ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【雑記】トンデミで飛んでみ?トランポリンやクライミングウォールが楽しめる、屋内アスレチック施設!!

☆トンデミでのびのび全力遊び!!☆

 

今日は日曜日だったので、次男氏とトンデミに行ってきました。

トンデミとは、バンダイナムコが運営する屋内アスレチック施設で、トランポリンやらクライミングウォールやらなんたらかんたら楽しめるとこです。

 

全国に4か所施設があって、幕張、平和島、横須賀、そして愛媛にあります。

幕張、平和島、横須賀ときてなんで愛媛やねん!!って、感じですが(笑)

2年前ぐらいにオープンして、たまに行ってます。

bandainamco-am.co.jp

 

 

 

☆トンデミの利用方法と料金とかうんたらこんたら☆

 

利用方法は、最初はぶっちゃけめんどくさいです。

初回は会員登録(500円)が必要だったり、トンデミ専用の靴下と会員カードがないと利用できなかったりするので要注意です。

基本、事前予約も必要で30分前の受付と書かれていたりしますが、ナムコのゲーセンも併設しているので、いつもゲーセンしながら時間をつぶしています。

 

慣れないと利用方法はちょっと面倒ですが、慣れたらスムーズですし、LINE登録してたらけっこう色々割引クーポンなど送られてくるのでいい感じです。

ちなみに誕生月だった次男氏。

600円引きのバースデイクーポンが送られてきました。

600円引きはデカいっすね~。

 

料金は90分で1800円で、付き添いの保護者が600円です。

大人も遊ぶことはできます。

他にもキッズエリア料金とかもろもろありますが、90分コースぐらいがちょうどいいかんじですね。

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↑フォトスポットがいろいろ多いのもトンデミの魅力です☆

 

 

 

☆そんなわけで今日もトンデミを満喫!!☆

 

インストラクターのお兄さんお姉さんがだいぶたくさんいて、いろいろ教えてくれたりします。

運動前の準備運動なんかもしてくれていました。
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トランポリンでジャンプしてパシャリ♪

これだいぶいいタイミングで撮れました☆
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ハーネスをつけてクライミングゾーン。

たまたま次男氏の友達が来てて、一緒に遊びました。

後ろから「そこ持って!!」とか教えてくれてました(笑)
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ビルの上を歩いたり、ジャックの豆の木を登ったりもできます。
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梯子を登ってプチ消防士気分。
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障害物競走みたいなゾーンも。

2レーンあって、お互いにタイムを計って競争もできます。
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ベンチもたくさんあったので、遊ぶ次男氏にちょいちょい声かけながら読書タイム。

ロッカーも多いので、荷物も預けられて良いです。
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って、今週のはてなブログのお題は「外でしたいこと」でしたが、めっちゃ屋内で遊んじゃいました(笑)

まぁ、でも汗だくで遊んで、友達とも会えたみたいなので良かったです♪

 

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【本】村上龍『イビサ』~甘美で自堕落な旅路の果ての破滅~

1、作品の概要

 

イビサ』は村上龍の長編小説。

1992年に刊行された。

文庫本で271ページ。

月刊「カドカワ」の1989年1月号~91年11月号に連載された。

パリ、モロッコバルセロナと旅を続けるマチコがガイドとしての自らの役割に目覚めていく。

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2、あらすじ

 

昼は受付嬢、夜はいつも違う男と寝る破天荒な生活を続けるマチコ。

精神を病んで精神病院に入院していた彼女は、先生と呼ばれる男に見初められてパリへと旅に出る。

パリでガイドとしての役割に目覚めて、特別な能力に目覚めたマチコは男の元を離れて旅に出る。

ロッコバルセロナ、そしてイビサへ・・・。

マチコはドラッグ、セックス、アルコールで退廃的な日々を送りながら、何かに導かれるように旅を続ける。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ

 

