☆ついに新作長編のタイトルが発表!!『街とその不確かな壁』☆
つ、ついに4月13日発売の村上春樹の新作長編小説のタイトルが明らかになりました!!
そのタイトルは・・・。
『街とその不確かな壁』
です!!
ん?
んん?
どっかで聞いたことがある気が・・・。
そうです。
実はこのタイトルは1980年9月号の『文學界』に掲載された『街と、その不確かな壁』のタイトルとほとんど同じなのですよ!!
「、」だけ、違ってますね!!
『街と、その不確かな壁』は、単行本化しておらず幻の中編として村上主義者の間では語り草となっている作品でした。
村上春樹曰く未完成な作品だった的なことを言っていたようでしたが、まさかここで新作のタイトルとなって再び陽の目を見ようとは・・・。
ファンにとってはビッグサプライズですねぇ。
この『街と、その不確かな壁』は『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』のもとになった作品と言われていますが、このタイミングでどのような作品に生まれ変わっているのか・・・。
ちなみに僕は『街と、その不確かな壁』は未読です(^_^;)
うーん、ますます楽しみになってきました。
ちなみに僕のタイトル予想は、惜しくも外れましたねぇ・・・。
いや、全然惜しくないか(笑)
外れるとは思ってましたが、まさかタイトルが『街とその不確かな壁』だとは夢にも思わず・・・。
☆書影も発表されました!!めっちゃダークでクールな感じやで!!しょえぇぇぇ!!☆
タイトルと共に書影も発表されました!!
いや、なんか今までで一番シンプルでダークな感じがしますねぇ・・・。
装画は、イラストレーターのタダジュンという方が手がけたようです。
今までの村上春樹作品の装画の中で最もシンプルでダークな感じがしますよ・・・。
内容、ストーリーは明かされていませんがどんな感じの作品なんでしょうか?
なんとなく村上龍の『海の向こうで戦争が始まる』的な幻想的な作品を想像していますが・・・。
400枚詰めの原稿用紙1200枚ってことで、単行本でも700ページ近くの長い作品になり、先日読んだ川上未映子『黄色い家』より少し長い作品になりそうです。
読み応えありますなぁ。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』に近い長さになることから、あの作品と同じレベルの奥行を持った物語が読めるかもしれないと思うとワクワクが止まりません!!
いや、もういっそのこと4月13日までコールドスリープしたい勢いだわっ!!
「待ちきれない!!」
☆そんなわけでいよいよ来月『街とその不確かな壁』が発売されます!!☆
その街に行かなくてはならない。
なにがあろうと――
〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。
魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド。
いやー、もう来月発売ですね!!
楽しみすぎますね~。
もう手ぐすね引いて待ってますよぉ~。
その本を読まなくてはならない。
なにがあろうとー。
ってな心境です。
村上春樹もご高齢なので、いつまで彼の新作を楽しめるかわかりませんし、リアタイで読めることに感謝しながら新作を待ちたいですね。
健康に気は遣ってそうなんで90代ぐらいまで書いてくれそうな気もしますが、まぁ先のことはわかりませんしね。
先々、孫なんかに「ワシはハルキ・ムラカミの小説は必ず発売日に買って読んどったんじゃよ・・・。そうそうあの『街とその不確かな壁』の時はなぁ・・・」なんて後世に語れる貴重な体験をしているような気もしてます。
リアタイで川端康成とか、夏目漱石とか、太宰治とか読んでいた人もこんな感じだったのでしょうか?
ともあれ、発売日まであと1ヶ月半。
楽しみ待ちたいです!!
発売日は仕事休めなさそうですが、次の日は休めそうなんで、じっくり読みたいですね~。
*追記
ツィッターの情報で、『街と、その不確かな壁』を読む方法がわかりました。
国立国会図書館の資料複写のサービスで、 文學界 1980年9月号 pp.46~99を複写で取り寄せれば良いみたいですね。
まぁ、読めると言ってもコピーにはなるのですが、今のところ単行本化していないこの作品を確実に読むのはこの方法がてっとり早いようですね。
コピー代、郵送費でもろもろ1000円チョイぐらいかかりますが、気になる方はぜひ!!
僕は取り寄せ依頼して、近々届きそうです♪
↓この方のブログで詳しく紹介されていました。
↓ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくお願いします!!