ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【雑記】介護報酬改定と賃上げについて!!訪問介護がまさかのマイナス改定でヘルパー事業所は危機的な状況に・・・。

☆大企業は派手に賃上げしててうらやまだぜ!!☆

 

この春、物価高騰からの賃上げが大企業を中心に多くの企業で行われました。

初任給を2~3万円引き上げたところも多かったみたいですね~。

もともとはロシアのウクライナ侵攻による原油高騰と円安が引き金となった物価の高騰。

一時は原油価格は落ち着いたものの、中東がきな臭くなったことで再び上昇。

日銀がマイナス金利政策からの脱却を図ったものの、他国と比べて依然低金利で、円安は止まらずむしろ進行していっています(;^ω^)

 

そんな中、4月からまたもや値上げラッシュが・・・。

小麦粉、トイレットペーパーなどの生活必需品の値上げが目立ちます。

いや、う〇こしても葉っぱで拭くしかないんかな・・・。

 

今回の値上げは賃上げのために商品を値上げしているという話ですが、値上げしても買ってくれる大企業の商品は良いのですが、そうでない中小企業はなかなかにつらいものがあります。

コロナ渦のゼロゼロ融資の返済や、金利の引き上げでギリギリでやっていたいわゆるゾンビ企業がバタバタと倒産に追い込まれそうですよ父さん・・・。

ゾンビ企業とは、本来潰れているはずのがゼロゼロ融資やマイナス金利で何とか生き延びていた企業のことを言うらしいっすね。

 

大企業がこんだけ派手に賃上げすると転職を考える人も増えるでしょうし、今後ますます勝ち組と負け組がはっきりと別れそうですね。

株でも日経平均株価が4万円突破とか沸いていますが、日経平均東証プレミアムの優良企業で構成されていて、ベンチャー企業などで構成される東証グロースの株価は泣かず飛ばずで2極化が顕著です。

業種別にも格差の拡大が懸念されていて、割を食うのが介護職と医療職です。

 

 

 

介護保険の改正でヘルパーが来ない未来へ・・・☆

 

3年に1度行われる介護保険の改正、いわゆる介護報酬改定が今年の4月に行われました。

今回の改定は6年に一度の医療の診療報酬改定との医療介護の同時改定。

毎回、同時改定では大きな動きがあるとのことで戦々恐々としていましたが、今回は比較的小さな動きになりました。

ただ、訪問介護職員のヒロ氏にとっては、ショックな改定になり、気持ちは海底に沈みました。

 

物価や電気代の高騰もあり全面的なプラス改定が予想されていましたが、訪問介護は2%のマイナス改定。

おおぅいぃぃっぃ!!

他のサービスは軒並みプラス改定なのに訪問介護だけマイナス。

えっ、なに厚労省はヘルパー嫌いなん?

 

厚労省的には、「訪問介護の利益率が高かったから下げた」という説明でしたが、サ高住に併設している訪問介護ステーションと一緒くたにされてうんたらこんたらで。

昨年は公的な機関である社協のヘルパーステーションが大量に閉鎖して大問題になっていましたが、追い打ちをかけるようなマイナス改定で在宅介護はオワコンの危機です。

ただでさえ、他業種がこんだけはでに賃上げして介護、医療職の人材難に拍車がかかりそうな状況なのに・・・。

今後は海外からの人材が増えそうですね。

 

ちなみに介護、医療職は単価を勝手に上げたりできなくて、報酬改定で国が上げてくれなければ上がらないのでどうしても世間一般の企業より賃上げのペースは遅くなります。

臨時の改定もまれにありますが・・・。

処遇改善加算などもあって、介護職員の手当ても増えているのですが、このインフレと賃上げの波にもみ消されそうです。

 

介護事業所も経営が立ち行かなくなるところが増えるかもしれないですね。

生き残れるように頑張りたいです!!

