準決勝のイラク戦で会心のゲームを披露し、パリ五輪の出場権を獲得したU23日本代表。
いやー、めっちゃいい試合でしたね～。パリ五輪の出場は決まったものの、大会はまだ続きます。
優勝を懸けたウズベキスタンとの1戦。
ウズベキスタンに勝利して有終の美を飾りたいところ。
さてスタメンはこちら。
前節から３名を入れ替えていますが、DFラインはそのままでガチで勝ちに来ているスタメンです。
西尾を先発で使うかなと思いましたが、好調の高井、木村コンビを起用。
SBも内野、半田が大会前はレギュラーと目されていますが関根、大畑が好プレーをみせてスタメンを奪取。
コンディションが良好で、勢いのある選手がレギュラーを獲ってそのまま成長していく。
今大会を象徴するようなメンバー選考だったかと思います。
細谷
佐藤 藤尾
松木 山本
藤田
大畑 木村 高井 関根
小久保
今大会、負けた韓国戦でさえボールを握って優位に立っていた日本。
しかし、サウジアラビアを破り今大会いまだ無失点のウズベキスタンには主導権を握られて、後手を踏む展開となります。
ポゼッションもできず、相手のプレスに苦しみました。
DFラインからのビルドアップもうまくいかず、中盤でのボール保持もままなりません。
いやー、強ええなウズベキスタン。
まあ、立地的にもヨーロッパだし、これからヨーロッパの中堅国ぐらいの実力を身につけてアジアの勢力図を塗り替えるかもしれませんね。
しかも、これで主力が３人クラブ事情で抜けているってんだから・・・。
日本はラッキーでした。
守備は固く、シュートも多く打ってきましたが、個人的にはそれほど攻撃に怖さは感じませんでした。
危ない場面もありましたが、決定的な仕事をするアタッカーがいない印象でした。
試合は拮抗しますが、後半アディショナルタイムに推しの高井のパスカットから荒木→山田へと繋いで山田が得意の左足でコントロールされたミドルシュートを放つ。
GOOOOAOAAAAAAAAALLLLLLLLLLLL!!!!!!!!!!!!!!!!!!
中村俊輔バリの魔法の左足がウズベキスタンのゴールをこじ開けました。
日本1-0ウズベキスタン
いや、こりゃ勝ったでしょ！！とか浮かれていたらVARから関根のハンドを取られてまさかのPK。。
嘘やろー。
マジっすかー。
しかし、ウズベキスタンのPKを小久保がストップ！！
魚ぉぉっぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉぉおぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
激アツ！！ムネアツ！！
めまぐるしい展開に、感情がジェットコースター並みにぐわんぐわんアップダウンしてました！！
本大会のGKは小久保で決まり！！
オーバーエイジも不要ってか、彼以上のGKって日本にいたっけ？ってレベルですね。
いやー、この世代のGKは鈴木、小久保、小澤とタレント豊富ですね！！
試合はこのままタイムアップ。
内容では圧倒されていましたが、しぶとく勝ちを拾った日本がU23アジアカップの頂点に立ちました！！
やっぱ、優勝っていいっすね～。
藤田がカップを掲げているシーンとかグッと来ました。
しかし、歓喜も束の間。
これからパリオリンピックに向けた熾烈なサバイバルが始まります。
用意された椅子はわずかに18。
オーバーエイジ3枠、今回召集されなかった久保、鈴木唯人らの選出も考えると今大会のメンバーも半分は落選する厳しい争いになります。
今回選ばれなかったバングーナガンデらも巻き返しを図っているでしょうしね。
アジア1位の日本は、パリ五輪ではグループDに入ることが決まりました。
パラグアイはブラジルを蹴落として予選を突破していますし、マリはちょい前の親善試合でボコられましたし、油断は大敵です。
パリ五輪まであと2か月半ですが、どんなメンバーになるのか楽しみです！！
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