1、作品の概要
クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト・トリロジー』の三部作のうち第二部作。
2008年に公開されたアメリカ・イギリス共作映画。
当時の世界第4位の興行収入10億ドルを達成する。
アカデミー賞でジョーカー役のキース・レジャーが助演男優賞、音響編集賞を受賞した。
2、あらすじ
ジョーカーに率いられた道化師たちが銀行を襲う事件が勃発し、やがてマフィアたちの資金にも操作の手が及びゴッサムシティに不穏な空気が満ちる。
警察のジムはバットマン=ブルースと共に犯罪者たちと戦っていたが、レイチェルの恋人の検事・ハービーも正義のために戦うことを決意し、ブルースも彼を認めるようになる。
マフィア達の金庫番のラウを捕獲して警察に引き渡したバットマンたちはジョーカーの逆襲を受ける。
ジョーカーは捕らえられたが、ハービーとレイチェルは捕まってしまう。
「おまえはどちらかを選ばなければならない」ジョーカーの高笑いを背にバットマンは走り出す。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
僕は映画の感想とかブログで書いてますが、熱心に観だしたのはごく最近でまったく詳しくありません。
しかも、好きな映画の偏りが酷くてアクションやヒーローもの、ホラーなんかはあまり観たいと思わないんですよね。
なので、バットマンも観たことがなくてこの『ダークナイト』が初バットマンでした(笑)
もっと言うなら、バットマンを観る前に『JOKER』観てハマるとかいうハチャメチャぶり。
いや、でもさすがクリストファー・ノーラン監督。
『ダークナイト』はとてつもなく面白かったです。
ブログを書きながら第一作が『バットマン・ビギンズ』だったことに気づきましたが、またそちらも観てみたいですね!!
そして、現在公開されている『THE BATMAN』も評判が良いみたいなので気になりますね~。
ダークヒーローものはかっこよいっす!!
4、感想・書評
『バットマン』と言えば、アメコミのヒーローでどうせマッチョなヒーロー映画だろうとタカをくくっていましたが、社会の中で何が正義かを考えながら戦うリアリティのあるダークヒーローとしてのバットマンが描かれていて、めちゃくちゃハマりました!!
そして、アクションシーンもどちゃくそ大迫力でかっこよくて、メカも黒くて渋くてかっこええ・・・。
はぁぁぁ、最高ですやん!!
黒いの好きっすわぁ。
黒いの好きっすわぁ。
ノーラン監督のアクションシーンはスピード感あるまくりでなんだかスリリングで好きですよ。
彼の作品は、『ダンケルク』『インターステラー』『TENET』に引き続
き4作目ですが、全くハズレがないですね。
どの作品も、謎とアクションの良質さ、人間の心理の奥深さが描かれている感じでめちゃくちゃ好きです。
彼の作品を4作も観てしまったので、ノーラン監督はもう僕の友達みたいなもんだと思います(笑)
そして、今作で一番の魅力はやはりキース・レジャーのジョーカーですね!!
ホアキン・フェニックスのジョーカーもこの作品のジョーカーを踏襲しているんじゃないかと思うぐらい似た要素も感じましたし、ピエロらしくお茶目なんだけどとても悪意たっぷりの邪悪さを持ち、どこか退屈していて狂気に満ちている。
金や権力じゃないところに目的があって、死に場所を探してうろついている死神みたいにも思えました。
死神が死ぬ時ってたくさんの他人を巻き添えにしそうで、そんなイメージでした。
なんたって、ジョーカーは「ただ世界が燃えるのを見たいという連中」なのですし、彼を倒すには「森を焼き払う」しかなかったのでしょうか?
バットマンはヒーローではなくて、理の外で戦う異質な存在「ダークナイト」であるという悲しき存在・・・。
僕も誰にも頼まれてもないのにブログを書き続ける「ダークヒロ」なので、彼の気持ちが痛いほどよくわかりました。
必ずしもヒーローとして歓迎されなくても、愛する人を失っても、それでも悪と闘い続けるダークナイト。
正義と悪の二元論で語れるほど世界は単純でなくなり、暗く複雑な世の中になっている今、バットマンのようなダークヒーローが求められているのかもしれません。
5、終わりに
いやー、めっちゃ良かったわぁ。
やっぱり食わず嫌いはいけませんね!!
ってか、クリストファー・ローラン監督はさすがですね!!
やっぱり俺のベスト・マイ・フレンド!!(東堂風味w)
存在しない記憶が脳裏をよぎりました。
『バットマン・ビギンズ』『ダークナイト・ライジング』『THE BATMAN』も観たいですね!!
そして、今年のハロウィンはバットマンのコスプレでキマリですね!!