ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【サッカー】カタールワールドカップ2022まであと2ヶ月!!欧州サッカーも開幕し、激化するメンバー争い!!果たして生き残るのは誰だ!?

☆もういくつねるとぉ、ワールドカップぅぅぅぅ~♪☆

 

ってなわけで、気付けばサッカーのカタールワールドカップまで2ヶ月ですよ。

早いっすね~。

W杯は通常6~7月の欧州サッカーのシーズンオフに行われるのですが、カタールが暑すぎるの、W杯史上初めて11月の秋季開催になりました。

金の力って偉大ですね!!

ポジティブに考えると、今後温暖化していく地球で秋季開催の前例ができたことで、より快適な環境でW杯が開催することができるというメリットがありますし、これまで暑さがネックで開催が難しかった国でもW杯が開催できるようになるかもしれません。

しかし、選手はシーズンが途中で中断してW杯に臨むので、クラブとしては怪我や、コンディションの劣化が怖いですし、選手としてもリズムを作るのが難しいでしょうね。

 

9月下旬には、ワールドカップ前最後のインターナショナル・マッチ・ウィーク(ヨーロッパでクラブチームの試合を行わずに、代表チームの活動に当てる週)が設けられており、ここで選ばれた選手がほぼワールドカップの本番を戦う選手になることは間違いないでしょう。

我らが日本代表は9/23にアメリカ代表と、9/27にエクアドル代表と戦います。

場所は中立地のドイツで、ヨーロッパで戦う選手が多い日本代表選手にとって移動がしやすくて良いですね。

両国ともW杯出場国ですし、本番前のいいテストマッチになると思います。

 

 

 

☆気になる日本代表メンバー候補の今シーズンの評価☆

 

気になるキリンチャレンジカップ2022のメンバー発表ですが、ぼちぼち発表になりますかね?

繰り返しますが、今回選ばれたメンバーがほぼワールドカップ本番のメンバーになると思いますので、ドキドキですね!!

ただ、ワールドカップ出場を決めたあとに8月より欧州サッカーのリーグが開幕して、日本代表の選手たちも移籍をして出場機会を得たり失ったり、調子が上がったり下がったりと、悲喜こもごもです。

所属チームでのプレイ内容が当然ワールドカップの選考に影響するかと思いますの、ここ1ヶ月のパフォーマンスは非常に重要です。

そんなわけで、僕が独断で日本代表候補の選手たちを5段階で評価してみました!!

 

○FW編

 

古橋享梧(5点) セルティックの不動のレギュラー。ハットトリックも含む6得点で好調。

 

前田大然(3点) ゴールこそないもののセルティックで、コンスタントに出場機会を得ている。

 

南野拓実(1点) 鳴り物入りモナコに移籍するもフィットせず。だいぶ調子を落としているぽい・・・。

 

上田綺世(3点) ベルギーのセルクル・ブルージュでスタメン。初ゴールを決めた。

 

浅野琢磨(3点) ゴールこそないもののコンスタントに出場機会を得ている。

 

伊東純也(4点) フランスのランスに移籍。怪我で出遅れたが、2試合連続でゴール。

 

○MF編

堂安律(4点) 開幕から2ゴール。ベストイレブンにも選出され、チームの中心選手。

 

久保建英(4点) 開幕戦でゴールし、強豪のRソシエダで先発で出場していたが、アトレティコ戦でスタメン落ち。これからが正念場。

 

三苫薫(2点) まだ先発出場なし。ライバルのトロサールが好調。途中出場で存在感は見せているが・・・。

 

鎌田大地(5点) バイエルン戦では出場機会はなかったが、3ゴールをあげてチームを牽引。

 

遠藤航(4点) 新シーズンも不動のキャプテンとしてチームを引っ張る。

 

守田英正(3点) 名門スポルディングで準レギュラー。これからが楽しみ。

 

田中蒼(3点) よくわかんないけど、試合出てるしまぁいい感じ?

 

○DF編

板倉滉(5点) ボルシアMGで先発に定着し、獅子奮迅の活躍。バイエルン戦の引き分けにも貢献。

 

富安建洋(2点) 怪我で出遅れるも、途中出場でコンスタントに出場。

 

伊藤洋輝(4点) 昨シーズンに引き痛きシュツットガルトで不動のスタメン。

 

吉田麻也(3点) シャルケに移籍し、DFリーダーとしてチームを鼓舞するが、苦戦が続く。

 

中山雄大(3点) イングランド2部でコンスタントに出場して、ゴールも決める。

 

ヒロ(2点) ビール飲みすぎ。鼻毛伸びすぎ。サプライズでの招集はあるかもしれないが、まずは口臭を消臭したほうが良いだろう。

*ユゥヨ監督のブクマ後に付け加えました(๑≧౪≦)

 

○総括

南野、富安の不調が気になるところ。

一方で古橋、堂安、久保、鎌田、板倉らの好調は頼もしい。

GKは権田で決まりでしょう。

国内組は大迫のコンディションが気になりますが、もう選ばなくていいなじゃねって感じが・・・。

サイドバックは酒井が復帰?

 

 

 

☆これがワイの最強イレブンやで!!☆

 

ワールドカップ本番。

11/23 日本VSドイツ

11/27 日本VSコスタリカ

12/2  日本VSスペイン

 

ってな日程で、4チーム内で2位以内に入れば決勝トーナメント進出。

普通に考えたらドイツとかスペインには勝てないっすねぇ(笑)

でも、しかしアップセットが起こるのもサッカーの醍醐味。

諦めずに奮闘を期待したいです。

そんなドイツスペイン相手にも戦えるヒロ氏先行のウイニングイレブンがこちら!!

 

 

      古橋

堂安          伊東

      鎌田   

    遠藤  守田

伊藤  吉田  板倉  酒井 

      権田

 

やっぱりトップは古橋!!