「自由とはメタリックなざわめきである」

イビサ』の作品中の1文ですが、とてもつもなく意味がわからなくて、とてつもなくかっこよくて、とてつもなく興味をそそられる文章です。

Xでフォローさせて頂いている方の読了ポストに今日をそそられてアマゾンでポチリました。

村上龍は好きな作家の1人ですが、まだ読んでいない作品が多いので特に1990年代の作品は読んでみたいですね。

 

 

 

4、感想(ネタバレあり)

 

1980年~1990年代がやはり村上龍の全盛期だったのだなと再認識させられるように作品でした。

特に1990年代はとんでもなく多くの優れた作品を発表していて、『五分後の世界』『ラブ&ポップ』『KYOKO』『インザ・ミソスープ』のような代表作を毎年のように刊行しています。

なんかオーラ出まくってましたし、文章からも力強いメッセージとイマジネーションが迸っています。

何かを伝えよう、表現しようという強いモチベーションを感じますし、実際にこの頃の作品はただ単に優れた小説というだけではなくて、社会的に大きな影響を与えるような強いインパクトがありました。

村上龍は小説でやりたいことをある程度やりきってしまったように思いますし、もともと多くの分野に興味を持って新しいことが好きなパーソナリティーを持った人だと思うので、物語を書くことより経済とか他の方面に興味が出たのかなと思っています。

 

さて話を「イビサ」に戻しますが、この作品を書いたころの村上龍は作家として意欲に満ちていて、物語からとても強い意志の力を感じます。

正直、村上龍という作家は文章が美しいとか巧みであるというタイプの作家ではないと思いますし、ハッと驚くような物語を作るわけでもありません。

ただ、選ぶテーマが誰も思いつかないような斬新なものですし、読んでいる間中、鈍器で殴り続けられているような強いメッセージ性を感じます。

そして、文章から迸る鮮烈なイマジネーション。

文章で表現していながら文章で表現することがもどかしいような、それでも文学の可能性を模索し挑戦しているような、文章を使ったアートという印象が強いです。

全くタイプが違う作家でありながら、鮮烈なイマジネーションといった部分で中上健次と重なるところもあるように思います。

 

あとがきの村上龍自身の言葉が秀逸すぎて、いやもうこれで感想良くね?みたいな感じです。

たしかこの頃、「自分探し」みたいなワードが流行ったように思いますが、村上龍はそこにはっきりとNOを突き付けています。

自分と向き合うことは危険で、そこには何もないのだ、と。

これは、破滅的なストーリーである。

自分と向かい合う旅、それを実践した女性の話だ。

自分と向かい合うのは危険なことだ。

麻薬や宗教や芸術やセックスは(それに幻影さえも)、自分と向かい合うのを避けるために存在している。

自分は何者か?などと問うてはいけない。

自分の中に混乱そのものがあるから、ではなく、全く何もないからだ。

内部と外部という言い方はもう既に嘘なのだ。存在するのは関係性だけ、あとはすべてのっぺらぼうの表面だけだ。

イビサ』は、破滅的だが、まったく暗くない。

 

マチコは現代の日本社会で生きていくのに空虚さを覚え、精神を病み、導かれるように旅にでます。

不思議な能力と、自らのガイドとしての役割に目覚めますが、彼女が辿り着いた約束の地であるイビサでは手足を切られて悲惨な末路に・・・。

しかし悲壮感はなく、破滅的な物語の末の破滅的な終焉にもかかわらず暗さはありません。

現世利益を大きく超越した古代から連綿と続くガイドにとっては手足の有無など些細なことだったのかもしれません。

 

 

 

5、終わり

 

主要な登場人物が誰も自堕落で、常に暴力と死の香りが漂い、セックスとドラッグが彩るソリッドな物語でした。

強いメッセージと意志を文章の端々から感じました。

バルセロナイビサ島は1度行ってみたい場所。

僕もそのうち導かれるように旅に出てみたいです。

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【フィットネス】走ったあとに起こる膝痛問題。40歳を超えて起こる膝の痛みは変形性膝関節症かも・・・。

☆最近だいぶ膝が痛い☆

 

痛いんですよ。

膝が。

 