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【映画】『四月物語』~田舎から上京した経験がある人はマストな映画~

1、作品の概要

 

四月物語』は1998年に公開された日本の映画。

監督・脚本が岩井俊二

主演が松たか子

田辺誠一松本幸四郎

上映時間は67分。

北海道から上京した女子大生の日常を綴った。

2024年4月現在、U-NEXTで配信中。



 

2、あらすじ

 

北海道から大学進学のために上京した卯月(松たか子)。

桜の舞い散る4月に武蔵野大学に入学した。

引っ込み思案な彼女だったが、クラスメイトの佐野と懇意になり、釣り部に入部する。

自身が住んでいた田舎とのギャップを感じながらも、日々を過ごす卯月。

彼女が上京した本当の理由とは・・・。


www.youtube.com

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ

 

岩井俊二監督の作品が大好きだった大学生時代。

もちろん今も大好きですが、『四月物語』は当時上京してひとり暮らししていたヒロ氏に刺さりました。

U-NEXTで配信されていて、ちょうど今が4月だったので観てみました。

いやー、大学に入学してひとり暮らしを始めたのが27年前ですが、リアルに自分の状況と重ね合わせて観られた当時より、今のほうがむずきゅんハートブレイクでした。

誰かむずきゅんハートブレイクって言葉流行らせてください。

 

 

 

4、感想(ネタバレあり)

 

冒頭、松本幸四郎をはじめとするリアル松家が総出演してます。

友情出演的なアレでしょうか?

家族に見送られて、郷里の北海道から東京の大学に旅立つ卯月。

ローカル線の駅とかいいっすね~。

僕の地元もあんな感じやわ~って共感。

 

共感といえば、松たか子って僕と同い年のいわゆるヒロ世代だったみたいですね。

誕生日も1か月違いでディスティニーを感じちゃったので、松たか子さんこのブログを読んでたらぜひご連絡ください。

良かったらお茶でもしましょう。

などと世迷いごとをほざいて、閑話休題

 

引っ越しのシーンとか、桜の花びらが秒速5センチメートルで散りまくって、やばくてやばかったです(語彙)

いや、ここまで散らんやろがいって(笑)

引っ越しの車がワイパー使って花びら散らしていたし。

うん、でもこの過剰さも良い。

結婚式の花嫁とか、冒頭から美しいです。

 

引っ越しの荷物がアリエナイ量で(笑)

引っ越し業者を必死に手伝おうとする卯月が健気でコミカルで良いです。

ご近所挨拶とか、大学のサークル活動の勧誘とか、自己紹介とか・・・。

いや、どんだけマイハートを懐かしさと既視感でない交ぜシェイクしたら気がすむねん!!って感じでした。

遠い昔に感じた感情が再生されて、でもそれはもう2度と味わうことが叶わない・・・。

そんなノスタルジーをフラメンコギターみたいに、マイ情緒をバランバラランとかき鳴らされるような映画です。

 

卯月が東京の大学に進学した理由。

それは憧れの先輩(田辺誠一)を追いかけてのことでした。

うおー、アオハルマックス!!

いや、そのために学費出して仕送りする親の気持ちを考えたことあるんか?

そこに愛はあるんか?

って今なら説教インザハウスですが、そのために勉強頑張って志望校に合格するって健気すぎます。

ちなみに弟氏が通っていた某大学がロケ地に使われていたことを知って驚愕。

 

上京して同じ高校出身とか、田舎出身ならアリエナイ確率ですね。

僕も、松たか子似の後輩が追いかけてきてくれたら良かったのですが、特に誰も追いかけてきませんでした。

そんで、先輩が本屋でアルバイトをしてて卯月は足繁く本屋に通って本を買うわけですよ。

パイセンは出勤していないのですが、レジの愛想ない女性に定休日を聞いたりしてさ。

いやー、むずきゅんハートブレイク!!

ずっと、にやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやしながら、観てました。

 

そしてついにパイセンとお話しして、パイセンも覚えてくれていて・・・。

いやー、もうオッサンをどれだけキュンさせれば気が済むん?

