1、作品の概要
『バットマン ビギンズ』は2005年に公開されたアメリカとイギリスの合作映画。
監督・脚本はクリストファー・ノーラン。
主演はクリスチャン・ベール。
マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが出演している。
第78回アカデミー賞撮影賞ノミネート。
2、あらすじ
ゴッサムシティの富豪の息子のブルース・ウェインは何不自由なく暮らしていたが、子供の頃に幼馴染のレイチェル・ドーズと遊んでいる時に古井戸に落ちてしまい、コウモリに襲われたことで、コウモリに対して恐怖を抱くようになる。
ブルースは両親と一緒に行ったオペラの帰りに、生活に困った強盗に襲撃され両親を殺されてしまう。
犯人のチルは14年後マフィアのボスのカーマイン・ファルコーニの犯罪を証言しようとして、暗殺されてしまう。
ブルースはファルコーニと対峙するがあしらわれ、放浪の旅に出た彼はアジアの奥地でラーズ・アール・グールと出会い、忍者組織「影の同盟」に入り鍛錬する。
ラーズ・アール・グールに処刑を求められ決別したブルースは組織を壊滅させ、7年ぶりにゴッサムシティに舞い戻る。
腐敗した街に降り立ったブルースは、悪と戦うため自らの恐怖の象徴であるコウモリをモチーフとしたダーク・ヒーロー「バットマン」として犯罪者たちと戦い始めるのだった・・・。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
普段あんまりヒーローモノとか、SFとかアクションはあまり観ないのですが、『ダークナイト トリロジー』は以前から興味がありました。
ダークヒーローものは好きですね。
僕もたまにダークヒロになるので、よくわかります。
今作も(脳内の)親友であるクリストファー・ノーラン監督の作品とあって、最高の出来でしたね!!
タダのアクションに終わらないダークヒーロー誕生の秘話が描かれていました。
実は続編の『ダークナイト』を先に観ちゃったという失敗をしていましたが、スターウォーズちっくな時系列で観る感じで逆に良かったです!!(ホンマかいっ)
4、感想
バットマンの原作や、前の映画は観たことがないのですが、ヒーローになる根源が自らの闇にあるというところが惹かれました。
両親の死、犯罪者への強い憎しみ、コウモリへの恐怖などの負の感情が「バットマン」を生む原動力になるっていうのがとても興味深かったですね。
忍者集団「影の同盟」とそこでの鍛錬がブルースを鍛え上げたというエピソードや、世界中を放浪しながら犯罪者たちと行動を共にして犯罪者の心理を理解しようとしたエピソードなんかも好きです。
主人公が闇落ちする話は最近多いですが、その闇を力に変えていく過程というのはある種のカタルシスを感じます。
バットマンの戦い方も正義の味方っぽくなくていいですね(笑)
むしろ悪役っぽい感じが・・・。
最新のテクノロジーを使ったバットスーツにバットモービルがカッコ良かったッス。
5、終わりに
やっぱクリストファー・ノーラン監督の作品は良いなぁ。
続編の『ダークナイト』ではより深い闇が描かれることになりますが、めちゃくちゃ惹きつけられました。
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