1、作品の概要
『SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』は、スペインの映画。
2016年12月17日に公開された。
監督・脚本は、ダニー・ガルシア。
シド・ヴィシャス、ナンシー・スパンゲンが出演している。
上映時間は94分。
伝説的なパンクロックのアイコンであるシド・ヴィシャスとその恋人であるナンシー・スパンゲンの最後の日々をドキュメンタリーで描く。

2、内容
伝説的なパンクバンドであるセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスと、その恋人のナンシー・スパンゲン。
1978年にチェルシーホテルの100号室で惨殺されたナンシー。
彼女の死の真相とは?
2人と親交が深かった人たちのインタビューを交えながら、シドとナンシーの最後の日々を紡ぐ。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
U-NEXTで以前から気になっていた映画でした。
パンクのカリスマであるシド・ヴィシャスと恋人のナンシー。
時代を経てもなお、カリスマとして描かれる2人の最後の日々に釘付けでした。
4、感想
現代においても、多くのミュージシャンたちなどに大きな影響を与えるシドとナンシー。
漫画『NANA』でもレンは明らかにシドを意識していましたし、椎名林檎は『ここでキスして』で現代のシド・ヴィシャスに手錠をかけられるのは私だけとか歌ったりとか、日本のアーティスト、クリエーターたちにも大きな影響を与えています。
まあ、僕も初めて買った洋楽のアルバムがセックス・ピストルズだったんでね(笑)
シド・ヴィシャスはヒーローの1人でした。
まあ、音楽性云々は置いといてね。
映画ではドキュメンタリータッチで、シドとナンシーの最後の日々、なぜナンシーが死んだのかを辿ります。
直接の死因がなんだったのか、シドが殺したのかは結局判然としませんが、ナンシーがだいぶイカれていたし、2人の生活が極限状態でいつお互いが殺し合ってもおかしくないような状態だったんだと思います。
まあ、しかしナンシーが思っていた以上にイカれた女だったことに驚きました。
なんで、シドはこんな女にとっ捕まったんだろ・・・。
シドは思っていた以上にピュアな男で、周囲の期待に応えるために偽悪的に振舞っていたりもしたのでしょうか?
なにか、そんな弱さとピュアさにナンシーがつけこんだようにも感じましたが・・・。
もう少し違った未来がなかったのかなとも思いましたが、結局破滅に向かうしかない2人だったようにも思いました。
5、終わりに
まあ、結局破滅に向かうしかなかった2人だったのでしょうね。
カート・コヴァーンと、コートニー・ラヴもシド&ナンシーと比較されることもありますが、カートとコートニーはしっかり音楽をやっていた2人ですし、ちょっとタイプが違うように思います。
↓ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくお願いします!!