左サイドはやったことあるか知らんけど堂安。守備もできるし。

中盤は、鎌田がトップ下気味で、遠藤と守田がボランチ

サイドバックは高さを買って伊藤。中山も悪くない。セットプレイ時の守りに高さは必要。

CBは吉田と板倉で右サイドは酒井か富安でDFラインは守備力が高くてフィジカル、空中戦にも強い選手を揃える。

やっぱり、初戦のドイツ戦は守備から入ることになるので手堅く。

初戦で負けると、ほぼゲームオーバーなので、引き分けを目指す戦いに。

改めてハードルが高いミッションですね。

しかし、強豪国でも初戦は難しいので、そういったスキを突きたいですね!!

 

ブログランキング参加中!!君もクリックしてハットトリックだ!!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

【本】又吉直樹『火花』~すれ違う生き様と人生が火花を散らすみたいに一瞬の光と放熱を残して消え去っていく~

1、作品の概要

 

『火花』は2015年に刊行された又吉直樹のデビュー作。

文學界』2015年2月号に掲載された。

単行本の累計発行部数が239万部を突破し、芥川賞受賞作品として歴代で一番売れた作品となった。

第153回芥川賞受賞。第28回三島由紀夫賞候補。

2016年にネット配信ドラマ化。

2017年には板尾創路監督、菅田将暉桐谷健太のW主演で映画化された。

売れない若手芸人の徳永が、個性的でカリスマ性がある先輩芸人・神谷に出会い。

その交流と葛藤の日々を描いた。

f:id:hiro0706chang:20220906153139j:image

 

 

 

2、あらすじ

 

売れない若手芸人の徳永は、熱海の花火大会で一緒のイベントに出演した先輩芸人の神谷の言動に衝撃を受けて弟子入りする。

奔放で天才的な才能を持つ神谷に憧れる徳永だったが、自分の漫才には葛藤を持ち悩んでいた。

神谷は同棲していた彼女の真樹と別れたことで荒れ始めて、借金の額が膨らみ続けていた。

一方、徳永は徐々にTVに出始めて少しずつ人気が出ていたが・・・。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ

 

お笑い芸人ピースの又吉直樹が書いたデビュー作ということで、発売当初から話題になり、芥川賞を受賞したことで社会現象にもなっていました。

又吉直樹のことはアメトーークの読書芸人などで観て好きだったので、いつかは読もうと思いつつ、あまりにも騒がれすぎていてちょっと乗り遅れた感じになってしまいました。

ってか、刊行されてもう7年も経ってたんですねぇ。

どんだけ乗り遅れとんねん!!

先に『人間』のほうを読みましたが、これがめっちゃ良かったのもあって今更ながら『火花』も読んでみました。

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

 

4、感想・書評(ネタバレあり)

①すれ違う生き様と人生が火花を散らすみたいに一瞬の光と放熱を残して消え去っていく

『火花』は映画化していたこともあって、何だか芸人の青春物語っぽい印象が僕の中で定着してしまっていました。

ただやはりそこは純文学好きな又吉直樹で、徳永の視点で漫才をすること、人を笑わせることはどういうことなのか、その葛藤と喜びが深く掘り下げられていました。

漫才に青春を捧げて、人生をかける徳永は自らの殻を破るべく憧れの神谷にあやかって自分を変えたいともがいています。

 

しかし、徳永が尊敬してやまない神谷も売れて世間に受け入れられていわけではなく、自らが持っている天才的な感覚をうまく漫才に落とし込んで、社会とコミットすることができていませんでした。

そういうセルフプロデュースみたいな部分がとても下手くそで、コンビを組んでいる大林も合わせてうまく周囲に溶け込めずに尖り続けている。

神谷さんが相手にしているのは世間ではない。いつか世間を振り向かせるかもしれない何かだ。その世界は孤独かもしれないけれど、その寂寥は自分を鼓舞もしてくれるだろう。

 

著者の又吉直樹は芸人としても、作家としても成功者の部類に入ると思うのですが、芸人として売れたいと願いながら惨めに燻っている徳永と神谷の燻ってやるせない気持ちを描いています。

そのあたりに、又吉の感覚の繊細さと人生を見つめる視線の優しさ感じますし、彼自身がずっと感じている表現者としての葛藤や舞台に立つ怖さと喜びが描かれているように感じました。

 

また『火花』で描かれている20代前半という時期は、ものすごいスピードで自分も周囲も動き続けている人生でも稀有な時期だと思います。

たくさんのものが、人が出会いと別れを繰り返し、自らの立ち位置も劇的な速さで変化していく。

僕自身、20代の10年間を思い出すととてつもなく濃密で本当に自分の身に起こった出来事なのか判然としないことがありますし、まるで他人の人生を俯瞰で見ているような気分になることがあります。

そんな特別な時期に起こる一期一会とも言うべき出会いたちと、すれ違う人たちとの一瞬の交歓と発光。

まるで火花を散らすように激しく人生は交じり合って、そして何事もなかったかのように分かれていく。

広大な宇宙を横切る幾多の小惑星みたいに。

 

②神谷というと男

神谷は特別な何かを、スペシャルな才能を持っているのかもしれないけど、それをうまく発揮できずに周囲に撒き散らしながら徐々に輝きを失っていくダメ人間なんだと思います。

又吉直樹の2作目『劇場』の主人公・永田とも共通していると思いますが、強烈な自意識と才能のきらめきを持ちながら、うまくセルフプロデュースして社会が大衆が求める形に落とし込むことができずに燻っているような感じがします。

 神谷さんは振り続ける雨を背景に、「美しい世界を、鮮やかな世界をいかに台無しにするかが肝心なんや」と言った。

 そうすえれば、おのずと現実を超越した圧倒的に美しい世界があらわれると迷いのない言葉で語った。

 

真樹という理解者がいて、彼女は神谷を支えるために風俗の仕事までするのですが、結局支えきれずに彼の元を去ってしまいます。

おそらく又吉直樹のまわりにもこういったタイプの芸人がいたのかもしれませんし、どこか前時代的な昭和の香りがしますが、芸人の男を支えるために付き合っている女性が自らを犠牲にして尽くす。