唐突に膝の痛みの訴えで始まったこのブログ記事ですが、ここ2~3年すぐに膝が痛くなるんですよね~。

走ったあとにも次の日あたりに激痛が走ったりとか、下手をするとに日常生活をしているだけで、なぜか膝が痛くなったりとかします。

走りたいのに膝が痛いとかめっちゃストレスでネットで調べてみましたが、あれこれ俺って変形性膝関節症なんじゃない?って思いました。

ちなみに変形性膝関節症とは・・・。

変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨が、加齢や筋肉量の低下などによりすり減って、痛みが生じる病気です。軟骨がすり減った分、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなって内側の骨があらわになり、骨のへりにトゲのような突起物ができたり、骨が変形したりします。また、関節をおおっている関節包(かんせつほう)と呼ばれる繊維膜の内側に炎症が起こるため、黄色味がかった粘り気のある液体が分泌され、いわゆる「膝に水がたまった」状態になります。

ってな感じの状態を言います。

高齢者の方の病気かと思いきや、40代からの発病も多く油断大敵です。

 

 

 

☆対処方法☆

 

なんか最近やたらと膝が痛いとかなったらまずは整形外科を受診しましょう。

レントゲン、MRIを撮ることであなたの膝の状態がわかると思います。

 

僕はMRIを撮って問題ないとのことでしたが、ドキドキでした。

ちなみに変形性膝関節症で寝ている時に膝を伸ばしたままで寝ると膝が痛くなりやすいと聞いて特殊なクッションも購入しました。

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三角になっていて膝を折りまげる感じで眠れるクッションです。

個人的には、効果があるように思いますね。

原理はわかりませんが、膝をまっすぐ伸ばして寝るのは負担がかかるみたいなので、毎日ではないですが走ったあとなどはこのクッションを使用しています。

 

40代を過ぎて膝が痛くなったら変形性膝関節症かも!?

そんなときはすぐに整形外科に受診してみてください。

膝神ヒロとのお約束だよ?

 

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【雑記】介護報酬改定と賃上げについて!!訪問介護がまさかのマイナス改定でヘルパー事業所は危機的な状況に・・・。

☆大企業は派手に賃上げしててうらやまだぜ!!☆

 

この春、物価高騰からの賃上げが大企業を中心に多くの企業で行われました。

初任給を2~3万円引き上げたところも多かったみたいですね~。

もともとはロシアのウクライナ侵攻による原油高騰と円安が引き金となった物価の高騰。

一時は原油価格は落ち着いたものの、中東がきな臭くなったことで再び上昇。

日銀がマイナス金利政策からの脱却を図ったものの、他国と比べて依然低金利で、円安は止まらずむしろ進行していっています(;^ω^)

 

そんな中、4月からまたもや値上げラッシュが・・・。

小麦粉、トイレットペーパーなどの生活必需品の値上げが目立ちます。

いや、う〇こしても葉っぱで拭くしかないんかな・・・。

 

今回の値上げは賃上げのために商品を値上げしているという話ですが、値上げしても買ってくれる大企業の商品は良いのですが、そうでない中小企業はなかなかにつらいものがあります。

コロナ渦のゼロゼロ融資の返済や、金利の引き上げでギリギリでやっていたいわゆるゾンビ企業がバタバタと倒産に追い込まれそうですよ父さん・・・。

ゾンビ企業とは、本来潰れているはずのがゼロゼロ融資やマイナス金利で何とか生き延びていた企業のことを言うらしいっすね。

 

大企業がこんだけ派手に賃上げすると転職を考える人も増えるでしょうし、今後ますます勝ち組と負け組がはっきりと別れそうですね。

株でも日経平均株価が4万円突破とか沸いていますが、日経平均東証プレミアムの優良企業で構成されていて、ベンチャー企業などで構成される東証グロースの株価は泣かず飛ばずで2極化が顕著です。

業種別にも格差の拡大が懸念されていて、割を食うのが介護職と医療職です。

 

 

 

