☆エイミー・ワインハウスと僕☆
初めて、彼女の歌声を聴いた時、頭をぶん殴られたような強い衝撃を受けました。
現代の音楽シーンではとんと見かけないようなソウルフルな女性シンガー「エイミー・ワインハウス」
「REHAB」は音も昔のビッグバンドというか、スイングジャズみたいな感じだったので、この曲を初めて聴いた2006年当時、20代の新人シンガーだとは思えませんでした。
歌詞は、みんな(アルコールの)リハビリ更生施設にいれたがるけど、あたしゃ嫌なのよみたいなどうしようもない歌詞でしたが(笑)
そうなんです。
天才的な歌唱力を持って、天から授けられた独特の声を才能を持っていたのに・・・。
トニー・ベネットにも認められる実力の持ち主だったのに・・・。
エイミー・ワインハウスはどーしようもない人だったのです。
アル中で、ヤク中で。。
ロックシンガーみたいな生き方で、2011年7月23日に27歳の若さで亡くなってしまいました。
クソみたいな私生活だったけど、彼女の歌は本当に素晴らしくて、この世界から彼女の歌が永遠に失われてしまったと思うと寂しいです。
にしても、また27歳かぁぁぁぁぁ。
しかも、オーバードーズで亡くなったっぽいですね。
惜しすぎます。
☆ディスコグラフィ☆
オリジナルアルバムはたったの2枚。
「FRANK」
「BACK TO BLACK」
冒頭で紹介した、「REHAB」が収録されているのが、2006年発売の2ndアルバム「BACK TO BLACK」です。
エイミーはこのアルバムで全英1位獲得、ブリット・アウォーズで最優秀女性アーティストに輝き、グラミー賞も5部門受賞しました。
このアルバムを発表後、アルコールのリハビリ施設に入所したりしてトラブル続きでした。
結局、2枚のアルバムを残してこの世を去り、彼女の死後にコンピアルバムが一枚出ました。
「Tears Dry on Their Own」のレコード持ってて、よくかけてます。
HOUSEのリミックスで、ALIX ALVAREZ REMIXです。
めっちゃスタイリッシュな仕上がりで好きな1曲です。
☆オススメ曲、映画☆
やっぱり、「BACK TO BLACK」の曲が好きですね。
トニー・ベネットとのデュエットも良いなぁ。
「Tears Dry on Their Own」
Amy Winehouse - Tears Dry On Their Own (Live on Other Voices, 2006)
「Back to Black」
Tony Bennett, Amy Winehouse - Body and Soul (from Duets II: The Great Performances)
2015年にドキュメンタリー映画「AMY」が公開され、アカデミー賞を受賞しました。
僕もDVDで観ましたが、エイミーがどれだけ歌の才能に恵まれていて、どれだけ私生活がクソだったのかがよくわかる映画です。
改めて、惜しい才能でした。
レディー・ガガ、アリアナ・グランデ、リアーナ等々好きですが、エイミーの存在感は圧倒的だったと思います。
ダイアナ・ロス、ロレッタ・ハロウェイ、アレサ・フランクリン、チャカ・カーン等々、過去のモータウンとか、ATLANTICとかの大物ディーヴァと比較しても決してひけを取ることはない不世出の天才シンガーだったと思います。
エイミーどうか安らかに。