ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【映画】これから観たい映画!!『本心』『箱男』『めくらやなぎと眠る女』『雨の中の欲情』

☆これから観たい映画!!☆

 

この数年、ちょいちょい映画に行ってますが、映画って本当にいいものですねぇ~。

以前は、「家でDVDで観たほうが安くていいじゃん?」って思ってましたが、映画館のほうが音響など迫力もありますし、没入感も深くなるので最近はめっちゃ観たい映画は映画館に観に行くことが多くなりました。

 

お家deシネマも酒とか飲みながらノンビリ観られるので楽しいですけどね~。

でも、家のTVには前に使ってた壊れたコンポのスピーカーを使っていて、わりと爆音で映画を観ているので、エッチなシーンとかになると階下の子供たちに聞こえないか心配ですわ。

防音のシアタールームとかあったらいいけど、まあそんな金はないっすわ(笑)

 

そんなわけで、ユルユルと僕がこれから観たい映画を紹介します!!

映画館に行くと、チラシコーナーを観るのですが、「おっ、こんな映画やるんだ!!」ってなってチラシを持って帰ったりします。

今はSNSでも情報が流れたりしますが、まだまだ映画館のチラシの情報も有用です。

 

 

 

平野啓一郎原作の『本心』☆

 

好きな作家の1人の平野啓一郎

彼の最新長編小説『本心』が映画化され、11月8日に公開されます。

舟を編む』『月』などの石井裕也監督。

キャストも、主人公の朔也を池松壮亮、母役を田中裕子と物語の核となる親子の役がはまり役っぽくて楽しみです。

時代の抱える病理、テクノロジーの進化による光と影、氷河期世代の困窮、そして自由死・・・。

憂鬱な近未来の中で描かれる人間ドラマが魅力的です。


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平野啓一郎の作品は、『マチネの終わり』『ある男』と映画化で当たりの作品が多いので、『本心』も楽しみです!!

原作もめちゃくちゃ良いので、おすすめですよ~。

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

 

安部公房原作『箱男』☆

 

カルト的な人気を誇る幻想作家・安部公房

僕は『砂の女』ぐらいしか読んだことないんですが、だいぶぶっ飛んだ内容だったと記憶しています。

箱男』もタイトルは聞いたことがありましたが、原作発表の1973年から50年の時を経て映画化。

主演が永瀬正敏で、浅野忠信も出演とのことで、どこか怪しげな映画になりそうで楽しみです。

原作未読なので、あらすじを公式から拝借。

完全な孤立、完全な孤独を得て、社会の螺旋から外れた「本物」の存在。

ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る『箱男』。

カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶり、遂に箱男としての一歩を踏み出すことに

。しかし、本物の『箱男』になる道は険しく、数々の試練と危険が襲いかかる。

存在を乗っ取ろうとするニセ箱男(浅野忠信)、完全犯罪に利用しようと企む軍医(佐藤浩市)、 “わたし”を誘惑する謎の女・葉子(白本彩奈)......。果たして“わたし”は本物の『箱男』になれるのか。

そして、犯罪を目論むニセモノたちとの戦いの行方はー!?


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これは映画館で予告を観ましたが、めっちゃ面白そうでした。

アングラな感じがグラグラします。

 

公開は8/23です。

今日、原作を買ってきたので、近々読んでみようと思います!!

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村上春樹原作『めくらやなぎと眠る女』☆

 

こちらはすでに公開中の映画。

村上春樹の短編を6つ繋ぎ合わせたアニメ映画です。

監督はフランスのピエール・フォルデス監督で海外で作られた映画になります。


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つげ義春原作『雨の中の欲情』☆

 

日本が誇るカルト漫画家・つげ義春

純文学的な香りがする作品や、シュールで幻想的かつ狂気を孕んだ作品も多く、芸術性を感じさせるカルト漫画の最高峰だと思います。

僕も2冊ぐらい持ってたのですが、なぜかブックオフとかに売っちゃって買いなおそうと思っています。

 

代表作は『ねじ式』で最高にぶっ飛んでいる短編漫画です。

浅野忠信主演で前に映画化されてましたがこれも最高でした。

リアリズムの宿』も映画化されていますが、なんとも言えない侘しさを感じるロードムービーで音楽をくるりが担当していたりしたのもいい感じな映画でした。

 

『雨の中の欲情』は原作を読んでいない(もしくは忘れている)のですが、欲情というぐらいだからエロい内容であることは間違いないでしょう。

つげ義春の作品はエロスを感じる作品も多いのですが、なんか生々しいエロスです。

例えるなら日活ポルノロマン的なエロスとでも言えるでしょうか?

僕は、エロソムリエなのでわかりますが、つげ義春×片山慎三のエロマリアージュはとてつもなくヤバい映画が生まれそうな予感がします。

 

片山慎三監督は、日本の映画監督でも新進気鋭の監督で、『半地下の家族』のポン・ジュノ監督に師事したり熱心な方みたいですね。

『岬の兄弟』『さがす』『ガンニバル』など、人間の心の奥底を覗くようなきわどい作品を連発。

『雨の中の欲情』もカルト的名作の予感しかしません。


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成田凌中村映里子森田剛が出演しているみたいです。

この映画も好きな感じのやつでめっちゃ楽しみっすわ!!

hiro0706chang.hatenablog.com

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そんなわけで、映画の料金もだいぶ高くなりましたが、好きな映画は万難を排して観に行きたいです!!

 

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