村上春樹の小説を読んでいて思うのですが、美味しそうな料理を食べたり、お酒を飲んだりする場面が多いですよね!?
しかも、サンドイッチや、パスタなどちょっとこだわりをかんじさせるような細かい描写が多いですよね。
サンドイッチの具材ひとつとっても細かい描写があったり・・・。
そんな、村上春樹の小説で出てくる美味しそうな食べ物のレシピを集めた本がこの『村上レシピ』です!!
前から気になっていなのですが、図書館で見かけたので借りてきました~。
んで、今回は『ノルウェイの森』で緑がワタナベを自宅に招いて料理を振舞う場面があるのですが、その料理を再現してみました。
題して「小林緑のおばんざい」です。
ブラジャーを買うお金をケチって生乾きのブラジャーを付けながらも卵焼き専用のフライパンを買った緑の食への執念!!
一緒に美味しいものを食べると親密になりますよね。
古今東西、恋愛において相手の胃袋を掴むのは大事なことだと思います。
男女問わず。
ご飯が上手に作れない男子は、美味しいものを食べられるお店に女の子を連れて行きましょう☆
って、何の話やねん。
まずはだし巻き玉子。
フツーの卵焼きですが、僕は卵焼き作るのはわりとニガテですね。。
うまくクルクルできないのですよぉ。
ついでに言うなら、オムレツ、オムライスもニガテで~。
「不器用な男ですから」BY健さん
味付けは関西風で、だしを使った薄味です。
卵焼きの味付けって家によって全然違って面白いですよね。
やたら甘かったりとか。
キノコの炊き込みご飯も載っていたので作りました。
炊き込みご飯たまに作りますが、ひじきとか、キノコを入れまくるのが好きです!!
おこげも旨いですよね~♪
こちらは、なすの煮浸し。
ちょっとアレンジして、ごま油で皮の面を焼いてから煮ました。
なすと油の相性の良さは異常です。
んで、最後はかつお節をのっけるとより美味しくなりますね!!
アラフォーになるとこんな素朴なメニューが好きになりますね。
あと、サワラの西京焼き。
春の魚と書いて、鰆(サワラ)。
淡白な白身魚ですが、西京漬けにしてクッキングペーパーの上で焼くとあら不思議!!
とつもなくお上品なお味になります。
ちょっと、焦げ目がつくぐらいに焼くと香ばしくてさらに美味しくなります。
僕は、前の日の晩に鰆を買っておいて味噌、みりん、醤油、酒を合わせてビニール袋の中に入れて漬け込みます。
料理において、この仕込みの作業が好きですね。
食べるのは一瞬ですが、手間と時間をかけてより美味しくする為に手を加える。
ジャムおじさんばりに「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」と念じます。
冷蔵庫の中で美味しくなっていく鰆を思いながら過ごす時間もまた甘露です。
そ・し・て。
出来上がったのが、こちら~。
小林緑のおばんざい☆ヒロズキッチンREMIX!!
汁物は、すまし汁にしました。
なかなか美味しくできましたよ!!
やるな緑!!
今度は、パスタも作ってみよかな~。
打倒もこみちでヒロズキッチン頑張ります☆
余談ですが・・・。
『風の歌を聴け』で、鼠が食べていたアノ禁断の食べ物・・・。
「ホットケーキのコーラがけ」
のレシピもあります。
いや、ぶっかけるだけですが(笑)
「この食い物の優れた点は、」と鼠は僕に言った。「食事と飲み物が一体化していることだ。」
あー、楽しかった。
『ノルウェイの森』は僕が19歳の時に読んだ初めての村上春樹の作品で、とても思い入れがあります。
近々、書評を書いてみたいと思っています。