そこはかとなく太宰治の作品の影響もしますし、『ヴィヨンの妻』なんかも思い出しました。

残念ながら「人非人でもいいじゃない、生きてさえいれば」などと言ってくれるような女性は現代には存在しませんよね。

しかし、又吉自身が神谷のようなダメ人間が好きなんだろうなと思います。

 

いかに周囲から孤立しようとも、TVに出られずに徳永に追い越されようとも、神谷は神谷で在り続け、徳永の憧れの存在でした。

自分にはない、強烈な個性と、独自の考え方を持つ神谷にも徳永という自分を慕ってくれる人間は必要な存在だったのでした。

はじめはある種の化学反応を生むことを期待させるような交流でしたが、徐々に二人の関係は共依存のようにお互いが何事も成せていないそのフラストレーションを癒し合う存在であったのかもしれません。

神谷さんと濃密な時間を過ごすことによって、僕は芸人の世界を知ろうとした。だが神谷さん自身も僕をキャンバスにして自分の理論を塗り続けていったのかもしれない。

hiro0706chang.hatenablog.com

 

③徳永の葛藤とこれから

徳永はいわゆる芸人っぽいキャラじゃなくて、まくし立てるように早口で喋ったりとか、陽キャで誰とでも打ち解けたりとか、そういう感じでは全くありません。

そのあたりが、又吉本人の体験や想いともリンクするのかなとも思います。

徳永はどこかでこのままじゃダメで、自分を変えたいって思っているようにみえますし、自分に変化を与えてくれる化学反応を期待して、神谷に弟子入りしたんだと思います。

僕は面白い芸人になりたかった。僕が思う面白い芸人とは、どんな状況でも、どんな瞬間でも面白い芸人のことだ。神谷さんは僕と一緒にいる時はいつも面白かったし、一緒に舞台に立った時は、少なくとも、常に面白くあろうとした。神谷さんは、僕の面白いを体現してくれる人だった。

 

しかし10年の月日が流れて、芸人として大成することはなく、相方の結婚を機にコンビは解散、徳永自身も芸人を辞めることを決意します。

最後のステージのシーンはとても温かくて印象的でした。

徳永の最後の才能のきらめきだったのでしょうか?

 

売れっ子芸人になることを目指して、必死で頑張ってきたけど叶わずに夢やぶれてアラサー。

徳永の20代は、芸人として常に誰かを笑わせることを考えながら生きた10年間は無駄だったのでしょうか?

そんなことは決してなくて、就職した不動産屋でも芸人時代に培った話術が生きていますし、何より神谷さんからかけられた言葉が胸に響きます。

「それは、とてつもない特殊能力を身につけたということやで。ボクサーのパンチと一緒やな。無名でもあいつら簡単に人を殺せるやろ。芸人も一緒や。ただし、芸人のパンチは殴れば殴るほど人を幸せに出来るねん。だから、事務所やめて、ほかの仕事で飯食うようになっても、笑いで、どつきまくったれ。お前みたいなパンチ持ってる奴どこにもいてへんねんから」

 

無駄じゃなかった。

売れなくて、芸人も辞めてしまうけど徳永の10年は絶対に無駄じゃなかった。

それは、夢半ばにして消えていった芸人の仲間たちに伝えたい、又吉からの祈りをこめたメッセージのように思いました。

 

 

 

5、終わりに

 

読み終わって、やっぱ青春小説の要素もあるやないかーい、って思いましたがな。

北野武『キッズリターン』のラストシーンでの「俺たち終わったんすかね?」「バカ野郎。まだ始まってもねぇよ」のやりとり的な。

20代での試行錯誤、本気で何かを目指して悩みながら過ごした日々が無駄であってほしくない。

僕もそう願います。

 

ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくです!!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

【映画】『光』~ジェフ・ミルズが音楽を担当した映画が狂気に満ち溢れていてヤバいっす~

1、作品の概要

 

『光』は2017年に映画化された日本の映画。

三浦しをん『光』が原作。

監督は大森立嗣で、主演は井浦新

瑛太、橋本マナミ、長谷川京子らが出演している。

音楽を世界的なテクノアーティストであるジェフ・ミルズが担当している。

生まれ故郷の島で罪を犯した3人が、25年後に再会するが・・・。

 

 

 

 

2、あらすじ

 

東京の離島「美浜島」で生まれた信之(井浦新)は、恋人の美花(長谷川京子)をレイプしていた男を殺してしまい、輔(瑛太)にも見られてしまうが、津波が島を襲ったことで全ては闇に葬り去られていた。

25年後、信之は南海子(橋本マナミ)と結婚して子供も生まれて平穏に生活していた。

そんな穏やかな凪のような日々に輔が現れて、過去の罪を脅迫し始める。

輔は南海子と秘密裏に姦通もしていて、信之に揺さぶりをかける。

現れた過去の亡霊と罪の記憶に信之の狂気が覚醒し始める・・・。


www.youtube.com

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ

 

5年前にツィッターか何かで映画『光』の情報が流れてきていたのですが、音楽担当:ジェフ・ミルズのところで3度見ぐらいしました。

えっ、ジェフ・ミルズって・・・。

街の1日サッカー教室にペレが来たとか・・・。

街のカラオケ大会にレディー・ガガが来たとか・・・。

弟の結婚相手が村田沙耶香だったとか・・・。

よくわからない例えのオンパレードですが、それぐらいのインパクトがありましたよ。

 

ジェフ・ミルズと言えば世界でもトップクラスのテクノDJで、「宇宙人」の異名で知られるデトロイト・テクノの雄なのです。

www.sonymusic.co.jp

デトロイト・テクノっていうのはその名の通りデトロイトのテクノなんですが、ガッチャンチャキチャキシャキシャキドンドンって感じのテクノなんですよ。


www.youtube.com

 

そんなわけで、劇場で激情すべく観に行った映画でした。

狂気に満ち溢れた映画で、後味悪いことこの上ないですが、僕は好きです。

 

 

 

4、感想(ネタバレあるよ?)