短い映画ですが、松たか子のイノセントさがもうキラキラ眩しくて最高でした。

奥菜恵、森七菜など少女のイノセントさを描くことにこだわりを感じさせる岩井俊二監督。

今作では松たか子の20歳当時の純粋なキラキラが存分に描かれていました。

 

 

 

5、終わりに

 

いやー、良かった。

思っていた以上にノスタルジーの波に攫われてしまうような映画でした。

過ぎ去ってしまって、2度と味わうことができない感覚だからこそ愛おしくてより濃密に心に訴えかけてくるものがある。

そんなふうに感じました。

 

「俺は過去は振り返らないぜっ!!」とか言いつつも、人生の半分以上が過去に属するオッサンとしては、過去の記憶の反芻は避けがたく繰り返し行われていくものです。

そんなときに寄り添ってくれる物語。

僕にとって『四月物語』はそんな映画でした。

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【本】江國香織『がらくた』~あなたを所有したい。存在も不在もすべて。~

1、作品の概要

 

『がらくた』は江國香織の長編小説。

2007年5月22日に刊行された。

文庫本で352ページ。

島清恋愛文学賞受賞。

45歳の柊子と15歳の美海が、一人の男性への恋慕を募らせる。

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2、あらすじ

 

45歳の翻訳家の柊子は、母親の桐子と海外でバカンス中に、美しい15歳の少女・美海と懇意になり、その父親ともディナーを共にする。

「遠くに行っておいで」挑戦的に言い放つ夫の言葉に導かれるように、美海の父親と性交する柊子。

日本に戻ったあと、美海と交流を続けていた柊子と桐子は、桐子の誕生日のディナーに美海を招待して、夫の原も同席する。

恋愛依存症の母と、2人暮らしの美海は学校では1人周囲から浮いていたが、強い意志を振りかざして生きていた。

美海は柊子の夫・原の存在に惹かれ始めていた。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ

 

たぶん10年以上前に古本屋で安く見つけてGETしたんだったと思う。

江國香織は27年前から好きな作家で、あまり本自体読んでいなかった時期もあるけど、定期的に読んでいる作家さんです。

本棚の奥で眠っていましたが、Xでフォローさせて頂いている方の読了ツイートを読んで再読してみました。

いつのまにか柊子と同じぐらいの歳どころか年上になってしまっていた僕。

30代に読んだ時とは、また味わいが違って物語の濃厚なコクをより楽しめたように思いました。

 

 

 

4、感想(ネタバレあり)

 

「とっておけるもの」

柊子さんが言った。

「果物は、ほっておけば傷んだり腐ったりするでしょう?でもジャムにすればとっておける。味も香りも濃くなるし、色も濃くなってきれいだしね」

私は、果物は生のままのほうが好きだ。そう思ったけれど、言わずにおいた。

 

戦慄が走ったこの場面。

『がらくた』の物語の中核であるように思いました。

柊子が「とっておきたい」ものは果物だけではなくて、夫の愛情でもあるのでしょうか。

柊子が「遠くに行こうとした」のも「ほっておけば傷んだり腐ったりする」からだったように思います。

夫の愛情が。

それは狂おしいまでの愛情と執着。

柊子も原もどこかこの世の中から逸脱した存在のようです。

 

対して、「果物は生のままのほうが好きだ」と素直に思う美海。

15歳と45歳。

はじめての恋と、最後の恋。

『がらくた』では2種類の恋愛を味わうことができます。

 

もぎたての生の果実のようなフレッシュな恋と、熟成し形を変えながら円熟していく愛。

柊子と美海の視点で交互に語られる恋愛物語は、甘美で官能的な濃厚な味わったことのないような果実でした。

 

 

 

5、終わりに

 

「読んだことある本を何度も読んで何が楽しいの?」と時々言われますが、歳を経て考え方や感じ方が変化する中で再読すると物語がまた別の味わいを持つことがあります。

それもまた読書の醍醐味のひとつだと思いますし、良い作品は何度読んでもまた違う断面を見せてくれるように思います。

果物一つとっても、生のまま食べるか、ジャムにするか味わい方はそれぞれ。

物語もまた時を経てその味わいを変化させていくように思います。

『がらくた』はそんなことを考えさせてくれるような作品であり、狂おしいまでに濃密な恋愛小説だったと思います。

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【雑記】ヒロ家家族旅行Ⅲ~大阪SO DEEP!!~

☆ディープな大阪を楽しむ!!☆

 

USJでNO LIMITのはずがだいぶ限界突破したヒロ家一行。

とりあえず飯食いたい!!

