☆ワールドカップは決勝トーナメント・ラウンド16に突入!!☆
さてさて、スペイン戦の劇的勝利から4日。
いよいよサッカーワールドカップはグループステージの戦いを終え、決勝トーナメントへ。
ラウンド16はジャイアントキリングが頻発していたグループステージから一転、強豪国が牙を剥き、ここからが本当のワールドカップだと言わんばかりに本気の姿を見せつけていますね。
ラウンド16が半分が終わり、オランダ、アルゼンチン、フランス、イングランドが順調に勝ち上がっています。
いつものように、ヨーロッパ、南米の強豪国が上位を占める展開に日本代表が楔を打ち込むことができるのか?
日本対クロアチアはワールドカップを俯瞰で見るとそういった南米・ヨーロッパの強豪国と、アジア・アフリカなどの国々との戦いの一端でもあるかと思います。
ラウンド16の残りの試合は、日本対クロアチア、ブラジル対韓国、スペイン対モロッコ、ポルトガル対スイスの4試合になります。
日本にはアジアの意地を示して欲しいですね!!
それとやはり今までの歴史上、日本はワールドカップに参加してベスト16が最高の成績でベスト8まで行ったことがありません。
「新しい景色へ」というキャッチフレーズは未踏の地・ベスト8のことであります。
クロアチアを倒して新しい景色を見せてくれ!!サムライブルー!!
☆日本対クロアチアマッチプレビュー!!☆
さてさてドイツ、スペイン相手に歴史的な勝利を挙げ、史上初の2大会連続決勝トーナメント進出を果たした日本代表。
対するはグループFを2位で通過したワールドカップ前回大会で準優勝したクロアチア。
モドリッチ、コバチッチ、ブロゾビッチの中盤3枚がチームの中心の老獪で組織的なチームです。
フォーメーションは4-3-3で、左ウイングのペリシッチや、ポイントゲッターのクラマリッチ、CBのロブレンとグバルディオルなどベテランが中心を担いながらも有力の若手が台頭してきている好チームです。
戦術的にも柔軟で、ポゼッションもカウンターも臨機応変に使いこなし、一定のこの力を持ちながらも組織的に献身的な戦いも出来るチーム。
これまでのドイツ、スペインはどんどん前に出てきてくれたこともあり、前からのプレスからのショートカウンターという戦術がハマりましたが、今回のクロアチアはそんな日本の必勝戦術がはまらずに、クロアチアが引いて日本のペースを乱すように仕掛けてくるかもしれません。
日本が敗れたコスタリカ戦をヒントに戦術を立ててくることでしょう。
と、ちょっとNishiさんの記事をパクりました(๑≧౪≦)
すみません。
ただクロアチアはほぼメンバーを固定してきていて、37歳のモドリッチをはじめベテランのメンバーが多いので、コンディション面には不安を抱えていると思います。
前日練習ではモドリッチも右足を気にしている仕草も見せていたようですし、左サイドバックのソサも前日練習を欠席していたようですね。
ただ、日本も板倉がイエローカードの累積で出場停止、久保が前々日と前日の練習を体調不良で欠席で欠場濃厚との悪いニュースが・・・。
ただ、遠藤、冨安、酒井が回復してきていて、先発でも起用できるかもしれないレベルになってきているのが明るいニュースですね。
なかなかベストメンバーが組めない日本代表ですが、こんな時こそ層の厚さが活きる時で、26人全員で戦うことを掲げてきていた森保監督の考え方が正しかったことを証明してくれていると思います。
これまで日本代表は前半耐え忍んで、後半一気に選手交代やシステム交代をして大金星を挙げてきましたが、決勝トーナメントからは延長戦も有りうることで今までのようには大胆に交代枠を使うことは難しくなりますね。
点差にもよりますが、延長戦に突入することも視野に入れながら戦わなければならないのが、これまでとは違うところ。
まぁ、そうは言っても今までは交代枠が3枚だったのが、5枚に増えているので以前と比べたらマシなんでしょうけどね(^_^;)
最近、日本代表の公式動画で試合前後のロッカールームや、練習、ホテル、バスの中の様子などを撮影した動画『Team Cam』をよく観ています。
選手たちの素顔や、チームの雰囲気などが窺うことができてとても貴重な映像ですね!!