 

唐突にデトロイト・テクノで始まる日本映画。

この違和感が最高です(笑)

レイプされていた美花を助ける為に、愛する女を傷つけられた怒りのために男を殺す信之。

でも、なんだか美花に弄ばれているというか、ちょっと芥川龍之介『藪の中』を思い出しましたが、美花が男を誘ったような感じもあり、男に体を任せながら信之に送った視線もどこか淫靡で、ちょっと怪しげな感じがありました。

 

殺人の罪を背負って、贖って生きていくはずだった信之。

しかし、津波が美浜島を襲い信之の罪は贖われる機会を失ってしまいました。

この悪魔のようなタイミングの良さで信之は罪から逃れ、彼を虐待する親も波が洗い流してしまいました。

そのことが彼の精神の発達にどのような影響を与えたのでしょうか?

 

月夜の海を滑るように進んでくる大波の映像はとても美しかったですね。

美しすぎて、災害とは思えないぐらいでした。

時に悪魔は優しげな顔をして近づいてくるものであるかもしれませんし、災厄は美しい光景の中で訪れるものなのかもしれませんね。

 

25年経って輔が信之の前に現れた理由は金だけではなくて、自らが抱える憂鬱、空虚な気持ちから解放されたかったからだったような気がします。

その結果、自分が信之の暴力で揉み消されてしまっても。

輔はずっと孤独で父親の支配からも逃れられず、ずっとヒーロー=信之の存在を待ち続けていたような気がします。

無邪気さと、繊細さを併せ持つような難しい役柄を瑛太がうまく演じていたと思います。

 

信之は裁かれはしなかったものの、いや裁かれなかったからこそ余計に人を殺したことで一線を踏み越えてしまった人間で、その異常性と暴力性を封じ込めながら25年生きてきたのだと思います。

それが、輔の登場と共にその狂気の封印が解かれてしまった。

罪を贖うことなく、その秘めた暴力性を狂気を内奥で育て続けた彼の暴走がこの物語の主軸だと思います。

冷徹なる狂気。

静かな笑すら湛えながら、彼は暴力を行使し、命を奪います。

彼がその狂気の果てにたどり着いたのはどういった場所だったのでしょうか?

 

 

 

5、終わりに

 

井浦新の無双っぷりがハンパなかったですし、全編を漂う不穏さがドロドロしていました。

まぁ、好きな感じですね(笑)

あと、橋本マナミがエロかったことはぜひともお伝えしておかなければならないのでしょう。

橋本マナミが、エロかったことは・・・。

 

ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくお願いします!!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

【雑記・お題】おすすめブログ紹介!!はてなブログの横の繋がりが好きやで!!みんな好きやで!!

今週のお題「おすすめブログ紹介」~ってかさ、はてなブログの横繋がりっていいよね?って媚び売るからよろしくやでぇ、はてなブログ運営さんよぉ。いやいや、水心あれば魚心ありって言いまっしゃるでしょ?なぁ、ちょっとこのブログを目立つとこに載せてくれたらええんやでぇ?~☆

 

って、とても浅ましいタイトルで始まったこの記事ですが、皆様ご機嫌いかがでしょうか?

いや、でもやっぱはてなブログはいいよ!!

めっちゃいい!!

 

媚売ってるんじゃなくてさ。

他のブログと違ってさぁ、横の繋がりがあるじゃん?

それってさぁ、やっぱり愛があるってことじゃん?

愛がさぁ。

 

まぁ、そんなんで僕もブログを始めるときに桑田と清原みたいに色んな球団から誘われたんでけど、はてなブログを逆指名したわけですよ。

まぁ、その後の大物ルーキーヒロの活躍は推して知るべしなのですがね?

 

そんなはてなブログの横の繋がりを示す最適なお題。

「お前の愛を見せてみろ。右の頬を叩かれたら、左の頬を叩き返すべし。ってか、これからもズットモだよね☆ブロ友だよね!?」っていうお題(違う)でしたね。

 

まさにLOVEが詰まってます!!

僕の大好きな音楽のHOUSEのテーマはLOVEです!!

住んでる県は、愛媛県で日本で一番LOVEな県なんです!!

愛知県なんてメじゃねぇ!!

嫁の名前もLOVEです!!

 

そんなわけで愛を語るのに相応しいヒロこと愛の伝道師が、はてなブログさんのお題について語るために今夜も降臨インザハウスですよ!!

俺が愛ってもんを教えてやるぜっ!!

世界の中心で愛を叫ぶぜ!!

 

 

 

☆そんなわけでおすすめブログ紹介!!をしようかい!!☆

 

まずは「はてなブログのクイーン」ことクイーンなmiyakoさん。

話題の多岐さと、着眼点の独特さが他者の追随を許さないブログ界の大将軍です。

もし海外旅行が解禁になって、完全体になってしまったら・・・。

まだ伸びしろがありますねぇ。byじゅんいちダビットソン

www.421miyako.com

 

 

 

映画&日常ネタが中心のnonoさん。

何かお人柄が忍ばれるようなほんわかしたLOVEが溢れるような記事がマイナスイオン溢れまくりです!!

文章もユーモアが溢れていて良いですねぇ(๑≧౪≦)

nonorikka.hatenablog.com

 

 

 

はてなブログスマホ写真部の部長のユウョさん。

王や、教祖などの肩書きが多いですね(笑)

めっちゃいいパパで、育児ブログの達人でもありますね!!

マッドリスペクト!!

teawase-brog430.hatenablog.com

 

 

 

彗星のように現れたはてなブログホープ!!

ってか、どんだけブログの記事構成上手いんだよ!?って毎回思っていたら、めっちゃヤングマンだったDIT井上さん。

恐竜の記事に、創作、日常とバリエーション豊か。

これからも目が離せないスマホ写真部副部長です!!

ditinoue.hateblo.jp

 

 

 

北海道にお住まいのフットボリスタnishiさん!!

