☆2024年に読んだ本ベスト10冊の大発表!!☆
さてさて、毎年発表している読んだ本ベスト10冊発表のお時間が参りました。
いやー、1年早いっすねぇ~。
光陰アローの如しです。
気が付けば初老。
時の流れは早いものですね。
ちなみに去年のベスト10冊がこちらです。
去年は、村上春樹、川上未映子、中村文則ら推し作家の長編の新刊の刊行があり、祭り状態でした。
さて早速今年の10冊の発表をいたします!!
やっぱり今年は、文庫化が話題になったこの1冊でしょう。
奇妙な一族の栄枯盛衰の100年の物語。
再読して新たな気付きを多く得られました。
村上春樹屈指の超名作。
〇中村文則『教団X』(再読)
中村文則の作品の中で一番好きかもな作品。
何度読んでもぶっ飛ばされる。
西加奈子の作品の中で一番好きな作品。
壮大なスケールで、人生とは何か?生きることの意味を探していく物語。
物語の構造を意識しながら再読できた。
来年も、三島由紀夫の作品は多く読みたい。
〇太宰治『きりぎりす』(再読)
『燈籠』『千代女』らの中期の傑作群。
やはり、女性の1人称告白体を書かせたら太宰の右に出るものなし。
〇平野啓一郎『富士山』
ありえたかもしれない人生の中で、なぜこの人生だったのか・・・。
存在するもうひとつの人生を考えさせられるような物語。
歳を経て、より味わい深さを感ぜられた。
朧に霞む春の月のような、恋愛小説。
〇江國香織『抱擁、あるいはライスには塩を』(再読)
風変りな一族の運命とその帰結。
個性的で素敵な人々の数奇な物語。
映画を観に行く前に読んでみましたが、最高にぶっ飛んでいた!!
奇才の傑作。
そんなわけで、こちらの10冊でした。
だいぶ再読が多かったですが、間が空いていた本も多くて、新たな感動を覚えながら読むことができました。
今年は41冊の本を読みましたが、来年はもう少し多くの本を読んでみたいですね。
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