コレ編集して2時間くらいのドキュメンタリーにしてくれたらめっちゃ観たいかも。
☆両チームのスタメン発表!!☆
さて、いよいよスタメン発表です!!
フォーメーションはおそらく3-4-3みたいですね。
前節のスタメンから、久保欠場の右ウイングには2得点と好調の堂安が入り、センターハーフの位置には田中の代わりにケガから復帰の遠藤が、右CBには出場停止の板倉の代わりにケガから復帰の冨安が入りました。
前田
鎌田 堂安
長友 守田 遠藤 伊東
谷口 吉田 冨安
権田
一方、クロアチア代表は・・・。
前節より、センターフォワードの位置のリバヤに代わりぺトコビッチが入り、左サイドバックのソサはやはり怪我かコンディション不良で欠場になり代わりにバリシッチが入りました。
CFの位置に193センチと高身長のぺトコビッチを入れてきたクロアチア。
ロングボールによるカウンター狙いもありそうで警戒が必要そうです。
ぺトコビッチ
ブロゾビッチ
バリシッチ グバルディオル ロブレン ユラノビッチ
リバコビッチ
☆日本対クロアチア前半マッチレビュー!!☆
さて、注目の前半戦キックオフ!!
最初の5分ほどは日本が前めから積極的にプレス。
FK、CKと連続でセットプレイのチャンスを掴みます。
これまで、セットプレイでの得点がほぼないことを大会前から指摘されていた日本ですが、FKも一度下げてボールを入れてきたり、CKもショートも使ってきたりとアレンジしてきました。
前田が相手GKまでプレスに行く場面もあり、序盤はかなり前がかりでした。
しかし、クロアチアがロングボールを蹴ってきて、日本がラインを上げた裏を狙います。
7分ロングボールの対応から冨安がボールを奪われ(ってかペリシッチ押してたやろっ!!)ペリシッチが中央に切り込みシュート。
ペリシッチ、抜け目無いというか油断できない感じで、隙を見せたら一瞬でやられそうな老獪さがありますね。
ポジションも変えまくっていて、ぺトコビッチの後ろの位置に来ていたりと捕まえづらい感じでした。
クロアチアはその後も日本がラインを上げるとロングボールでぺトコビッチに当ててきたり、裏を狙ったりしますが、わりとその攻撃が効果的でちょっとひやりとする場面もありました。
ぺトコビッチに当てたあとのセカンドボールの拾い方が上手くて嫌な感じです。
CBのグアルディオルのフィードも精度が高くて、ロングボールが有効的な攻撃になっていました。
11分堂安→伊東からのグラウンダーのクロスが中央へ、前田には合わず、逆サイドの長友も飛び込みますがラインを割りました。
日本は伊東からチャンスを作ります。
相手のサイドバックのバリシッチはレギュラーのソサの代わりに出場している選手ですが、伊東相手に後手に回っていました。
19分にも伊東が右サイドを突破してクロス。
クロアチアも修正して、伊東に対して2枚でみるように対応してきました。
20分頃から日本がバックラインからボールを回し、徐々にポゼッションできるように。
守田がいいリズムでボールを散らしていました。
25分タテパスからぺトコビッチが裏へ抜け出し、富安がカバーしてなんとかクリア。
左右からクロスを入れてクロアチアが波状攻撃。
この時間帯はクロアチアのペースでした。
クロアチアは中盤のクオリティを活かすより、高さ、フィジカル勝負でクロスを入れてきている感じでした。
30分過ぎから再び日本がボールを持ち始める。
39分、伊東が自陣からドリブルでかわして持ち上がり、タテパスで前田を走らせる、守田に繋ぎコーナー付近でヒールから前田が抜け出し、遠藤→鎌田と繋ぎ鎌田がシュート!!外れるも惜しい場面でした。
43分、CKのショートコーナーから堂安のクロスを吉田が足で折り返して前田がシュート。
GOOOOOOOOOOOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAALLLLLLLLLLLLLL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前半間際の最高の時間帯に、課題とされてきたセットプレイからの先制ゴール!!