ってなわけで道頓堀で食べ歩きしよやーって、移動しました。

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でもだいぶBOROBOROでしたね。

難波駅についても、移動距離が長くて次男氏がブーブー言うてました。

田舎の子供は車移動に慣れすぎてていて、どうも軟弱でいけませんがな。

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なんば駅構内もなんやかんや広くて、子供たちの体力も限界に・・・。

ちょいちょい食べ歩きしたかったのすが、道頓堀の横綱さんで昼食に。

うん、でも良い感じのお店でした~。

横綱ビールの量は半端なかったですが(笑)
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そのあとは、道頓堀をうろうろ。

川岸の飲み屋とかめっちゃいいかんじでしたね~。

すげー楽しそう!!

DEEPで好きな感じでした。

そして、スパイーダーマンも頑張ってました(笑)
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☆鶴橋でソーDEEP!!☆

 

綺麗目な観光地的な大阪とは他にDEEPな感じの大阪が

好きです。

そんな中でも鶴橋は気になっていました。

ってなわけで、妹家族との会食は鶴橋で。

 

噂に聞いてはいましたが、鶴橋商店街はDEEPすぎ!!

いや最高に怪しかったですね~。

1人だったら飲み歩きしてるわ~。
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その後妹一家と合流して焼き肉ディナー。

鶴橋で焼き肉喰いたいのは僕のリクエストでした。

本当ならコリアンタウンも生きたかったな^。
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しかし大阪はDEEPな空間が多くて良いですね~。

また行ってみたいです!!

 

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【雑記】ヒロ家家族旅行Ⅱ~USJでNO LIMIT!!とか言いつつユニバ混みすぎてわりと限界だった話~

☆アサカラユニバ☆

 

フェリーで大阪に向かったヒロ家でしたが、事件もあったりしてあんまよく眠れなかったっすわ。

長男氏もあまり眠れずにうろうろしてたみたいですね。

これもまぁまぁフェリーあるあるだったりする気がします。

テンション上がりすぎ案件。

 

そんなこんなで船は6時着でしたが、バッチリ目が覚めて朝風呂浴びてきました。

本当はユニバ行きのシャトルバスを予約予定でしたがいっぱいで取れず・・・。

電車でGOしました。

大阪南港から40分ぐらいだっけかな?

 

ユニバは8時開園だったので、7:45ぐらいに到着するように行きました。

順調に乗り換えしてユニバに向かっていたのですが、だんだんユニバに行くんやろなって客が増えてきて、ハリーポッターの服を着た人とか、マリオの帽子をかぶった人とか増えてきました。

そして、ユニバの駅に着くころにはほぼユニバの客に。

駅もめちゃくちゃ激混み状態。

 

エントランスに着いたヒロ氏は目を疑いました。

「人がゴミのようだ」

思わずムス化してしまうほどの人の多さで、バルス状態でした。

8時開園とかいいつつちょい早くオープンするんすかね?

フツーにジェットコースターも動いてました。

ぶっちゃけ遊園地とか好きじゃなくて、絶叫系は苦手なんすけどなんかテンションがあがる光景でしたが、写真は撮ってません。

結局中に入るだけで、30分かかりました。

いや、どんだけやねん!!

 

 

 

☆想定以上の激混み!!公式アプリは超便利やで!!☆

 

いや、これでも一応ユニバは2回目で、公式アプリもインストールして、事前に戦略を練っていたのですが、よもやよもやでした。

ちなみに真っ先に鬼滅の刃のXRライドに突入する予定でしたが、朝8時の時点で2時間半待ちでしたよ!!

煉獄さぁぁぁんんぁんんあんぁんあんぁん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ちなみにアトラクションの混み具合をチェックできる公式アプリは超便利。

インストールはマストですね。

豚骨ラーメンににんにくを入れるぐらいのマスト具合です。

公式アプリはニンテンドーワールドに入る整理券もゲットするのに使うのでユニバに行く前には必須のアイテムですね。

 

鬼滅の刃が混み混みだったので、ハリーポッターエリアへ。

長男氏がハリーポッター好きなのですよ。

しかし、こちらのエリアも激混みで、バタービールで大行列ができていました。

 

絶叫系無理系中年のヒロ氏以外の3人がハリーポッターのうんたらこんたら乗るために並びましたが、これも2時間待ちぐらいになっていました。

そして、次男氏が途中でブチ切れて列から離脱。

ここから二手に分かれて行動することに。

 

 

 

☆サメはいいよぉ~。USJといえばJAWSだよな?☆

 

ヘタレの次男氏はこの時点で不機嫌に。

もう帰るとか言い出してます。

まぁ、気持ちはわかるがヘタレがっ!!