GK目線からのサッカー評は独自で、参考になります!!

www.mariaazzura-nishi.com

 

 

 

はてなブログだから、横の繋がりがあるからこそやってこれたんだよ!!☆

 

コメントとかスターとか。

横の繋がり、ご近所づきあいがあったからこそやってこれたんだよね。

じゃなきゃ、3年近くも続けられなかった気がします。

 

はてなだけじゃなくて、ツィッター、FBとの連携機能もフルに活用しています。

ここでのリアクションも励みになっています。

そんなわけでもうすぐ3周年ですが、これからも細々やっていきたいですね~。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

【本】田口ランディ『逆さに吊るされた男』~人は見たいものを見る。他を排除してでも。~

1、作品の概要

 

『逆さに吊るされた男』は2017年に刊行された田口ランディの長編小説。

『文藝』2014年夏季号~2015年秋季号、2016年春季号に連載されていた。

作者の田口ランディが、地下鉄サリン事件の実行犯として死刑囚となった林泰男との交流を基に描いた物語。

f:id:hiro0706chang:20220903001616j:image

 

 

 

2、あらすじ

 

引きこもりの兄が若くして突然死したことをトラウマに抱える作家の羽鳥よう子。

彼女は、知人の紹介からオウム真理教が起こした「地下鉄サリン事件」の実行犯で死刑囚となったYと面会し、以後15年間手紙と面会で交流するようになる。

マスコミから「キラーマシン」の異名を与えられた大量殺人犯のテロリストであるY。

しかし、彼は誰からも愛される人格者で、教祖の麻原にも、教団の方針にも疑問を抱いていた。

そんな彼が大量殺人をするに至った経緯はどんなものだったのか?

果たしてオウム真理教とは何だったのか?

よう子はYをはじめ、様々な人々との繋がりの中で驚くべき真実へと辿り着く・・・。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ

 

まわりにあまり田口ランディを読んでいる方はいらっしゃらないのですが、個人的にとても好きな作家で、大学生の頃にちょうど『コンセント』が刊行されて、大きな話題になり、めっちゃハマってました。

引きこもりの兄が突然死した体験を基に世界の真理に迫るような内容の作品で、スピリチュアル要素てんこ盛りで僕好みの作品でした(笑)

 

あと、田口ランディは、エッセイもめちゃくちゃ面白いんですよ~。

『ひかりのあめるふ島 屋久島』『スカートの中の秘密の生活』『縁切り神社』とかオススメですね~。

着眼点が独特だし、文章も面白いし、エッセイを読んでるとなんというか人との繋がりをとても大事にされる方なんだなと思います。

下ネタもてんこ盛りなところも魅力のひとつですねぇ(๑≧౪≦)

 

そんな田口ランディの最新作があのオウム真理教の死刑囚を描いた作品だと知り、あえてこの時期にオウムの事件を書いていることに逆に興味を引き立てられて読みました。

タイトルの『逆さに吊るされた男』と、タロットカードも暗示に満ちていてワクワク感を引き立てられましたねぇ。

そして、僕の想像と期待の斜め上をいくとんでもない物語でした!!

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

 

4、感想・書評

 ①パズルのピースを集める

地下鉄サリン事件の実行犯のYと関わることで、事件にのめり込み、飲み込まれていく主人公のよう子。

序盤はまるでノンフィクションのルポタージュのようで、Yとのやり取りを主軸として宗教家や作家などこの事件の闇に光を当ててくれそうな、パズルのピースを持った人たちと片っ端からコンタクトしていくよう子=ランディの姿が描かれています。

果てはY以外の元信者にまでコンタクトして、サティアン巡りまでしちゃうんですから彼女の行動力とバイテリティには本当に脱帽ですね!!

中には「オウム?」ってなっている方もいたりしますが、専門家だけではなくて宗教やヨガの専門家なども巻き込んでいる視野の広さが田口ランディの魅力だと思います。

 

そして、Yとの交流。

グーパー・ジャンケンで負けるとわかっていてグーを出して相手を救おうと願う優しすぎる男。

殺人マシンと呼ばれた大量殺人のテロリストからは想像ができない素顔。

よう子はそんな彼がなぜそんな大それたことをしたのか、なぜ逃げなかったのかを問いますが、Yはいつもその問いに納得いく答えを用意してくれずに彼との間に「沼」のような存在を感じていました。

しかし、ランディ色が強すぎてよう子のキャラクターはぼやけていますね(笑)

それだけ田口ランディの想いが物語に乗っかっていて、フィクションとノンフィクションの境目を行ったり来たりしているように感じましたし、そこがこの作品の面白いところのようにも思いました。

 

②オウムとは、麻原とは一体何だったのか?

今作は、オウム事件の当事者がY以外は全員実名で出てくるのでそこがまたノンフィクションな感じにしていますが、当事者から聞くオウム真理教の裏話や、実際に麻原が提唱していた修行の効果がどうだったのかをガチで検証していくのはだいぶ興味深かったですね。

そもそも2017年という事件から20年以上経った時期に地下鉄サリン事件と、オウム真理教について書いた作品を田口ランディが書いたということは僕にとって本当に興味深かったですし、あれだけの大事件を消化して自分なりの見解を添えて物語として書くにはそれだけの時間が必要だったのかなと思います。

最終章でほとんど自虐に近いような独白がありましたが、ああいった率直でイノセントな文章を書くのはとても誠実なことのように思いますし、本当に話題になりたければこんな時期に書いても全然注目されないのだから逆に田口ランディの誠実さを感じました。

 

