☆ぼくとMasters At Work☆
中学2年生の時にはじめてCDコンポを買ってもらって買ったCDが『天空の城ラピュタ』の主題歌でした。
それから10年の間に浜省と尾崎豊にハマり、高校でハードロックとか聴いていて、大学でUKロック、グランジにハマり、デジロックとか聴いてるうちに四つ打ち(ドンドンいうやつ)大好きになってテクノとか聴いてました。
そんで25歳ぐらいの時にクラブによく行くようになって、出会ったのがHOUSEでした。
やっぱ最初はわかりやすい四つ打ちのウタモノから入りましたが、段々とダンスクラシックス、ディスコとかも好きになり、NYのDEEP HOUSEが最高!!ってなりました。
そんなNYのHOUSEシーンを語る上で欠かせないのがのルイ・ヴェガとケニー・ドープの2人でした。
ラテン、ジャズ、アフリカンなどの音楽をバックグラウンドに持つルイ・ヴェガと、ヒップホップ、レゲエなどのストリートカルチャーで育ったケニー・ドープ。
違った音楽のバックグラウンドを持つ2人の組み合わせは絶妙で、HOUSEシーンのみならずマドンナ、マイケル・ジャクソンからもリミックスワークを依頼されていて、オーバーグラウンドにも多大な影響を与える存在となっています。
Masters At Work(以下MAW)の仕事は多岐に及び、DJ、リミックス、そして楽曲の制作になります。
どれも超一流のパフォーマンスってすごいっすねぇ。
1990年に活動を開始したMAWの2人が96年に自身のレーベル「MAW Records」を設立し、1997年にNuyorican Soul名義でリリースしたのが『Nuyorican Soul』になります。
☆『Nuyorican Soul』の衝撃!!☆
『Nuyorican Soul』をはじめて聴いた時の感想は「ごった煮」でした。
HOUSEというベースの上にラテン、ジャズ、ソウル、ヒップホップなどが合わさっている。
いろんな要素がぶち込まれているのにそれが不思議と引き立て合い、独自の味わいを醸していました。
味わったことのない極上のスープ。
HOUSEって、ダンスミュージックって、こんなに自由で多様なあり方をしてもいいんだと、感動したことを覚えています。
イントロ曲から2曲目の『I am The Nlack Gold Of The Sun』への流れが最高すぎます。
ピアノのイントロからのコーラスは何度聴いてもトリハダもので、鳥肌実もビックリです。
ピアノ、コーラス、ストリングス、ドラムが荘厳かつ壮大なスケールで曲が展開していきます。
そして歌い上げるのが伝説的ディーバのジョセリン・ブラウン。
抑えられたトーンでじりじりいくのがたまりませんね。
からの。
3曲目の『It‘s Alright,I Feel it!』でクラシックのような厳かな展開から一気にアップテンポなソウルフルなナンバーへ!!
この2曲目から3曲目への流れでいつもノックアウトされます!!
ジョセリン・ブラウンここにあり!!の、超ウルトラスーパーグレートソウルフルな歌声が最高ッス!!
終盤のピアノのソロとドラムの絡みも最高!!
そして、ジャズとファンクを融合させたレジェンドであるロイ・エアーズがヴォーカルと取る『Sweet Tears』も最高です。
アップテンポなドラムスにハデハデなストリングス。
そこにロイ・エアーズの渋めのヴォーカルがのっかっていてかっちょいいっす!!
そして、サル・ソウルの伝説的歌姫であるロレッタ・ハロウェイの『Run Away』をindiaがヴォーカルを取ってカヴァー。
とってもリリカルでドリーミーな仕上がり。
うっとり浸れる名曲です。
そして、アルバムの最後(2枚目もあるけど)を締めくくるのは『You Can Do It』です。
ジョージ・ベンソンの激渋なギター&ヴォーカルは味わい深いですね~。
MAWの代表曲も紹介しようと思いましたが、まあまあお腹いっぱいなので今度にしておきます(笑)
いやー、改めて聴きなおすと『Nuyorican Soul』最高ッスねぇ。
はじめて聴いたころに比べて、JAZZ、ソウル、レゲエなんかも聴くようになって、よりこのアルバムの持つ素晴らしさと、音楽的な深みを余すところなく味わえたような気がします。
今更かいっ!?って言われそうですがね(笑)
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