介護保険の改正でヘルパーが来ない未来へ・・・☆

 

3年に1度行われる介護保険の改正、いわゆる介護報酬改定が今年の4月に行われました。

今回の改定は6年に一度の医療の診療報酬改定との医療介護の同時改定。

毎回、同時改定では大きな動きがあるとのことで戦々恐々としていましたが、今回は比較的小さな動きになりました。

ただ、訪問介護職員のヒロ氏にとっては、ショックな改定になり、気持ちは海底に沈みました。

 

物価や電気代の高騰もあり全面的なプラス改定が予想されていましたが、訪問介護は2%のマイナス改定。

おおぅいぃぃっぃ!!

他のサービスは軒並みプラス改定なのに訪問介護だけマイナス。

えっ、なに厚労省はヘルパー嫌いなん?

 

厚労省的には、「訪問介護の利益率が高かったから下げた」という説明でしたが、サ高住に併設している訪問介護ステーションと一緒くたにされてうんたらこんたらで。

昨年は公的な機関である社協のヘルパーステーションが大量に閉鎖して大問題になっていましたが、追い打ちをかけるようなマイナス改定で在宅介護はオワコンの危機です。

ただでさえ、他業種がこんだけはでに賃上げして介護、医療職の人材難に拍車がかかりそうな状況なのに・・・。

今後は海外からの人材が増えそうですね。

 

ちなみに介護、医療職は単価を勝手に上げたりできなくて、報酬改定で国が上げてくれなければ上がらないのでどうしても世間一般の企業より賃上げのペースは遅くなります。

臨時の改定もまれにありますが・・・。

処遇改善加算などもあって、介護職員の手当ても増えているのですが、このインフレと賃上げの波にもみ消されそうです。

 

介護事業所も経営が立ち行かなくなるところが増えるかもしれないですね。

生き残れるように頑張りたいです!!

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【映画】『四月物語』~田舎から上京した経験がある人はマストな映画~

1、作品の概要

 

四月物語』は1998年に公開された日本の映画。

監督・脚本が岩井俊二

主演が松たか子

田辺誠一松本幸四郎

上映時間は67分。

北海道から上京した女子大生の日常を綴った。

2024年4月現在、U-NEXTで配信中。



 

2、あらすじ

 

北海道から大学進学のために上京した卯月(松たか子)。

桜の舞い散る4月に武蔵野大学に入学した。

引っ込み思案な彼女だったが、クラスメイトの佐野と懇意になり、釣り部に入部する。

自身が住んでいた田舎とのギャップを感じながらも、日々を過ごす卯月。

彼女が上京した本当の理由とは・・・。


www.youtube.com

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ

 

岩井俊二監督の作品が大好きだった大学生時代。

もちろん今も大好きですが、『四月物語』は当時上京してひとり暮らししていたヒロ氏に刺さりました。

U-NEXTで配信されていて、ちょうど今が4月だったので観てみました。

いやー、大学に入学してひとり暮らしを始めたのが27年前ですが、リアルに自分の状況と重ね合わせて観られた当時より、今のほうがむずきゅんハートブレイクでした。

誰かむずきゅんハートブレイクって言葉流行らせてください。

 

 

 

4、感想(ネタバレあり)

 

冒頭、松本幸四郎をはじめとするリアル松家が総出演してます。

友情出演的なアレでしょうか?

家族に見送られて、郷里の北海道から東京の大学に旅立つ卯月。

ローカル線の駅とかいいっすね~。

僕の地元もあんな感じやわ~って共感。

 

共感といえば、松たか子って僕と同い年のいわゆるヒロ世代だったみたいですね。

誕生日も1か月違いでディスティニーを感じちゃったので、松たか子さんこのブログを読んでたらぜひご連絡ください。

良かったらお茶でもしましょう。

などと世迷いごとをほざいて、閑話休題

 

引っ越しのシーンとか、桜の花びらが秒速5センチメートルで散りまくって、やばくてやばかったです(語彙)

いや、ここまで散らんやろがいって(笑)