最高かっ!!
日本1-0クロアチア
前半はこのままタイムアップ。
☆日本対クロアチア後半マッチレビュー!!☆
両チームとも交替なし。
初っ端から日本がボールを奪って鎌田が持ち込んでミドルシュートも外れる。
クロアチアは両サイドからロングスロー攻撃を仕掛ける。
球速がない分、ヘッドでのクリアで距離が出なくて地味にウザい攻撃。
10分、ユラノビッチから戻したボールをロブレン?が前線にクロス。
ペリシッチがヘッドでシュート。
GOAL!
日本1-1クロアチア
なんかスペイン戦の先制の場面と似てましたね。
もしかしたら研究されていた?
しかし日本も12分、すぐさま長友のクロスのこぼれ球を遠藤がミドルシュート!!
GKのリバコビッチが弾くも惜しい場面でした。
16分、ぺトコビッチOUT、ブディミルIN。
久保のマジョルカ時代の同僚ですね。
電柱系FWです。
17分クロスのこぼれ球のセカンドボールをモドリッチがミドルシュート!!
権田がなんとか弾きました。
いやー、モドリッチ油断なりませんね。
18分、前田、長友OUT、浅野、三苫INそれぞれのポジションへ。
この辺からお互いにチャンスを作り合う一進一退の攻防へ。
日本は遠藤、守田の両センターハーフが攻守に機能しまくって獅子奮迅の働きでした。
対して、クロアチア自慢のモドリッチ、コバチッチ、ブロゾビッチの中盤は日本に封殺されていた感じで、中盤の攻防では日本に軍配が上がっていたように思います。
クロアチアはクラマリッチOUTパシャリックIN、日本は鎌田OUT、酒井IN。
日本は鎌田の位置に伊東を入れて右のウイングバックに酒井が入ります。
31分、吉田のミスパスをペリシッチがかっさらってシュートも冨安がギリギリで触ってブロック。
両チームとも疲れが目立ち膠着状態に。
41分、堂安OUT南野IN
日本は頼みの三苫を使いたいもののクロアチアに徹底マークされてなかなかチャンスを作れません。
そのまま後半タイムアップ。
1-1のまま延長戦へ。
☆今大会初の延長戦へ突入。そして・・・☆
延長戦はまさに死闘。
足が止まる選手もいて、ミスからお互いにピンチを招くシーンも増えました。
三苫最大の見せ場は延長前半14分、ドリブルで左サイドから持ち上がって切り込んでミドルシュートを放った場面。
惜しくもコースが正面でキーパーに弾かれましたが、もし決まっていれば今大会のベストゴールクラスのビッグプレイでした。
そして・・・。
延長前後半30分でも決着がつかずにPK戦へ。
PKは心臓に悪くて嫌ですね~。
日本は南野、三苫が止められて0-2で危うし。
相手がミスしたところを浅野が決めて1-3まで盛り返しましたが、最後は吉田が止められて、相手が決めて1-4で終戦。
南野、三苫はじめ何人かの選手は号泣していましたが、日本はここまでよくやってくれたと思います。
今回こそベスト8に行けるかと思っていて、今はとても残念ですが、120分の死闘で精一杯力を出し切ってあと一歩のところまで頑張ってくれたと思います。
何より、これから日本はもっと強くなる。
そう思わせてくれた今回のワールドカップでした。
今はめちゃくちゃ悔しいですが、選手の皆さん、森保監督、スタッフの皆さんお疲れ様でした!!
また4年後期待しています!!
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