 

とりあえずジュースを買ってご機嫌を取ることに。

ちなみに自販機のジュースは300円でした。

USJは、価格もNO LIMIT!!やでっ!!

 

サメ好きの次男氏はJAWSに乗りたいと言い出しました。

サメはいいよぉ~。

絶叫系は無理な僕でもJAWSならイケます。

しかし、人気ないはずのJAWSですらこの日は70分待ち(;^ω^)

やべー。

 

でも、親子はひたすら待ちました。

サメと会うために。

ってか、ユニバ2回行って、2回ともJAWSしか乗ってない奴とか俺ぐらいかもですね。

 

4年ぶりのJAWSは最高で、テンション上がったヒロ氏は財布のひももユルくなり、よくわからないサメのぬいぐるみを次男氏に買い与えてしまいました。

売店のおばちゃんが、「はい、3700ジョーズです♡」と言っていたので、この国の通貨はいつのまにか円からジョーズに変わってしまったようなです。

これで円安問題も解決したので良かったですね。

ちなみにミニオンズの変なサングラスも買わされて、3800ジョーズが消えていきました。

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☆フライングダイナソーが怖すぎ!!長男氏ハリーポッターのマントを買う☆

 

奥様と長男氏と合流。

長男氏は念願のハリーポッターのマントを買ってご満悦。

1万6000円なり。

お、おう、良かったなぁ・・・。

すごい勢いで金を毟り取られて、クレカの限度額もNO LIMIT!なUSJマジックでした。

これには菅田将暉もビックリです。

僕も財布の中身がぶっとびそうでした。


www.youtube.com

 

次男氏がサメ買ってご機嫌直っていたので、次はフライングダイナソーに乗ることに。

あれ超怖いっすよね。

当然、僕はパス。

ちなみにこの時点で140分待ち。

やべー。

 

息子たちがフライングダイナソーに乗っている間、ひたすら水辺の階段みたいなとこで1人で本を読んでいました。

ユニバまで来て、1人水辺で読書している40代中年の姿をIMAGINEオールザピーポーしてみてください。

だいぶ物悲しいものがありました。

 

フライングダイナソーを乗り終わったころには14時を過ぎていました。

昼食は食べていませんでしたが、店も混んでいたしUSJを出ることに。

うーん、乗り物2つしか乗れなかった(;^ω^)

行った日は4月2日で平日でしたが、春休みということと、なんかやたら海外からの観光客が多かったのが混んでた理由でしょうかね。

あとで妹に聞いたのによると、混雑予測しているサイトがあるそうなのでそこをチェックするとよみたいですね。

帰り際にNO LIMIT!パレードを横目に見つつ移動。

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JAWSにしか乗ってませんが、ユニバなんか楽しかったです。

空間が非日常で様子がおかしい人がたくさんいて良かったです。

なぜか五条悟のコスプレしている人がいたりとか。

またUSJ行ってみたい。

そしてJAWSに乗りたい。

ちょっと前まで、間違えて「UFJ行く」とか言ってたのがちゃんとUSJって言えるようになったのも収穫でした。

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【雑記】ヒロ家大阪旅行Ⅰ~めっちゃ大好きフェリー泊!!船旅のすゝめ♪そして突然のミステリー事件発生!!謎の札束の行方~

☆休みが1日しかないのに弾丸旅行に行ったこのSUPRING☆

 

初春の候、次男氏が「ユニバかディズニーに行きたい!!」とか言い出したので、ヒロ家で旅行計画の緊急会議が開かれました。

そんでも、なかなか仕事の都合上、連休を取ることが難しく、奥様と休みが合ったのも1日だけ。

「いや、もう金出すから俺以外の3人で行って来たら?」とか言いましたが、大阪の地理はよくわからんからあんたも行ってくれとの奥様からのご要望が。

ツアコン兼ATMとの重責を担い、ヒロ氏の旅行計画がスタートしました。

 

休みが1日しかないのなら、ここはアレしかないな・・・。

フェリーで2泊して大阪でユニバ!!

