☆ワールドカップも早いもので、あと8試合で終わっちゃいますね☆
グループリーグ、ラウンド16と毎日複数の試合が開催されていたワールドカップですが、ラウンド16からラウンド8までの間には少しインターバルがありました。
贅沢な話ですが、サッカー放送がない日があるということが耐えられない体になってしまっていましたね(笑)
プチワールドカップロスです。
いつもながら、グループステージが終わって、大会が進むにつれて試合の数が少なくなってくるのは寂しいもんですねぇ。
サッカーは野球と違って走り回るスポーツなので、通常は1週間に1~2試合の開催で、週に2試合ある時は選手の身体の負荷も大きく、集中開催のワールドカップで中3日で連戦とかだいぶ負担になります。
だからこそのターンオーバーであったりするのですが、なかなか休ませるタイミングも難しかったりします。
決勝トーナメントに入ると中4日ぐらいとかちょっと休息が増えますが、今度は延長戦もあったりして、こっちはこっちで厄介ですね(^_^;)
ワールドカップ後の燃え尽き症候群、怪我やコンディション不良など、ワールドカップ後も厳しいリーグ戦、カップ戦が控えている選手たちは本当に大変だと思いますね!!
特に今回は変則レギュレーションで11~12月開催になっているので、ワールドカップが12/18に終わったあとに、イングランドのプレミアリーグだったら26日には再開していたりします。
ベスト4まで残ったチームの選手は本当に大変ですし、そんな選手たちの状態を見極めながら起用しなければいけないクラブチームの監督も本当に大変ですねぇ(^_^;)
さてさて日本は敗退してしまったもののこれからがクライマックス!!
熱戦が続くワールドカップのラウンド8の結末やいかに!?
☆まさかの波乱続きのラウンド8!!意外な結末に唖然呆然前田大善!!☆
●オランダ対アルゼンチン
5回目のワールドカップ出場のメッシももう35歳。
これだけ長い間、トップレベルで活躍し続けるのはすごいことですが、おそらく今回のワールドカップが最後になることでしょう。
今までのワールドカップでの最高成績は2014年のブラジルワールドカップ準優勝。
オランダ相手にPK戦で勝ち上がり、決勝でドイツに破れました。
とか言って、いかにもアルゼンチンを応援してそうなこと書いておいて、僕はオランダが優勢だと思っていました。
今大会のアルゼンチンは、初戦のサウジアラビアに負けたり、ラウンド16でもオーストラリアに追いつかれそうになったりで、個人的にグッとくるチームではありませんでした。
ちょっとメンバー的にも小粒な印象があるんですよね~。
対するオランダはラウンド16でダークホース候補のアメリカ代表を全く寄せ付けずに3-1で完勝。
エースデパイが復帰し、両ウイングバックが大活躍。
接戦になるけど、こりゃオランダが勝つやろ!!って思ってました。
しかし試合は前半からアルゼンチンのペースでオランダは有効な攻撃を繰り出すことができません。
前節活躍した攻撃の起点であるウイングバックのダン・フリーズとブリントが抑えられてボール保持率では互角なものの、前半はアルゼンチンのゴールを脅かすシーンがほとんどありませんでした。
ゆったりとしたポゼッションからメッシにボールが渡った途端にスイッチが入るアルゼンチンは、そのメッシのスルーパスから、右ウイングバックのモリーナがゴール!!
先制して前半を折り返します。
オランダはFWとセンターハーフの選手を交代しますが、流れは変わらず逆に後半28分にメッシがPKを決めて2-0。
オランダは万事休すかと思われましたが、ここからドラマが待っていました。
ルーク・デヨング、ベグルホルストの高さのあるFWを投入し、高さを活かしたパワープレイに出たオランダの必死の攻撃は実を結びます。
後半38分にベグルホルストがヘディングでゴールを決めて2-1と追い上げると、後半56分(アディショナルタイム)にトリッキーなFKから再びベグルホルストがゴールを決めて2-2!!
いやー、すごい展開ですね!!
延長戦を戦う両チームですが、試合は荒れ模様。
お互いに決め手をかいてPK戦の末にアルゼンチンが勝利しました!!