事件の概要を消化して、掘り下げずに描けるタイプの作家もいると思いますし、ライターなんかだと求められるスピードは比べ物にならないぐらい早いのでしょう。

そうすることで、世間から求められる情報、物語を提供し、そして消費されていく。

時間をかけりゃいいってもんでもないですが、田口ランディがこの物語を描くのに費やした15年の意味を考えてしまう。

その葛藤や心境の変化を。

村上春樹がオウムを彷彿とさせるような宗教団体を描いた作品『1Q84』を刊行したのが2009年で、事件から14年の月日が経っていました。

作家が時間をかけて消化した何かを物語として表現する時、物語は作者単一の想像力と想いを超えて、多くの人達の願いや感情や想いを呑み込んで、とても重層的で熟成された深みのある物語へと変化しているように僕は思います。

熟成されたワインのように。

 

麻原が道を誤ったのはシヴァ大神のお告げを聞いてからで、なんとなくサカキバラ事件のバモイドオキ神を思い出しました。

何かを超越したくて、自分を超えていきたくて、自らが創造した神の指令によって本来自分が成し得なかったような行為をする。

そんなきっかけのように感じました。

 

村上春樹アンダーグラウンド』との対比、「目じるしのない悪夢」と「手がかりのない悪意」

この作品を読んだ時に真っ先に村上春樹アンダーグラウンド』を思い出しました。

春樹も事件に衝撃を受けて、作家としてではなくインタビュアーとして被害者に寄り添いオウム真理教を、地下鉄サリン事件を消化しようとしたのだと思います。

僕はこの時の経験が時を経て『1Q84』に繋がっていったと思っています。

ただ、もし彼が田口ランディのようにオウムの内側の人間と繋がりがあったなら、また違った試みをしていたように思います。

(余談ですが、事件当時に村上春樹が住んでいた仮住まいが大磯で、よう子が作中で住んでいる場所が大磯です。ちょっとシンクロニシティーを感じてしまいました)

 

つまりオウム真理教という「ものごと」を純粋な他人事として、理解しがたい奇形なものとして対岸から双眼鏡で眺めるだけでは、わたしたちはどこにも行けないんじゃないかということだ。たとえそう考えることがいささかの不快さを伴うとしても、自分というシステム内に、あるいは自分を含むシステム内に、ある程度含まれているかもしれないものとして、その「ものごと」を検証していくことが大事なのではあるまいか。私たちの「こちら側」のエリアに埋められている鍵を見つけないことには、すべては限りなく「対岸」化し、そこにあるはずの意味は肉眼では見えないところまでミクロ化していくのではあるまいか?

はい!!

アンダーラインのとこテストに出ますからね~。

ってな感じで、まさに自分も含まれているかもしれないっていうか「私は遅れてきたオウム真理教信者だ」って言い出すぐらいの危うさで、こちら側のエリアの鍵を見つけてあちら側にガンガン入り込んでいったのが田口ランディなんです。

全然違う作家でお互いの著作は絶対に読んでいないと断言できるけど、なんだかシンクロしてるのが面白い。

唯一共通しているのは、「あちら側」と「こちら側」が好きな作家で、死生観も「死が生の中に含まれている」とか言っているところぐらいですね。

って、まぁまぁ共通点あるんじゃない?

 

私が『世界の終わりとハードボイルド・アンダーグラウンド』の中で「やみくろ」たちをえがくことによって、小説的に表出したかったのは、おそらく私たちの内にある根源的な「恐怖」のひとつの形なのだと思う。

私たちの意識のアンダーグラウンドが、あるいは集団記憶としてのシンボリックに記憶しているかもしれない、純粋に危険なものたちの姿なのだ。そしてその闇の奥に潜んだ「ゆがめられた」ものたちが、その姿のかりそめの実現を通して、生身の私たちに及ぼすかもしれない意識の波動なのだ。

いや、もう付き合っちゃえよ!!って言いたくなるぐらいに、この部分のオウム真理教と麻原の解釈には共通点があるように僕には思えます。

水俣病ゴジラ、核。

「シンボリックに記憶しているかもしれない純粋に危険なものたち」に値するように思いますし、それらの存在と関連しながら麻原は富士山の麓に拠点を構えます。

もうこの辺の点と線が縦横無尽に繋がりまくる感じがまさにランディ節で、脳内物質ブッシャァァァのひろっしーが眠れぬ夜の一気読み。

 

④彼女がたどり着いた答え

オウムや麻原については歴史や運命のような大きな何かが関与して作り上げた何かだったのでしょうか?

まるで導かれるように、その運命的な快楽に身をゆだねがらも自らの立ち位置を模索し続けるよう子。

『逆さに吊るされた男』とはYであり、よう子の兄であり、麻原でもあり、そして主神・オーディーンでもあった。

 

ものすごく大きなつながりとが示されたようにも思いますが、結局彼女がたどり着いたところはどういった場所だったのでしょうか?

村上春樹が『アンダーグラウンド2』で示したような約束された場所ではなく名前がついていないような空間だったのかもしれません。

答えがないままのような最終章のよう子の独白がそのまま答えのようでもあるように思えます。

 

彼女とYを隔てていたの「沼」とはどういったものだったのでしょうか?

兄とYを重ねていたのは?

「拒絶」「否定」などのメタファーだったのでしょうか。

 

 

 

5、終わりに

 

いやーーーーーーー。

中盤からの怒涛の畳み掛けは、やっぱりランディ節やなぁって、もうページをめくる手が止まりませんでした。

こんな作品は絶対に田口ランディにしか書けませんし、かの事件について想いを馳せました。

 

狂信的な宗教集団が起こしたテロ事件、って断ずると簡単だけどそれだけで良いのか。

もっと事件の闇の奥に、麻原の闇に光を当てようとしたのがこの物語だったのだと思います。

まるでシャーマンのように他人の意識を、想いを痛みとともに背負って物語として表現する田口ランディが好きです!!

 

ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろです!!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

【音楽】salsoul(サルソウル)について!!サルサ+ソウルの融合が生んだ陽気でドラマティックなディスコミュージック!!

