ヒロの本棚

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【雑記・お題】『こぼしたもの』~僕の両手からたくさんのものが零れ落ちていったけど、残ったものは君とのラヴとディスティニーだったのさ。あの日僕の口からこぼれ落ちたアレを君が両手で掬い取ってくれたんだ~

今週のお題「こぼしたもの」☆

 

ねぇ、覚えてるかい?

あの日、僕から零れ落ちていったたくさんのアレ。

君が両手で受け止めてくれたよね。

君は今どこで何をしているんだろうか?

もう一度、どこかの街角で偶然巡り合えたら。

君に伝えたいよ。

「あの時はぁ、すんませんしたぁっっ!!!!!」

ってね・・・。

 

っていう謎のプロローグから始まった今回の雑記記事。

ヒロ氏得意の「自虐系回想式汚れた過去記録記事」となります。

どんなジャンルやねん!!

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☆僕の両手からたくさんのものが零れ落ちていったけど、残ったものは君とのラヴとディスティニーだったのさ☆

 

あれは15年前のことだった・・・。

だいだいそんぐらい前。

ヒロ氏30歳そこそこ。

まだお肌なんかピチピチしていました。

 

そしてまぁ、夜の帝王の名に恥じぬよう週末は飲みに行きまくっていたました。

奥様には大変申し訳なく思っておりますので、この場を借りて謝罪をさせて頂きます。

フツーに飲みに行くだけならいいんですが、夜中まで飲んでベロベロになって帰ってきたりとか、携帯失くしたりとか、なぜかずぶ濡れになって帰ってきたりとかして、まぁよく離婚されなかったよね☆

なので今は罪人のように罪を贖い続ける毎日です。

さすがにYOASOBIしたりする元気はなくなってもきてますね。

 

この頃は今の職場じゃなくて、前の職場の仲間たちとよく飲みに行ってました。

今の職場も仲良しですが、前の職場も仲良しで、「りぼん」か「なかよし」かで言うと迷わず「なかよし」を選ぶレベルでした。

みんなノリ良くて酒飲みで楽しかったな~。

 

そんないつものメンバーで会社の忘年会のあとにさらに飲みに行った時の話。

その忘年会の席でたしかちょっとショッキングな発表もあり、2次会でだいぶファンキーな飲み方をして3次会になだれ込みました。

強いカクテルを何杯もがぶ飲みをして、ワインをグイグイ飲んで・・・。

ビールももちろん飲みまくっていつも通りベロベロなヒロ氏。

 

と、その時。

腹の底からこみ上げる熱いパトスが・・・。

なんだこの熱いアレは・・・。

ん?

おえっ。

や、やばいアレが!!

アレが!!

出る!!

 

それはG〇R〇の予感でした。

マジで下呂する5秒前の下呂温泉待ったなしde渋谷はちょっと苦手~♪状態でした。

その瞬間から僕はゾーンに入り、吐かずにトイレまで行くことに集中しました。

音は消えて、自分の鼓動だけがうるさいくらいに響いていました。

まるで映画『ファーストスラムダンク』の最後みたいに1秒1秒が濃密でした。

安西先生が「諦めたらそこで人生終了ですよ」と言った気がしました。(気のせいでした)

 

しかし。

悲劇は訪れました。

トイレに行く前に僕の口から、アレがとめどなく零れ落ちたのです。

まわりにいた人は赤ワインを飲んでいたため真っ赤だったアレを見て、僕が血を吐いたかと思ったそうでした。

まさに紅に染まったこの俺を慰める奴はもういない状態でした。

エーックス!!

 

しかし、僕のアレが床に零れ落ちるその刹那。

素早く反応して僕のアレを、僕の真っ赤に染まったアレを受け止めてくれたYOASOBIも真っ青な勇者ヒンメルがいました。

後輩のKくんは両手を差し出すと、マーライオンのごとく噴射する僕のアレを、僕がこぼしたアレを両手で受け止めたのです。

その瞬間Kinki Kids「全部だきしめて」の歌詞が、「全部受け止めて~♪」と僕の脳内に溢れ出したことは語るまでもないでしょう。

それはあたかも、キリストに洗礼を与えるヨハネの如く神々しいまでの「洗礼」でした。

 

次の日。

Kくんに平謝りしたことは言うまでもありませんでした。

それからも仲良く一緒に飲みに行ってくれたKくんにこの場を借りてありがとうと言いたいです。

僕も誰かが吐きそうになっていたら両手で受け止めてあげるぐらいの愛を持って生きていきたいと今改めて思った次第です。

 

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