2-0から追いついたオランダの執念は凄かったですね~。
●ブラジル対クロアチア
ただでさえほぼ固定メンバーで戦っていたクロアチアがラウンド16でもほぼ同じメンバーで戦い、しかも延長戦まで戦っていることで相当な消耗が予想されていました。
しかもエースのモドリッチは37歳のベテラン。
後半はほぼ走れないんじゃ?とか思っていました。
対するブラジルは韓国相手に前半だけで怒涛のゴールラッシュをみせ、後半は流して戦って4-1で勝利。
エースのネイマールも復帰して上り調子。
いや、これはブラジル代表が勝つっしょ。
んで、日本代表にサンクスな展開でしょ。
って、思ってました。
ただブラジル代表は左サイドバックのサンドロとテレスが欠場し、右サイドバックのダニーロが左に回って、ミリトンが右サイドバックをつとめました。
そして、結果的に左サイドバックのレギュラーが欠場したことが試合の命運をわけることになります。
クロアチアは思ったよりコンディションがよく動けているものの、やはりブラジル攻勢の時間が長くなります。
日本戦では、ロングボールを前線めがけて放り込む本田さんいわく「ざついけどウザい」攻撃でしたが、ブラジル相手にはモドリッチがアンカーの位置まで下がってきてボールをさばくシーンが多く見られ、ボールキープをすることで、ブラジルの攻撃の時間を減らそうという意図(たぶん)がみられました。
ブラジルは前線の選手が個人技とパスワークで打開しようとしますが、クロアチアのDF陣に跳ね返されます。
急造のサイドバックなこともあり、オーバーラップから攻撃に厚みが加えられることもありませんでしたね。
スタンドで観戦中のR・カルロスやカフーがいれば展開は全然違ったのでしょうが(笑)
クロアチアは右サイドバックのユラノビッチが攻守に大活躍でした!!
いや、こいつのスタミナはどうなっとん!?
クロアチアは老獪という言葉がピッタリなチームで、ブラジルの攻撃をうまくいなし、得意の泥試合に持ち込みます。
いやいや、さすがに後半になったら運動量が落ちて、ブラジルの交代で入ってきたアタッカーにチンチンにされるやろとか思っていましたが、後半に入ってもまるでゾンビのようなしぶといクロアチアはブラジルの攻撃をしのぎ続けます。
ブラジルに訪れた数度の決定機はGKリバコビッチが防ぎ続けました。
若きCBのグアルディオルも好プレイをみせてましたね!!
ボールを奪ったまま攻め上がる姿がめっちゃかっこよかったっす。
とかなんとか言っていてたら延長戦突入。
うそやん!?
暗雲垂れ込めるブラジルに光を差し込んだのはやはりエース・ネイマールでした!!
深い位置から細かいパス交換で中央を切り裂き、延長前半16分にゴール!!
これぞブラジル!!ってなゴールでしたね!!これでブラジル勝ったやろ!!サンバdeアミーゴやろ!!グラシアス!!
って思うじゃないですか?
しかし、延長後半12分にぺトコビッチのゴールでクロアチアが土壇場で追いついてしまいます・・・。
いや、ゾンビかよ!!クロアチア!!
2試合連続延長でこの粘り強さは異常ですね(^_^;)
からのPK戦。
4-2でクロアチアが勝利しました。
ええええええええええええええええ。
まさかの結末。
すげーなクロアチア。
●フランス対イングランド
優勝候補同士の戦い。
フランスはポグバ、カンテ、ベンゼマを欠きながら危なげなくラウンド8まで進んできました。
エースのエムバペは絶好調でここまで5ゴール、得点王ランキングのトップを独走。
ラウンド16のポーランド戦でも3-1で危なげなく勝ち上がりました。
対するイングランドは前線に優秀な若手を数多く揃えてベンチも充実。
歴史的にみても質でも量でもこれだけ優秀なアタッカーを抱えていたチームはなく、さらに中盤、守備陣もハイレベル。
優勝も狙えるチームだと思います。
特に19歳のセンターハーフ・ベリンガムが大活躍をしていました。
フランス対イングランドはラウンド8で一番の好試合になりました。
お互いの長所を、ストロングポイントを打ち出して堂々と戦う。
スリリングな攻め合いになりました。
そんな全試合は観てないですが、個人的にここまで観た試合の中で一番面白い試合でした~。
ただゴールがバカスカ入る試合も良いですが、お互いのチームのGKもハイレベルで試合が引き締まっていて、尚且つ攻守の切り替えがスピーディーでゴール前のシーンが多い。
こういう試合を観たくてサッカー観てるんだよな~、って幸せな気分になっていました。
両方共いいチームでどっちにも勝って欲しいようなゲームでした。
『タッチ』でたっちゃんか、かっちゃんかで悩んだ南ちゃんの気持ちもこんな感じだったのでしょうか?
序盤、エムバペの左サイドはウォーカーが迎え撃ち、何枚かで密着マーク。
しかし、中盤のパスワークからチュアメニが目を覚めるようなミドルシュートを決めてフランスが先制しました!!
