☆カタールW杯2022が開幕間近!!レアル・ソシエダで躍動する久保建英!!☆
9月の親善試合を終えて、カタール・ワールドカップまであとわずかになりました。
日本代表のメンバー発表が11月1日に行われることが決まり、もうメンバー発表まで代表の試合もなく、所属チームでのパフォーマンスと、怪我なども含めてのコンディションでメンバーが選ばれることになります。
森保監督自身も「サプライズはない」と言っており、よほどのことがない限り、先日の代表戦のメンバーがほぼ選ばれるでしょう。
大迫が選ばれるか、板倉の怪我の具合はどうかぐらいのことだと思います。
詳しくは、nishiさんのブログ『北の大地の南側から』で考察されていますのでそちらをご覧下さいませ!!
半年前はW杯出場メンバーにも選ばれないのでは?と噂されるぐらい調子を落とし、所属チームのマジョルカでも出番を失っていた久保建英。
ここ2シーズンは厄年かい?厄払い行ったのかい?ってな心配をしてしまうぐらいに所属チームでは出場機会に恵まれずに、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカとチームを渡り歩きつつ、時おり輝きを放つもコンスタントに出場機会を得ることはできませんでした。
しかし、4大リーグと謳われるスペインのラ・リーガで19~20歳で活躍できなければ「もう終わった」「不調だ」とか言われるのはなかなかにハードルが高いですね(^_^;)
レアル・マドリーが保有している選手(現在はソシエダが保有)だったので、まぁ期待値が高いのもしょうがないのですが。
まだ21歳の久保建英ですが、すでにラ・リーガで100試合出場を果たし、今シーズンは強豪レアル・ソシエダで主力選手に怪我人がいるということもありますが、ほとんどの試合でスタメン出場を果たしています。
今まではレンタル移籍でレアル・マドリーから期間限定で移籍していたのが、今回のレアル・ソシエダでの移籍は完全移籍で5年契約になり、買い戻しオプション付きとはいえ名実ともにレアル・ソシエダの選手になったのが大きいと思います。
どうしてもレンタルだと場当たり的な起用をされてしまうことが多いですが、完全移籍をして、しかも若く伸びしろがある選手だと多少荒削りなところがあっても起用されるチャンスは大きくなります。
今シーズンはDAZNで試合を観てないのであんまりちゃんとしたことは言えないのですが、FWへのコンバートも功を奏しているみたいですね。
スペイン代表のオヤルサバルなど主力のFWが故障している苦しい台所事情からの起用でしたが、ここまではいい結果が出ています。
同じ左利きでテクニシャンのダビド・シルバとの連携はとても効果的でシルバ師匠が久保の良いところを引き出してくれているようにも感じます。
とは言え、38歳のシルバですので、いずれはその位置に久保建英が起用されタクトを振るうようになればいいなと思います。
プレースタイルが似ていると評されるダビド・シルバと久保ですが、シルバはよりパサータイプで、久保はもう少しドリブルしながら切り込むことが多く、ベルナルド・シルバに近いタイプなんじゃないかなと思ってます。
久保建英はリーグ戦でここまで2ゴールを記録し、アシストもしています。
チームの成績も悪くなく、CL圏内のトップ4も狙える位置につけていますね。
ELでマンUと戦うなど、ヨーロッパでの戦いでも貴重な経験を積んでいる久保。
ワールドカップまで好調を維持して、怪我なく代表に合流して欲しいです!!
☆実父の著書『おれ、バルサに入る!』☆
今から10年前の2012年に刊行された久保建英の父親・久保健史著書の『おれ、バルサに入る!!』がなかなか面白くて、久保建英のルーツやメンタリティーを紐解きながら、どうやってバルサのカンテラに日本人として初めて入団することができたのか?
サッカーキッズの練習方法や、サッカー以外の部分での育児書としても参考になる盛りだくさんの1冊になってます!!
ちなみにこのこの本が刊行された時はバルサのカンテラ・アレビンC(下部組織)で活躍していた久保建英(11歳とか?)。
スペインの強豪・FCバルセロナへは9歳の時に入団しました。
家族のバックアップもありながらではありますが、それでも9歳で海外のクラブチームの下部組織に入団し、厳しい競争をくぐり抜けてチームの中心選手としてプレイし続けたのは快挙のひと言。
バルサ入団当時から見守っていましたが、消えた天才も多い中、数々の苦難を乗り越えてよくぞここまで成長したものだと思います。
『おれ、バルサに入る』の内容としては、『巨人の星』の星一徹と星飛雄馬のように野球を教え込ませたような内容ではなくて、あくまで子供主導で子供の夢を実現していくプロセスを描いた内容でした。
たまたま子供が「バルサに入りたい」って言ったから親が手助けをしたっていう。
もちろん誰もが下部組織とは言えバルサに入れないのですが(^_^;)
そこで親のサポートでバルサ好みの選手になるためにはどうすればいいか?
バルサのトレーニングを参考に夢に近づいていくっていう・・・。
親御さんの戦略性も光りますが、でもでも究極的には子供のやりたいこと目指したいところを手伝いたいっていうのがあったのだと思います。
それが、たまたまバルサであって、巨人ではなかったっていうこと。
サッカー選手になることは関係なく、リビングにテレビを置かずに、毎週図書館で大量の本を借りて育った久保選手。
次男のように育てたいという方針のもとに外遊びをしまくり、奔放に育った久保健史。
決して、ご両親がサッカー選手に育てたいと思っていたわけではなくて子供の希望を叶えるために動いた結果が今に繋がっているのだと思います。
久保建英は、ここまでのキャリアの中でも数度困難に見舞われていますが、ことごとく克服しています。
久保の最大の武器は、メンタリティーなんだと思います。
メンタルと言っても様々ですが、ここでは困難に抗う力、
それが、メンタリティーの強さだと思いますし、ここまでのキャリアを通じて久保はそういったメンタリティーの強さ表現してくれていると思います。
☆がんばれ久保建英!!☆
バルサの下部組織でも中心だった久保建英は、15の時にFIFAのなんたら条約のなんたらでバルサで公式戦をプレイすることができなくなってしまいます。
それから日本の東京FCの下部組織に入り、J1でデビューしたものの、パッとしない日々。
マリノスに期限付き移籍もしましたが、そもそも高2でJ1のチームで出られないから移籍したいとかの発想がやばすぎて久保建英です!!
移籍のタイミングって、早けりゃいいってもんでもないし、良かったり悪かったりですが、久保建英はやたら判断が早いですね。
なんか、明日しぬんじゃないかぐらいに早い。
1秒も無駄にできないって思っているのかな?
限りある選手生命の中で。
なんかそういうところ含めて好きやなぁ。
久保建英、テクニックとかだけじゃなくて本当にメンタルも良くていい選手だから応援したいっすね~。
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