村上 龍が2003年に刊行した「13歳のハローワーク」の紹介です。
13歳ぐらいの子供向けにどういった職業があるかの紹介をした本です。
はまのゆかさんのイラストもほのぼのして可愛いですね。
写真は、2010年に刊行された改訂版「新13歳のハローワーク」です。
500ページ超えでほぼ図鑑レベルです。
元々、小説家の他に映画を撮ったり、キューバからバンドを呼んでプロモーターをしたりとマルチな村上龍でしたが、「あの金で何が買えたか」を1999年に出したころから経済に興味を持ち始めます。
「5分後の世界」「半島を出よ」なんかは経済から、軍事に興味を持った村上龍の感覚がそのまま小説に活かされている気がします。
両方ともとても完成度の高い小説ですが、なんとなく個人的に鼻につくかんじがあります(^_^;)
現在は、ユニークな経営者を紹介するTV番組「カンブリア宮殿」のパーソナリティーをしていて、もはや単純に小説家とは言えない存在になっています。
とても色々なことに興味があって、フットワークが軽い人なんでしょうね。
そんな、村上龍の「13歳のハローワーク」ですが、この本が出版された時に、ああ僕が13歳の時にこの本を読みたかったな、と思いました。
514種の職業が紹介されていて、それぞれの興味に合うような職業とその特徴が書かれていて大人が読んでも参考になります。
↑好きな教科ごとに合う職業を紹介しています。
↑勉強が好きじゃなくても。休み時間が好きとか、何も興味が持てないなどの項目があります。
↑スポーツ関連
戦争が好き、なんて物騒な項目も。
↑社会の役に立つで、福祉なども。
↑ダンサー
↑音楽関連で指揮者や
↑クラブDJなんかもあります。
基本的に、自分の好きなことを仕事にしなさいみたいな論調で書いてます。
まぁ、誰もが龍みたいな生き方をできないのだから好きなこと、自己実現をしながら仕事をできる人間はひとにぎりなのだとは思いますが(^_^;)
向いてる仕事を探すのは大事なことだと思います。
ちなみに、僕は介護の仕事をしていますが、自分にとっては天職だと思います。
大学も、福祉科に通っていました。
管理者として働かせていただいていますが、現場もマネージメントもこなすプレイングマネージャーとしての役割を頂いていて、とても学ぶことが多いです。
ブログでは触れられていませんが、ビジネス書、自己啓発本なども読んで日々、人間力の向上に務めています。
息子たちにも、自分の天職と思える仕事を見つけてほしいと思って「13歳のハローワーク」を購入しました。
長男は、もうすぐ13歳だし、この本を活用して職業意識を高めて欲しいです。
色んな考え方があると思いますが、僕はこれからは学歴よりどういう職に就くか資格を取るのか、あらかじめ社会に出た時のビジョンを持っているほうが良いのではないかと思います。
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