☆今週のお題「まつり」☆
はい、今回のお題は「まつり」ですね~。
7月下旬から8月中旬にかけて各地で夏まつりが開催されていますが、楽しい雰囲気は好きです。
とか言いつつ、あまり地元の祭りには参加してないんですがね(;^ω^)
そんな僕的にまつりというと、真っ先に思い浮かぶのが大学の文化祭。
今考えると狂気すら感じさせるようなあの祭りはなんだったのでしょうか?
しかし、そもそも祭りとは神様に人間のエネルギーを捧げるイニシエーションだったりするので、祭りで喧嘩して暴れたり、そのへんでおセックスしたりするのも、人間のエネルギーを神様に献上する的な意味合いもあったように思います。
だとすると、今の祭りは神様的には物足りないのかもしれませんが・・・。
☆コロッケとゴマ☆
大学生になってから初めての文化祭。
高校の文化祭とは全く規模が違ってて、ビックリしました。
めっちゃ出店とか出てなんかいろいろ売って、ライブとかもあって、ザッツキャンパスライフ!!
しかし、これもサークル活動やってたからガッツリ絡めたんだと思いますし、やっぱサークル入ってて良かったなって思います。
僕が入っていたサークルは合唱サークルでしたが、なぜか伝統的に毎年コロッケを売っていました。
WHY?
そんで、当日仕込むのでは間に合わないので、部員の家で前夜に調理をして当日に揚げるという工程でした。
作ってみてわかりましたが、コロッケ作るの超めんどくせえええええええええええ!!!!
炒める、茹でる、揚げるという料理の3工程が入っている超メンドクサイ料理。
大学生にはぶっちゃけハードルが高かったです。
しかし、まあなんとなくわいわいやりながらも楽しくやれちゃうのが大学生パワー!!
1年生の時はAくんの家に数人が集まってコロッケ作りに精を出しました。
こういう時に会場として使われるのは一人暮らしの家でしたね(笑)
コロッケ作りのためとは言え、そこは大学生まずは飲み会的な雰囲気になり、ウェイウェイ言いながらコロッケを作っていました。
そんな時、悲劇が起きました。
ゴマを。
僕がAくんのカーペットに・・・。
ぶちまけたのです。
ぶちまけたのです。
ぶちまけたのです。
今となっては、全く覚えていません。
なぜ、ゴマをぶちまけてしまったのか?
カーペットにゴマをぶちまけると、どのような災厄が訪れるのか?
それは、カーペットにゴマをぶちまけた人間にしかわかりません。
カーペットにゴマをぶちまける悲しみと怒りは、結局のところカーペットにゴマをぶちまけた人間にしかわからない。
村上春樹『悔恨と悲しみ、あるいはゴマとカーペットについて』
というのは嘘です。
親友だったはずのA君は、一心不乱にカーペットにコロコロを当てながらこう歌っていました。
「僕の大切なカーペット。僕の大切なカーペット。とっても大事にしてたのにぃぃっぃぃ」
僕は、呆然と彼を見守ることしかできませんでした。
そして、コロッケを作り続けることしかできませんでした。
いまだにコロッケを見ると、ゴマとカーペットの思い出のフラッシュバックに襲われます。
ゴマPTSD状態です。
そもそもなぜコロッケ作りの現場にゴマがあったのか?
ゴマコロッケを作っていたのか?
そうなのならば、僕は、運命と、コロッケと、ゴマを呪いたい。
ゴマもコロッケもくたばればいい、そう思いたいけど実はコロッケもゴマも好きなので僕の懊悩は27年ぐらい続いている。
・・・。
えっと、何の話だっけ?
☆ゴーヤンフィフィーが来て、ねぶた祭りで大乱闘スマッシュブラザーズ☆
僕が通っていた大学のLIVEは1995年にDRAGON ASHを呼んだりとかしていたしていたらしく、今年は誰が来るんだろ?ってな感じでざわついていました。
そしたら。
ゴーヤンフィフィーが来ましたわ。
いやいやいや、落差ありすぎやろがいっ!!
ゴーヤンフィーフィーの歌声が鳴り響く中、僕は一心不乱にコロッケを揚げ、コロッケを売り続けていました。
まあまあ一所懸命コロッケボーイでした。
キテレツ大百科の主題歌が役に立ったことは言うまでもありません。
キャベツはどうしたぁ~。
文化祭は2日ぐらいあったのでしょうか?
よく覚えてないのですが、フィナーレのねぶた祭りは記憶に刻まれています。
東京の大学だったのに、締めがねぶた祭りって今考えるとイミフなのですが、グラウンドで行われるねぶた祭りの最中になぜか喧嘩まつりになるというのです。
えっ、そんな東京リベンジャーズみたいなことある?って今なら思うのですが、マジでバトルロワイヤル状態になりました。
男は殴られて、女は痴漢されるとかいう話を聞いていたので、女性陣を守りながら男性が先頭を切るフォーメーション。
よく覚えてないっすけど、なんか走り回っているうちにいつのまにかクローズZERO状態になっていて、エグザイルもビックリな3代目エロソウルブラジャーズ状態でした。
なんか、興奮した男子に殴られました。
気付くと周りでも乱闘が・・・。
でも、まあなんか楽しかったですね(笑)
今はコンプライアンス的にアウトなのかもしれませんが、当時のカオスな大学生活では日常的な文化祭の風景でした。
それでも、僕に一つだけ言えることがあるとしたら、友達のカーペットの上にゴマをこぼしてはならない、ということだけでしょうか。
もしかしたら、あなたの両手からこぼれ落ちるのは、ゴマだけではなないのかもしれないのだから・・・。
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