ヒロの本棚

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【本】好きな作家10人を紹介!!村上春樹、中村文則、西加奈子、平野啓一郎、小川洋子、江國香織・・・。

☆名刺代わりの作家10選!!って、タイトルでめっちゃネタバレしとるやんけ!!☆

 

ひさびさに本ネタ行きます。

ってか、最近はサッカーEURO2024に首ったけであまり読書できてなかったりします。

タイトルが本棚なのにどういうこっちゃ(笑)

 

ちなみに今読んでいるのは太宰治『きりぎりす』ですが、先日6月19日は太宰の命日で、桜桃忌だったみたいですね。

今回の10選に太宰は入れてなかったのですが、若い頃に全集でほとんどの作品を読むほどの好きな作家です。

腰を据えて再読してみたい作家の1人ですね。

 

今回の作家10人は、Xの#で『#名刺代わりの作家10選』というテーマがあってポストした10人です。

まあ、好みはころころ変わりますし、太宰もそうですが10人に選ぶか悩んだ作家さんもいますが、その一方不動の推し作家もいたりしますね。

そんなわけで、好きな作家10人をザックリ紹介してみます!!

 

 

村上春樹

まずはこの人。

村上春樹です。

いまさら説明不要な日本を代表する大作家。

世界中で翻訳された作品が刊行されていて、毎年ノーベル文学賞に名前が挙がる世界的に評価が高い作家でもあります。

 

まあ、好き嫌いがパックリ分かれる作家ではありますね。

僕は大好きですが。

とりあえず読んでみたいっていう人はデビュー作の『風の歌を聴け』あたりがおススメっす。

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

中村文則

デビュー作の『銃』読んでぶん殴られたね。

暗い、とにかく暗い。

そこが好きだし、でも暗いだけじゃなくて希望も提示されている。

 

文学を芸術に昇華しうる稀有な作家だと思いますし、エンタメ主流の現代文学においての一握の希望のように思います。

1期の純文学テイストから、2期ノワール、サスペンステイスト、最新作『列』でさらに人間の本質を掘りさげる彼の目線は鋭い。

どこまで、いくのか?

これからも目が離せない推し作家です。

 

初めて読むなら、『掏摸』『銃』がおすすめです。

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西加奈子

 

僕と同世代の女性作家・西加奈子

彼女の他者の人生に対する視線は優しく、慈愛に満ちています。

どん底に行き詰って生きずらさを感じる登場人物たちに「大丈夫。今は苦しくても、きっと明日は明るいから」って問いかけているように感じます。

 

初めて読むなら『漁港の肉子ちゃん』がおすすめです。

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平野啓一郎

美しく流麗な文章、洒脱な表現。

デビュー当時に現代の三島由紀夫と謳われた平野啓一郎の才能は豊かに実り、文壇を照らす太陽と化しているように思います。

近作では、万人に受け入れやすい物語に奥深いメッセージを込める作風で、より多くの読者を獲得しているように思います。

映画化、ドラマ化される作品も多く、純文学の新たな形を提示し続けている作家ではないでしょうか。

 

初めて読むなら『マチネの終わりに』がおすすめですかね。

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小川洋子

狂気、死の香り、ここではない世界。

独特の肌触りのモノクロームな物語たち。

彼女の目線で語られるものごとの全ては、誰も着想しないような歪さと妖しさをもって動き出します。

中毒性のある多層的な物語を描く奇才。

 

はじめて読むなら、彼女の作家性を味わうという意味でやはり『薬指の標本』をお勧めします。

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江國香織

透明な印象の文体と、繊細な心理描写。

恋愛小説家でありながら、唯一無二の個性と、ひとつまみのスパイスのような狂気を湛えた物語を生みだしている江國香織

初期作品『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』などがとてつもなく好きですが、近作も総合小説的なニュアンスがあり、多くの視点で描かれたスケールの大きな作品で読みごたえがあります。

 

初めて読むなら『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』がおすすめです。

名前のついていない関係を描くのがとても上手な作家だと思います。

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川上未映子

等身大の痛みと感情を描くことに長けた作家だと思います。

川上未映子の物語に出てくる登場人物たちは、誰もかれも痛みを抱えて、無明の闇を彷徨っています。

そんな暗闇の中で邂逅する一瞬の光。

 

初めて読むなら『すべて真夜中の恋人たち』がおすすめです。

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村上龍

デビュー作『限りなく透明に近いブルー』で芥川賞を受賞し、50年近く人気作家として社会に影響を与え続けてきた村上龍

物語を作る着想や、コンセプトに優れていて、映画監督や、音楽プロデューサーなどマルチに活躍するクリエーターでもあります。

エッセイでは、鋭い視線で現代社会を斬り、彼の小説の中にも現代の日本社会への批判が強く根付いているように思います。

 

初めて読むなら『インザミソスープ』がおすすめ。

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〇町田その子

『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞し、流行作家となった町田その子。

痛々しいエグめの展開ながら、人と人との繋がりの尊さを感じさせるような作風だと思います。

物語の展開のさせ方、つながりかたにもうまさを感じせられる作家でもあります。

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川端康成

 

ノーベル文学賞受賞の日本文学界のレジェンド。

日本的な「美」を耽美的で流麗な筆致で描き出しました。

『雪国』『伊豆の踊り子』など世界的な名作を数多く生み出しました。

 

初めて読むなら『雪国』がおすすめです。

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☆そんなわけで10人紹介してみました!!☆

 

まあ、ザックリですが好きな作家さんを10人紹介してみま、した、よー。

こういうのは変化していくものだと思いますが、書いてて楽しかったですねー。

この記事がキッカケで本を手にしていただくことがあれば、このブログを作った甲斐があるというものです。

これからも好きな作家、作品を増やすべく読書していきたいですね~。

 

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