ラウンド8で開催国カタール相手に延長戦を戦い4-2で勝利したU23日本代表。
いやー、負けたら終わりの痺れる1戦でしたね。
相手GKの退場がなかったら危なかったかも(;^ω^)
U23アジアカップのラウンド4まで進出した4つの国は日本、イラク、インドネシア、ウズベキスタンとなりました。
あれ?韓国は?サウジは?オーストラリアは?イランは?
番狂わせの連続でこれら強豪国は軒並み敗退。
日本以外は見慣れない顔ぶれが揃いました。
韓国は10大会連続出場していたのに今回出場権を逃して、国内では批判の嵐みたいですね(;^ω^)
さて、日本のスタメンはこちら。
前の試合から平河、荒木の2枚が入れ替えになりました。
CBは高井ではなく、出場停止だった西尾の出場を予想している記事も多かったですが、ロングボール対策のためもあり190センチを超える長身の高井が先発。
木村、高井はこれまでの試合で好調をキープしていてベストな組み合わせ。
CBの2人は、今大会での最大の発見と言っていいでしょう。
細谷
平河 山田
荒木 松木
藤田
大畑 木村 高井 関根
小久保
イラクは3-4-3のフォーメーションでスタート。
しかし、重心は低くほぼ5-4-1みたいな守備的な布陣。
しっかり守ってロングカウンターを狙っていました。
日本は左サイドの平河と大畑がいいコンビネーションで仕掛けまくり。
大畑も良い仕掛けしてますし、コンディションが良いですね。
前半はイラクはほぼノーチャンス、攻め込む日本は徐々に細谷、荒木らがシュートを放つシーンも。
前半28分。
センターサークル付近からの藤田の浮き球のタテパスに、ギリギリで抜け出した細谷がナイストラップからターンして相手をかわしてファーサイドにグラウンダーのコントロールショットを放つ。
GOOOAAAAAAAALLLLLLLL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エース細谷の素晴らしいゴール!!
日本、欲しい時間帯に値千金の先制ゴールを決めました。
藤田のパスも絶妙でした!!
平河、大畑の左サイドが機能していて引き続きサイドを起点に攻め込む日本。
すると42分大畑の突破からマイナス気味のグラウンダーを藤田へ送る。
藤田がクールなワンタッチパスをタテに送ると抜け出した荒木がGkとの1対1を制してボールをゴールへと流し込む。
GOOOOAAAAALLLLLLLL!!!!!!!!!!!!!!!
いい時間帯での追加点!!
理想的な展開で後半へ。
日本が一方的に攻める展開だった前半。
後半はイラクがリアクションをみせます。
ラインを押し上げて、サイドを高い位置を取るようになりイラクが攻勢を見せます。
後半15分にイラクが選手交代からの4-4-2へのシステムチェンジ。
サイドからの突破を試みる攻撃的な布陣に。
日本は前半のようにはボールを支配できなくなりますが、後半21分には平河のクロスから細谷のヘッドで惜しいシーンも。
段々と疲れもみられるようになってきた日本でしたが、ここでも藤田が周りを鼓舞しながらボールを落ち着かせたり、とても冷静にプレーしてました。
いや、頼りになるキャプテン!!
藤田はアシスト以外にも攻守で効いていましたし、タテに速い展開を落ち着かせたり、チェンジオブペースをしながらチームをコントロールしていました。
イラクはセットプレーや、サイドからのカウンターでゴールを狙いますが日本もなんとか対応しそのままタイムアップ。
U23日本代表がU23イラク代表に2-0で勝利し、パリオリンピック出場権を獲得しました!!
やったぜ!!
イラク戦は今大会一番いいプレーをしていたように思います。
やっぱり今大会調子が良くて、コンディションがいい選手を多く選んでいて、試合を通じて攻守における運動量が相手を凌駕していたのがこのチームの良いところでした。
他のチームは足が攣ったり、怪我をしたりと万全のコンディションでなかった中、日本の選手たちの動きは質量ともに素晴らしかったです。
ここまでケガ人を出さずに戦えているのもすごいことだと思います。
パリオリンピック出場権を獲得するというミッションを達成することができましたが、次は5/3のウズベキスタンとの決勝戦。
優勝して大会を終えたいですね!!
そして、ここからパリ五輪本大会のメンバー入りを懸けた厳しいサバイバルが始まります。
今回召集されなかった久保建英、鈴木唯人らの欧州組と、3人のオーバーエイジが本大会のメンバーに入ってくると思います。
出場登録できる選手の数はわずか18名で、今回パリオリンピック出場権を獲得したメンバーからおそらく半数はメンバー落ちしてしまうという厳しい現実。
7月24日に開幕するパリ五輪本番まで2か月半。
本大会に大岩監督がどんなメンバーを選ぶのか?
楽しみにみていきたいと思います。
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