1、作品の概要
映画『MESSIー頂点への軌跡ー』は2014年に製作されたドキュメンタリー。
スペイン・アルゼンチンの合作。
脚本はホルヘ・バルダーノが担当。
アルゼンチンが生んだ稀代の天才サッカープレイヤーであるリオネル・メッシの誕生秘話を、関係者の言葉と秘蔵映像で振り返る。
2、あらすじ
2014年ワールドカップでMVPを獲得し、アルゼンチンを準優勝に導いたリオネル・メッシ。
クラブでもFCバルセロナ(2014年当時)のエースとして君臨し、4年連続でバロンドールを受賞し、クラブにも多くのタイトルをもたらしていた。
そんなメッシがいかにして偉大なプレイヤーとなったのか?
そこには家族の絆や、成長ホルモンが不足する病気との闘いがあった・・・。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
アマゾンプライムビデオで視聴が可能になっていたので、観てみました。
神の子と呼ばれたメッシ。
現在はパリSG所属ですが、バルサ時代の彼は本当に凄かったです。
近年のバルサ栄光の象徴であり、今後あのレベルの選手はなかなか出てこないように思いますね。
そんなメッシのルーツを辿るこの作品、関係者の話が中心のドキュメンタリーでちょっとマニアックですが、僕は楽しく観られました!!
幼い頃のメッシの貴重な映像などもあって興味深い内容でした。
4、感想
バルサの下部組織(カンテラ)に入るまでの少年時代の話が特に興味深かったですねぇ。
やっぱり、当時から図抜けていて地元では注目の的だったのでしょう。
故郷のロサリオの友人たちの話なんかも微笑ましくて良かったですね~。
プレステでFIFAをプレイする時にユニフォームを着て、メッシがバルサのユニを着ていたのはなんだか運命的なエピソードで良かったとです!!
メッシを可愛がっていたおばあちゃんの存在はこのドキュメンタリーを観て初めて知りました。
おばあちゃん子の僕としてはとてもシンパシーを感じる話で、この共通点だけでもメッシと僕はもはや友人と言っても差し支えないでしょう(いや違う)
以前から、メッシがゴールを決めた時に天を指差すゴールセレブレーション。
神様に捧げていたと思ったら、実は天国のおばあちゃんに捧げていたんですね・・・。
どんだけおばあちゃん子やねん!!
もうメッシの話をしているのか、おばあちゃんの話をしているのかよくわからなくなりそうですが、メッシはおばあちゃん子のかがみですね!!
僕もこれからブログの記事をアップするたびに天国のおばあちゃんに記事を捧げたいと思います。
ドキュメンタリーの関係者たちはまるで結婚式か、同窓会みたいに会場で食事をしながらリラックスしながらメッシの思い出話に花を咲かせます。
バルサや、アルゼンチン代表のチームメイト、監督などの錚々たる面子も勢ぞろいしていてさすがメッシの豪華さでした。
ホルモン異常の注射の治療代をバルセロナが払った上で、下部組織でプレイする。
メッシが受けた異例の待遇の契約を勝ち取るまでには、自らの実力を証明することが必要でした。
この時、もしバルサがメッシと契約していなかったら・・・。
メッシがこれほどスペシャルなプレイヤーとして世に出ることはなかったのではないかと思います。
バルサがのちにメッシを必要としたように、メッシもまたバルサを必要としたのでしょう。
5、終わりに
リオネル・メッシのキャリアは最終章に差し掛かり、唯一アルゼンチンの神であるマラドーナを超えるために必要なワールドカップ優勝のタイトルまであと2勝というところまできています。(2022年12月12日現在)
果たしてメッシは自らのキャリアに華を添えることができるのか?
正直、今回のアルゼンチン代表はそこまで好きなチームではありませんが、メッシの伝説の誕生の瞬間は見てみたいように思います。
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