引っ越しの車がワイパー使って花びら散らしていたし。

うん、でもこの過剰さも良い。

結婚式の花嫁とか、冒頭から美しいです。

 

引っ越しの荷物がアリエナイ量で(笑)

引っ越し業者を必死に手伝おうとする卯月が健気でコミカルで良いです。

ご近所挨拶とか、大学のサークル活動の勧誘とか、自己紹介とか・・・。

いや、どんだけマイハートを懐かしさと既視感でない交ぜシェイクしたら気がすむねん!!って感じでした。

遠い昔に感じた感情が再生されて、でもそれはもう2度と味わうことが叶わない・・・。

そんなノスタルジーをフラメンコギターみたいに、マイ情緒をバランバラランとかき鳴らされるような映画です。

 

卯月が東京の大学に進学した理由。

それは憧れの先輩(田辺誠一)を追いかけてのことでした。

うおー、アオハルマックス!!

いや、そのために学費出して仕送りする親の気持ちを考えたことあるんか?

そこに愛はあるんか?

って今なら説教インザハウスですが、そのために勉強頑張って志望校に合格するって健気すぎます。

ちなみに弟氏が通っていた某大学がロケ地に使われていたことを知って驚愕。

 

上京して同じ高校出身とか、田舎出身ならアリエナイ確率ですね。

僕も、松たか子似の後輩が追いかけてきてくれたら良かったのですが、特に誰も追いかけてきませんでした。

そんで、先輩が本屋でアルバイトをしてて卯月は足繁く本屋に通って本を買うわけですよ。

パイセンは出勤していないのですが、レジの愛想ない女性に定休日を聞いたりしてさ。

いやー、むずきゅんハートブレイク!!

ずっと、にやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやしながら、観てました。

 

そしてついにパイセンとお話しして、パイセンも覚えてくれていて・・・。

いやー、もうオッサンをどれだけキュンさせれば気が済むん?

短い映画ですが、松たか子のイノセントさがもうキラキラ眩しくて最高でした。

奥菜恵、森七菜など少女のイノセントさを描くことにこだわりを感じさせる岩井俊二監督。

今作では松たか子の20歳当時の純粋なキラキラが存分に描かれていました。

 

 

 

5、終わりに

 

いやー、良かった。

思っていた以上にノスタルジーの波に攫われてしまうような映画でした。

過ぎ去ってしまって、2度と味わうことができない感覚だからこそ愛おしくてより濃密に心に訴えかけてくるものがある。

そんなふうに感じました。

 

「俺は過去は振り返らないぜっ!!」とか言いつつも、人生の半分以上が過去に属するオッサンとしては、過去の記憶の反芻は避けがたく繰り返し行われていくものです。

そんなときに寄り添ってくれる物語。

僕にとって『四月物語』はそんな映画でした。

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【本】江國香織『がらくた』~あなたを所有したい。存在も不在もすべて。~

1、作品の概要

 

『がらくた』は江國香織の長編小説。

2007年5月22日に刊行された。

文庫本で352ページ。

島清恋愛文学賞受賞。

45歳の柊子と15歳の美海が、一人の男性への恋慕を募らせる。

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2、あらすじ

 

45歳の翻訳家の柊子は、母親の桐子と海外でバカンス中に、美しい15歳の少女・美海と懇意になり、その父親ともディナーを共にする。

「遠くに行っておいで」挑戦的に言い放つ夫の言葉に導かれるように、美海の父親と性交する柊子。

日本に戻ったあと、美海と交流を続けていた柊子と桐子は、桐子の誕生日のディナーに美海を招待して、夫の原も同席する。

恋愛依存症の母と、2人暮らしの美海は学校では1人周囲から浮いていたが、強い意志を振りかざして生きていた。

美海は柊子の夫・原の存在に惹かれ始めていた。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ

 

