いよいよ1/17にちに岩井俊二監督の最新作『ラストレター』が公開になります。
福山雅治、松たか子、広瀬すず、神木隆之介といった反則みたいな豪華キャストですね。
『人間失格 太宰治と3人の女達』『マチネの終わりに』を観に行った時に予告がやってて、とても楽しみにしてました。
例によって、予告で泣きそうになり・・・。
映画の予告って、なんであんなによくできてるんでしょうね(^_^;)
「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」
って、キャッチコピーみたいですね。
言われてみてぇぇぇーーーーーーーー。
でも、僕の返答は「信じません」
こんなの言われたらまずネットワークビジネスか、新興宗教の勧誘を疑いますね。
はい、幸薄い人生を送っておりますよん(´;ω;`)
絶対、次の瞬間に怪しげな壺が、100万円の値札付きで出てくるんやぁぁぁぁ。。。
ワイは騙されへんでぇぇぇぇぇぇぇ。。。。。
映画『「ラストレター」』予告【2020年1月17日(金)公開】
ストーリーは、鏡史郎(回想・神木隆之介)と未咲(回想・広瀬すず)、そして裕里(回想・森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出の物語で、手紙の行き違いが物語のキーになっているみたいですね。
小説が既に出ているのですが、読んでから映画を観るか、映画を観てから小説を読むか・・・。
打ち上げ花火を下から見るか、横から見るかぐらい激しく悩んでいます。
この映画は、岩井俊二監督自身の体験が基になっている映画で、故郷の宮城県でロケをしたようです。
ドローンも使って美しい映像がふんだんに使われているようですね。
ああ、もう楽しみすぎる。
『LOVE LETTER』のアンサーとなる映画でもあるみたいです。
雪の中のシーンが印象的です。
岩井俊二監督も言ってましたが、SNSが主流の現代にあってあえて今、手紙の物語を描くっていうのがまたいいですね。
小川糸さんの『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』もそうですが。
手紙は、すれ違いも含めて物語の種になりますね。
岩井俊二監督の作品は、他に『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『undo』『PiCNiC』『FRIED DRAGON FISH』『四月物語』『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『Jam Films』『花とアリス』『リップヴァンウィンクルの花嫁』などがあります。
僕は、個人的に『undo』『PiCNiC』が特に好きです。
☆『undo』~谷崎潤一郎の小説のような倒錯的耽美の世界~☆
1994年公開の作品です。
「強迫性緊縛症候群」という架空の精神疾患になってしまった妻と、妻を気遣う夫の物語です。
45分という短さの映画ですが、閉塞していく愛情と狂気を美しい映像で描いています。
大学の時に観て、こんな芸術的な映画があるのかと衝撃を受けました。
☆PiCNiC~醒めない悪夢の中、世界の終わりを目指す~☆
Tadanobu Asano And Chara (Romance Picnic 1996)
この映画がキッカケで2人が結婚することになりました。
この時期の浅野忠信はめちゃくちゃカッコよくて、独特の存在感があって好きでした。
これまた68分と短い作品ですが、グロテスクさと、映像の美しさの不協和音が心に残る映画です。
これ書いてて、また岩井俊二監督の作品を観たくなりました。
『花とアリス』まだ観てなかったしなー。
『ラストレター』の公開も楽しみです♪
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