サルソウルとの出会い!!サルソウルめっちゃ好きやねん!!猿じゃないっすよ!!☆

 

クラブに行き始めた25歳とかの頃。

最初はテクノとか好きだったのですが、徐々にHOUSE寄りの嗜好になっていき、歌モノええやん!!ってなりました。

電子音楽も好きなんですけど、個人的には一晩聴き続けると飽きてきちゃうんですよね。

あくまで個人的な嗜好ですが。

 

その点、HOUSEの特にDEEP HOUSEのDJとかは比較的色んな曲をかけてくれるので飽きも来ないし、一晩の中でストーリー性を感じさせるような選曲をするDJもいたりして夢中になって踊ったものでした。

序盤はBPM低めのゆったりとした曲から入って、ピークタイムにかけてアップ・テンポの曲で盛り上げて、朝方はディスコ、ソウルっぽい選曲をするってのがわりかし定番だったっと思います。

それまで、ロック、エレクトロニカを主に聴いていたのでディスコ、ソウルとかめっちゃ新鮮でしたね。

 

それこそ、スティーヴィー・ワンダーとかマイケル・ジャクソンとか聴き直して「いいいじゃん!!」とか言ってみたいり。

スティヴィーは『AS』とかかけるHOUSEのDJさんも多かったですし、マイケルは『You are not alone』のフランキー・ナックルズのHOUSE MIXが秀逸です。

f:id:hiro0706chang:20220902184645j:image

 

そして、とてつもなくわかりやすくてドラマティックなサウンドと、パワフルなヴォーカルのディスコミュージック。

そんな楽しくて踊り狂ってしまいそうな楽曲がサルソウルでした!!

アップテンポの曲も多かったので、ピークタイムにかけてるDJも多かったですねぇ。

f:id:hiro0706chang:20220902184153j:image

 

 

 

☆ってか、サルソウルって何?☆

 

Salsoulは1974年にニューヨークで設立されたレコードレーベルの名前で、フィリー・ソウルのルーツを受け継ぐような形で誕生して、ヒットを連発しました。

レーベルのトレードマークがこの虹。

サルソウル・レインボー」って曲名にもありますが、このウキウキと気分が沸き立つようなロゴはサルソウルの音楽性を表していますね!!

f:id:hiro0706chang:20220902104402j:image

 

↓そしてこちらのお尻のお姉さんも、サルソウルのトレードマーク(?)です。

とてもソウルフルな、お尻だと思います。

f:id:hiro0706chang:20220902104408j:image

 

なんかゴチャゴチャと並べていますが、サルソウルのレコードです。

好きな曲がたくさんあります。

f:id:hiro0706chang:20220902104506j:image

サルサ+ソウルでサルソウルとか命名されて、オーケストラのドラマティックな演奏のアップテンポなソウルナンバーが多かったサルソウルですが、次第にシンセ音なども使ったディスコティックな曲なんかも増えていきました。

伝説的なダンスミュージックのDJラリー・レヴァンが、彼のクラブ『PARADISE GARAGE』でも頻繁にプレイしていたようですね。

ラリーのサルソウルのMIXはCDでも発売されていて、僕もよく聴いています。

 

HOUSEの発祥の地になったシカゴ『WAREHOUSE』でも歴々のDJ達にプレイされていたようです。

*ちなみに『WAREHOUSE』でかかっていた音楽だったからHOUSEと呼ばれるようになったそうな。

2000年代に入っても、サルソウルのミックスCDをダニー・クリヴィット、ディミトリ・フロム・パリなどの発売されるなど、ダンスミュージックを愛するDJから長らく愛聴されているのがサルソウルなんですよ!!

猿じゃねえんだ!!

 

 

 

☆「さるそうるのおもいで」4年5組 はてな ひろ ~サルソウルの名曲紹介!!~☆

 

ちょっと夏休みの絵日記を意識したタイトルですが(^_^;)

ってか、最近の小学生の絵日記とか3ページぐらいしかないイージーモードでびっくりやで。

わてらの頃なんて、40日毎日分あってなぁ。

そんな毎日毎日変わった出来事なんかあるかい!!

って、思いながら書いとったがな!!

夏休み後半に図書館の新聞で天気を調べながらまとめてかいたりしてなぁ!!

おっと、脱線しましたがサルソウルの名曲紹介&サルソウルの思い出です!!


f:id:hiro0706chang:20220902104458j:image

クラブに行き始めた頃に友達に教えてもらって聴いたDANNY KRIVITのサルソウルのMIX CDは今も繰り返し聴いてます。

このCDを買ったあとで、このCDのリリースパーティーが代官山のAIR(現在は閉店)であったことをしって歯噛みしました。。

冒頭の「DOUBEL EXPOSURE/EVERYMAN」のジョー・クラウゼルのリミックスがめっちゃ好きでレコードも持ってます。

何度かクラブでもプレイしましたが、やっぱりめっちゃアガりますね!!


www.youtube.com

 

f:id:hiro0706chang:20220902184655j:image

「DOUBEL EXPOSURE/TEN PERCENT」はサルソウル・レコードの第一弾となった記念すべき一曲で、この曲が大ヒットしたことで、一大旋風を巻き起こすことになります。

親友Sと連れ立って六本木のクラブCOREのケリー・チャンドラーのパーティーでかかったのがこの曲で20年以上経った今でもこの曲がかかった時の興奮は忘れられません。

とてもパワフルで、フィリーソウルを彷彿とさせるようなアツいソウルナンバーですね。

クリスタル・ウォーターズもライブで「GIPSY WOMAN」とか歌っててめっちゃ豪華なイベントでした。

その後、六本木の交差点で缶コーヒー飲みながらS氏と2人でイヤホン半分こしながら「今日かかった曲の復習」をしたのはいまだに良い思い出です。

この頃のクラブって、僕にとってはクラ部みたいな感じでしたね(笑)

未知な世界に飛び込んで、良質な何かと出会うことは、人生において最高の喜びのひとつなのではないかと思います。


www.youtube.com


f:id:hiro0706chang:20220902104513j:image

電気グルーヴのシャングリラでサンプリングされた「SIRVETTI/SPRING RAIN」です。

ストリングスが、めっちゃロマンティックですよ!!