たぶん10年以上前に古本屋で安く見つけてGETしたんだったと思う。

江國香織は27年前から好きな作家で、あまり本自体読んでいなかった時期もあるけど、定期的に読んでいる作家さんです。

本棚の奥で眠っていましたが、Xでフォローさせて頂いている方の読了ツイートを読んで再読してみました。

いつのまにか柊子と同じぐらいの歳どころか年上になってしまっていた僕。

30代に読んだ時とは、また味わいが違って物語の濃厚なコクをより楽しめたように思いました。

 

 

 

4、感想(ネタバレあり)

 

「とっておけるもの」

柊子さんが言った。

「果物は、ほっておけば傷んだり腐ったりするでしょう?でもジャムにすればとっておける。味も香りも濃くなるし、色も濃くなってきれいだしね」

私は、果物は生のままのほうが好きだ。そう思ったけれど、言わずにおいた。

 

戦慄が走ったこの場面。

『がらくた』の物語の中核であるように思いました。

柊子が「とっておきたい」ものは果物だけではなくて、夫の愛情でもあるのでしょうか。

柊子が「遠くに行こうとした」のも「ほっておけば傷んだり腐ったりする」からだったように思います。

夫の愛情が。

それは狂おしいまでの愛情と執着。

柊子も原もどこかこの世の中から逸脱した存在のようです。

 

対して、「果物は生のままのほうが好きだ」と素直に思う美海。

15歳と45歳。

はじめての恋と、最後の恋。

『がらくた』では2種類の恋愛を味わうことができます。

 

もぎたての生の果実のようなフレッシュな恋と、熟成し形を変えながら円熟していく愛。

柊子と美海の視点で交互に語られる恋愛物語は、甘美で官能的な濃厚な味わったことのないような果実でした。

 

 

 

5、終わりに

 

「読んだことある本を何度も読んで何が楽しいの?」と時々言われますが、歳を経て考え方や感じ方が変化する中で再読すると物語がまた別の味わいを持つことがあります。

それもまた読書の醍醐味のひとつだと思いますし、良い作品は何度読んでもまた違う断面を見せてくれるように思います。

果物一つとっても、生のまま食べるか、ジャムにするか味わい方はそれぞれ。

物語もまた時を経てその味わいを変化させていくように思います。

『がらくた』はそんなことを考えさせてくれるような作品であり、狂おしいまでに濃密な恋愛小説だったと思います。

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【雑記】ヒロ家家族旅行Ⅲ~大阪SO DEEP!!~

☆ディープな大阪を楽しむ!!☆

 

USJでNO LIMITのはずがだいぶ限界突破したヒロ家一行。

とりあえず飯食いたい!!

ってなわけで道頓堀で食べ歩きしよやーって、移動しました。

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でもだいぶBOROBOROでしたね。

難波駅についても、移動距離が長くて次男氏がブーブー言うてました。

田舎の子供は車移動に慣れすぎてていて、どうも軟弱でいけませんがな。

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なんば駅構内もなんやかんや広くて、子供たちの体力も限界に・・・。

ちょいちょい食べ歩きしたかったのすが、道頓堀の横綱さんで昼食に。

うん、でも良い感じのお店でした~。

横綱ビールの量は半端なかったですが(笑)
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そのあとは、道頓堀をうろうろ。

川岸の飲み屋とかめっちゃいいかんじでしたね~。

すげー楽しそう!!

DEEPで好きな感じでした。

そして、スパイーダーマンも頑張ってました(笑)
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☆鶴橋でソーDEEP!!☆

 

綺麗目な観光地的な大阪とは他にDEEPな感じの大阪が

好きです。

そんな中でも鶴橋は気になっていました。

ってなわけで、妹家族との会食は鶴橋で。

 

噂に聞いてはいましたが、鶴橋商店街はDEEPすぎ!!

いや最高に怪しかったですね~。

1人だったら飲み歩きしてるわ~。
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その後妹一家と合流して焼き肉ディナー。

鶴橋で焼き肉喰いたいのは僕のリクエストでした。

本当ならコリアンタウンも生きたかったな^。
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しかし大阪はDEEPな空間が多くて良いですね~。

また行ってみたいです!!

 

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