仕事して、夜に愛媛からフェリーに乗って早朝に大阪着、それから日中大阪を観光して、その日の夜にフェリーに乗って早朝に愛媛に着いてそのまま仕事に行く。

クソ弾丸ツアーです。

まぁ、しかし移動と宿泊がセットになっているので、日中丸一日観光できるので効率的ではあります。

 

それよりなにより。

僕は。

フェリーの旅が・・・。

好きなんです!!

夜に移動して、船に乗り込むあの非日常感。

船で眠るというワクワク感。

なんとなく旅情が漂う感じも好きです。

 

そんなわけで、正味1日しか旅行していないのに、今回は旅行三部作です。

miyakoさんの海外旅行レポに比べればだいぶショボイですが(笑)

フェリー旅の魅力について書きたいと思います。

 

 

 

☆フェリー旅が最高ないくつかの理由☆

 

まずこちらの写真をご覧ください。

愛媛(東予港)⇔大阪(南港)を結ぶオレンジフェリーのフェリーです。

おれんじ おおさか、おれんじ えひめの2隻が交互に運航しています。

うんこじゃなくて、うんこうなので要注意です。

写真は公式サイトからパクリました。

ええ、写真を撮るのを忘れていたのです。

 

こちらが船内の様子です。

豪華客船かよってなレベルです。

ちなみにフェリーは最近リニューアルしてめっちゃ綺麗です。

 

こちらがシングルの客室。

昔はザコ寝の2等客室もありましたが、今は個室オンリーでめっちゃ快適です。

お値段は時期にもよりますが、7000~8000円とか?

 

そして、なんと24時間入れる展望浴室付きなのですよ!!

シャンプー。ボディソープ付き!!

泡も出てるし!!

夜景を眺めながら入浴すると、そこはまるでニューヨーク。

出発前の朝風呂も楽しめて最高です!!

 

そして、何といっても甲板から眺める夜の海の景色がなんともいえず好きです。

これはフェリーの旅でしか味わえない醍醐味だと思いますね。

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www.orange-ferry.co.jp

 

 

 

☆本当にあったミステリー。謎の札束の行方を追え。迷探偵ヒロ氏が躍動する☆

 

旅レポしてたのに突然クイズになる某番組よろしく、ここからはなぜかミステリー展開。

4月1日月曜日の夕方に仕事を終えて、家族で車に乗り込み、夕食と朝食をスーパーで買い込んで、フェリーの風呂でひとっ風呂浴びて、宴会をしていた時のこと。

あっ、ちなみにラウンジスペースも広くて、買ってきたものを食べつつ宴会もしてええんかい?な感じです。

 

部屋は内鍵はかかるけど外鍵はかからなかったので、家族4人で9号室~12号室でそれぞれ部屋に荷物を置いて、貴重品だけ持ってラウンジに集合して夕食を食べていました。

僕は疲れたのと、飲酒の眠気もあり、ひと足早く眠ることにしました。

僕の部屋は9号室だったのですが、10号室の長男の部屋がドアがフルオープンになっていて、電気も点いていました。

「おいおい、あの野郎なにやってやがる」とか思いつつ部屋に入ると、そこには封筒と小銭入れ、チョッキがありました。

机の上には妻の部屋の12号室のチケットの控えも置いてありました。

ん?こんなん持ってたっけ?

とか思いつつ、封筒の中身をみると・・・。

そこには大金が!!!!!!

つっても2~3万円ぐらいだったかと思いますが、いやいや何しとんねん盗られるやろがいっ!!と思って、長男がいるラウンジに引き返しました。

 

「おいおい、このお金部屋に置きっぱなしだったよ!!」

「えっ、知らんけどなにそれ?」

「えっ、お前のじゃないの?」

ここで、脳内に高嶋政伸が現れて「姉さん事件です」と呟きました。

そう、事件の始まりでした。

 

見た目は大人!!頭脳は子供!!

