日本で大ヒットして、同じ音楽を主題にした映画ということもあり、少し霞んでしまった感もあったように思いましたが(^_^;)
コンサート会場のシーンとかリアリティあったように思いますし、かっこよかったです。
2人がデュエットするシーンも感動的でしたね。
これは、恋に落ちちゃうだろーってなもんですよ。
2人が初めて会った後に夜明け前に公園で、音楽のことを話したり、アリーの曲を一緒に歌ったりするシーンがとても印象的でした。
とてもリリカルで。
スターに登りつめたけどどこか孤独なジャック。
歌と音楽は好きだけど、自分の容姿にも、曲にも自信が持てないアリー。
2人は、お互いの心の隙間を埋めるように惹かれ合っていきます。
逡巡の末にジャックの手を取り、初めてステージで歌うアリー。
これまでの鬱憤や、コンプレックスを全てブチまけるようなエモーショナルな歌声が心に突き刺さりましたよ!!
いやー、やっぱガガの歌唱力はハンパないな~。
曲も「シャロウ」をはじめ、良い曲が多かったです!!
過激なパフォーマンスでキワモノ扱いされることも多いガガですが、ソングライティング能力と、歌唱力は一流ですね!!
アップテンポな曲も良いですが、今回のようなバラード調の曲のほうが彼女の歌声が活かされる気がしますね。
洋楽 和訳 Lady Gaga, Bradley Cooper - Shallow (映画アリー/スターの誕生)
アリーがミュージシャンとしてソロデビューするまでは、幸せ絶頂な2人でしたが、アリーがポップ路線で爆発的人気を得て、スター街道を歩み始める頃から2人の関係性がぎくしゃくし始めます。
ジャックの人気は反比例するように下降していき・・・。
コレは辛いっすよね(>_<)
自分で育てたアリーにどんどん置いていかれる惨めな気持ち・・・。
僕だったら、割り切って主夫になって食わせてもらいますけどね(笑)
プライドが高いジャックには受け入れられず、酒に溺れていってしまうのでした。
アリーの授賞式での失禁シーンは、もう見てるほうが辛くなりました。
やめてあげてー、って感じでしたよ。。
落ちぶれていく姿をみるのは辛いですね。
アルコール更生施設に入り、カムバックを試みるジャックでしたが・・・。
そして、悲劇的が待ち受けていました。
ラストはややベタな感じにも思えましたが、ジャックを想いながら哀切に歌い上げるアリーの姿に強く感動しました!!
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