いやー、めちゃくちゃいいゴールでしたね!!
この試合もチュアメニ、ラビオ、グリーズマンの中盤は運動量も豊富で、パスワークも華麗で出来が良かったです。
しかし、イングランドも意気消沈せずにすかさず攻め返します。
ゴールには至りませんが、サカが突破を試み、守備意識の薄いエムバペがいるフランスの左サイドから攻め込みます。
そして、ケインが神出鬼没の動きをみせて中盤やサイドで起点に。
実況が何度も名前をヘンダーソンと呼び間違えるほどの変則的なポジショニングでしたね(๑≧౪≦)
普通、長身のストライカーって前線に張ってるジルーみたいなポジショニングをするプレイヤーが多いですが、ケインは中盤に落ちたり、サイドに流れたりしながら高いテクニックでアシストも多い面白いプレイヤーですね。
往年の名ストライカーのシアラーなんかとはまた違ったタイプで実に興味深いです。
後半9分にはサカの仕掛けからPKをゲットし、これをケインが豪快に決めてイングランドが追いつきます!!
たぶん地球上にあのケインのシュートを止められるキーパーはいないんじゃね?ってなぐらいのいいシュートでしたね~。
ケインが、フランスのGKロリスと同じトッテナム所属というのも面白かったですね。
お互いにオープンな展開で攻め合いながら後半33分に左サイドからのグリーズマンのクロスをジルーがヘッドで叩き込みゴール!!
フランスが再び2-1でリード。
イングランドはマウント、スターリングを投入し、マウントが倒されて2度目のPKを獲得するもケインがまさかのPK失敗・・・。
フランスが2-1で勝利しました!!
スペインを屠った今大会最大のダークホースのモロッコ。
唯一残ったアジア・アフリカ勢として台風の目となっています。
アムラバト、アマラなどの中盤の選手の評価も上がっていて、大会後のビッグクラブへの移籍が噂されています。
ポルトガルはロナウドが控えでちょっと不穏な空気は流れていますが、代わりにCFの位置に抜擢された若手のゴンサロ・ラモスがラウンド16でスイス相手にハットトリックと大暴れ!!
難敵スイスを6-1で下し、圧勝していました。
いやー、もうこの試合はさすがにポルトガルが圧勝でしょう!!
なんなら3-0ぐらいじゃないんすか?
って思ったなんちゃってサッカーブロガーのヒロ氏の予想はあっさり覆されます。
ハイライトしか観てませんが、この試合もロナウドはベンチスタート。
なんかいちいちカメラもロナウドを抜きますし、コレ絶対チームに不穏な空気が流れてるやろな・・・。
そんな中、今大会めちゃくちゃ好調なブルーノ・フェルナンデスさんはこの試合でも頑張りまくっている感じでした。
テクニック高いのに、あの運動量。
なんならゴールも決めちゃう攻撃力。
スーーーーーキーーーーーーーー。
ジョアン・フェリックスくんも頑張ってましたね!!
クラブでイマイチ真価を発揮できてませんが、高いポテンシャルを持った選手だと思います!!
しかし、モロッコも攻撃的に振る舞い、何度もあわやのチャンスを作ります。
いやいや、ベルギーに勝って、スペインに勝って、そんでポルトガルに勝とうとかさぁ。
そこまで人生甘いもんちゃうで?
さすがに3匹目のドジョウはおらんやろ・・・。
とか思ってたら、モロッコのエンネシリがゴール!!
モロッコが先制。
いや、これはもうドジョウ云々やなくて実力っすね・・・。
惜しいシーンも作りますが、そのまま1-0でタイムアップ。
何とまたしてもモロッコが強豪に勝利をしました。
いや、凄すぎる!!
ってか、こんな展開予想した奴とかおらんやろって思ったら、サッカーブロガーのNishiさんがW杯開幕前に、モロッコベスト4まで行けるんちゃうん?って言ってはりました!!
予言者かっ!!
☆さてさて、そんなわけでいよいよベスト4!!優勝国はどこだ!?☆
そんなわけでベスト4が出揃いました!!
クロアチア、アルゼンチン、フランス、モロッコの4ヶ国ですね!!
準決勝のカードは・・・。
アルゼンチン対クロアチア(12/13 28:00)
フランス対モロッコ(12/14 28:00)
になります!!
ワールドカップもあと4試合ですね。
ちょっと寂しいですが、優勝国がどこになるかも楽しみですね。
フランスが連覇か?
それともアルゼンチンがメッシの花道を飾り、マラドーナ超えを果たすのか?
いやー、最後まで目が離せません!!
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