迷探偵コンナンが降臨しましたが、酔った頭では解決が困難でした。

しかし、泥酔探偵らしく犯人が泥酔者と推理。

酔っぱらっていい気分になった犯人は最初に奥様の12号室に行って荷物が置いてあったので、なぜか12号室のチケットをパクリ、荷物が置いていなかった10号室の長男の部屋に行き、金を置いて風呂かどこかに行ったという推理。

 

いや、こわっ。

しかも下手するとこっちが金盗ったみたいなトラブルになるやん。

長男と部屋に戻るとまだ犯人は戻っていなかったので、お金の封筒を戻してフロントに行きました。

「い、いや全く理解を越えていたのだが・・・。あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。部屋に戻ってたら金が置いてあったんだ。な、何を言っているかわからねーと思うが、おれもなにをされたのかわからなかった。頭がどうにかなりそうだった」と、ポルナレフ状態だったヒロ氏をフロントのおじさんは珍しい生き物を眺めるように見ていましたが、やがて館内アナウンスを始めました。

 

しかし、犯人は現れず。

「大丈夫ですので、そのまま10号室で鍵をかけて寝てください」と言われました。

・・・。

いや、きになるや~ん。

 

しかし、30分後に犯人が出頭して事件はめでたく解決。

やはり犯人は泥酔していたそうです。

気をつけなはれや!!

いや、お金盗られなくて良かったね(;^ω^)

 

旅にアクシデントやハプニングはつきものですが、初日から濃かったです。

事件の興奮からあまり眠られず、ユニバ編に続きます・・・。

 

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【映画】『オッペンハイマー』~我は死神、破壊者なり~

1、作品の概要

 

オッペンハイマー』はアメリカの伝記映画。

2023年7月にアメリカで公開され、日本では2024年3月29日に公開された。

監督、脚本は『ダンケルク』『TENET』などのクリストファー・ノーラン

主演はキリアン・マーフィー。

エミリー・ブラントマット・デイモンロバート・ダウニー・Jr.らが出演している。

原作は、『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』

上映時間は180分。

第96回アカデミー賞、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、作曲賞、編集賞の史上最多7部門を受賞。

「原爆の父」と呼ばれた物理科学者オッペンハイマーの半生を振り返る伝記映画。



 

 

2、あらすじ

 

1954年、ソ連スパイ疑惑をかけられたオッペンハイマーキリアン・マーフィー)は聴聞会にかけられ尋問されていた。

1959年、オッペンハイマーを告発したアメリ原子力委員会の委員長ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr)の公聴会が開かれていた。

尋問されながらオッペンハイマーは、過去を回想し始める。

イギリス、ドイツの留学時代、博士号を取得したのちに帰国してアメリカのカリフォルニア大学で量子力学を教えていた日々、そして原子爆弾を開発するためのマンハッタン計画・・・。

女好きのオッペンハイマーは、ジーンと恋仲になりながらも、人妻のパティ(エミリー・ブラント)に惹かれ結婚をする。

軍の将校でマンハッタン計画の責任者であるグローヴス(マット・デイモン)にスカウトされてマンハッタン計画の原爆開発のリーダーに抜擢されたオッペンハイマーはリーダーシップを発揮し、見事に原爆を作り出し、実験を成功へと導く。

アメリカ大統領のトルーマンは、日本に原爆を落とすことで戦争の早期終結を目指すことを決断。

そして、人類史上類をみない大量虐殺が行われてしまう。

自らが生み出した兵器の悪魔的な破壊力と、世界を変えてしまったことに重圧を感じたオッペンハイマーは、水爆の開発に反対し、スパイの嫌疑をかけられるが・・・。


www.youtube.com

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ

 

大好きな映画監督のクリストファー・ノーラン

SF要素が強い作品が多い彼の次回作が、原爆を作った科学者オッペンハイマーの伝記映画だと聞いて、意外に思いながらも楽しみにしていました。

しかし、「原爆の父」であるオッペンハイマーが題材であるということで日本での上映は難しくアメリカでの上映から8か月後の上映となりました。

個人的には「戦争を早期に集結させるために原爆を落とした」という考えには怒りを覚えますし、そんな奴らは『はだしのげん』『火垂るの墓』を観て、にいちゃんなんで蛍はすぐ死んでしまうん、からのサクマドロップで号泣してから同じことが言えるのか試してやりたいです。

でも被爆国である日本に住む僕たちこそこの映画を観なければいけないようにも思っていました。

実勢に被爆した広島、長崎の人たちはどう感じたのでしょうか?


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4、感想(ネタバレあり)

 

冒頭の宇宙の幻想に若き日のオッペンハイマーが憑りつかれる場面とかめっちゃ好きです。

クリストファー・ノーランらしいファンタジックな映像と音響でこのシーンを観られただけで幸せでした。

伝記映画ということですが、そこはノーラン監督作品。

3つの時間軸が交錯しながら

複雑に物語が展開していきます。

 

1954年の聴聞会で尋問されるオッペンハイマーの視点、1959年の公聴会のストローズの視点、そして過去を振り返るオッペンハイマーの視点。

ストローズの視点だけ白黒映像だったのは、オッペンハイマー自身の視点ではなかったためでしょうか?

なんか『MEMENTO』を思い出しました。

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全く予備知識なく観ましたが、とにかく登場人物が多くて時系列がバラバラで混み入っていました。

うん、予習してたほうが良かったかもです(笑)

ネタバレしてどうのこうのするタイプの映画ではないので、少し登場人物とか話の流れを軽くさらってから鑑賞することをお勧めします。

まぁ、でもこの混み入ってる感じがクリストファー・ノーラン監督の真骨頂。

『TENET』とか一回観ただけでは絶対に完全に理解することは不能な難解な作りでした。

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オッペンハイマーが女性好きなのはちょっと意外で、物理学者と性欲って結びつかないように思っていました。

ジーンとの不幸なエピソードは、オッペンハイマーの人間臭さを感じさせられましたし、キティはどこかぶっ飛んでて魅力的なヒロインでした。

 

オッペンハイマーは優れた科学者であると同時に、優れたリーダーでもありました。

ロスアラモスに研究施設を作らせ、集めた科学者たちを統率しながら、軍ともやりとりをする。

プレイングマネージャーの鑑ですなぁ。

しかし、原爆を作るそもそものきっかけだったはずのナチスヒトラーが自害し、原爆を作ることの意義自体が希薄になっていく中でそれでも彼を後押ししたものは野心だったのでしょうか?

 

瀕死の日本に原爆を落とす必要があるのか?

戦争を早期に終わらし、日米の多くの人命を救うために?

世界に先んじて未知の兵器を手に入れて権勢を振りかざしたかったんじゃないかと思えました。

 

人類に火を与えたことで、永い間拷問されることになった神。

プロメテウス。

彼の神と、自身を重ね合わせるオッペンハイマーは、アメリカに、人類に過ぎた火=力を与えてしまったのでしょうか。

彼の苦悩は原爆の実験が成功し、日本に投下されて周囲の称賛とともに深まっていきました。

 

罪と罰

贖罪。

「我は死神、破壊者なり」そう自嘲したオッペンハイマーの心境はどんなものだったのでしょうか?

 

アインシュタインに語った彼の言葉、計算を依頼しに行った時に核の連鎖反応で世界を滅ぼしてしまうかもしれないといった懸念。

その懸念は実際的には起きずに核爆弾が完成しましたが。

ただ。

観念的には世界を変えてしまい、壊してしまった。

核爆弾の開発がある意味合いでは世界を滅ぼしてしまった。

・・・。

このやり取りをラストに持ってくるあたり、クリストファーがノーランしてます。

背筋が凍って氷点下でした。

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5、終わりに

 

いやー、伝記映画もノーラン監督の手にかかればどこかミステリアスに仕上がっちゃいますね。

宇宙とか、爆発の映像もめちゃくちゃ良かったし、無限音階を用いたあの独特のデケデケデケデケな音響も最高。

 

原爆を日本に落とした当時のアメリカの雰囲気にはだいぶ怒りを覚えましたが、まあ当時はこういう空気感だったのだなと思いました。

しかし、アメリカの歴史教育で核の使用を戦略上仕方なかったではなくて、広島と長崎がどうなったかも含めて伝えてほしいと感じました。

以前、NHKのドキュメンタリーであまり被爆地がどうなったかを伝えていないという映像を観たので・・・。

 

ナチスドイツが倒れてもソ連との冷戦があって、原爆の次は水爆。

争いや諍いは終わることなく続いていきます。

本来は人間を幸せにするためのはずの科学技術が、破滅へと導いていくという不幸。

そんな負の連鎖を感じさせらえた映画でした。

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