ってか、これを持ってくる(まりん?)のセンスはさすがやな!!

www.youtube.com


www.youtube.com


f:id:hiro0706chang:20220902104501j:image

サルソウルの楽曲を初めて聴いたのは、HOUSEシーンに衝撃を与えたHOUSEユニット『MASTERS AT WORK』ことMAWのアルバムに収録されていた『RUNAWAY』のカヴァーでした。

ドラマティックでリリカルな超名曲。

ミドルテンポでなんかグッとくる感じッス。

原曲のロレッタ・ハロウェイの歌唱力は圧倒的で、『LOVE SESETION』『DRAMIN』など名曲多しです。

AGEHAでライブも聴きましたが、マジ最高でした!!


www.youtube.com

hiro0706chang.hatenablog.com

 

f:id:hiro0706chang:20220902104516j:image

ほんでINNER LIFEでボーカルしていたジョセリン・ブラウンの名曲『A’INT NO MOUTAIN HIGH ENOUGH』がもうエネルギッシュで最高な名曲です!!

もうイントロがクラブかかるだけで嬉ションレベル。

ティンパニーとハンズクラップがいいよね!!

ティンパニーをクラブで聴いてアガるってあんまないし、秀逸なアイディアですねぇ。

やっぱ、日本人だから太鼓好きだしさぁ。


www.youtube.com

マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル、ダイアナ・ロスリトグリなんかがカヴァーしてますね。

超名曲で、何度もピークタイムにプレイしました。


www.youtube.com

ジョセリンはロレッタと2トップでサルソウルが誇る大物ディーヴァですね!!

ちなみにまだサルソウルに移籍する前ですが「I'm CAUGHT UP」がめちゃくちゃ好きです。

「I’m EVERY WOMAN」とかジョセリンの名曲多いですね。


www.youtube.com

 

とか言いつつ、RISCO CONNECTIONのとてつもなくヤバいです。


www.youtube.com

 

 

そんなわけで、サルソウルについてでした!!

まだまだ語り尽くせないけど、このへんで!!

って、この記事書いている間にもテレビの「あなたは小学5年生より賢いの?」でサルソウルの曲が流れてました。

何の曲か忘れてけど(^_^;)

 

hiro0706chang.hatenablog.com

hiro0706chang.hatenablog.com

hiro0706chang.hatenablog.com

 

hiro0706chang.hatenablog.com

 

 

ブログランキング参加中!!良かったらクリックしてクリスタルウォーターズ!!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

【雑記・お題】「ハマったゲームたち」~ヒロゴンクエストⅢ 甦る伝説の勇者と泥酔の神々~

☆1980年のドンキーコング、ゲーム黎明期、ファミコンの誕生☆

 

僕のゲームとの出会いは、ファミコン発売前夜のゲームウォッチでしたね。

よく覚えてないんですが、ドンキーコングとかあったのかな?

1973年のピンボールばりにドンキーコングとか書いてみましたが。

 

いとこのお兄ちゃんがファミコンをいち早く買って、よく遊びに行ってました。

いとこの兄ちゃんはイケメンで高身長で優しくてナイスガイでしたね。

だいぶ遊んでもらったし、泊まりに行ったりもしたな~。

そん時によく遊んでたのが、「マリオ・ブラザーズ」「バンゲリング・ベイ」でした。

いやー楽しかったなぁ。

2人用でできるし、いいコミュニケーションツールになってましたね!!

 

 

 

ファミコンドラクエが日本を席巻!!☆

 

ファミコンは買ってもらっていたけど、なんだか複雑な事情がありあまりできなかったヒロ少年はほとんど人の家でさせてもらうか、見て楽しんでました(笑)

見てて楽しいのかって思いますが、当時はそれでもそれなりに楽しかったですねぇ。

 

ドラクエはⅠはプレイし、復活の呪文を書きとめる日々。

いやー、面白かったなぁ。

同時期にファイナルファンタジーも発売され、ドラクエとは違う大人の世界観とストーリーに釘付けになりました。

Ⅱとかめっちゃ良かった。

この時、将来はスクウェアに入ってファイナルファンタジーを作るんだとか言ってました。

うーん、それもアリな人生だったかも・・・。

 

 

 

スーパーファミコンがスーパーだったあの頃☆

 

ようやくスーファミ買ったのは高校の時だったような。

FFのグラフィックの美麗さはヤバかったですね。

マリオカートが初めて発売されたのもスーファミでみんなでワイワイやってました!!

やっぱ対戦のゲームはおもしろかったですね。

 

エキサイトステージかサッカーのゲームもJリーグブームを引き金に発売されていました。

ストⅡもスーファミで出て、一大ブームになってましたね!!

友達とアホみたいにやってたなぁ。

 

ゲーセンでサムライスピリッツとか、格闘ゲームしてたのもこの頃ですね~。

この頃は、格闘ゲーム全盛期でキング・オブ・ファイターズとかも人気でしたね~。

 

 

 

☆一番ハマったのはサッカーゲームウイイレサカつくでした!!☆

 

今は、ほぼゲームをやらなくなってしまったのですが、大学生~社会人の20代ぐらいにサッカーゲームの『ウイニングイレブン』と、サッカークラブのシュミレーションゲーム『サカつく』にドハマりしてましたね!!

選手別に細かくステータスが決められていて、実在の選手と同じような特徴動きをすることや、比較的「ハメ」のようなパターン化されたゴールが少ないことで他のサッカーゲームとは一線を画して、長らくサッカーゲームの頂点にたち続けました。

アホみたいにやりこんでましたね(笑)

 

ただ30代を過ぎてから憑き物が落ちたみたいにゲームをしなくなってしまいました。

子供達はスイッチに夢中ですがね~。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

paiza特別お題キャンペーン「私がハマったゲームたち」

paiza×はてなブログ特別お題キャンペーン「私がハマったゲームたち」「ゲームでプログラミング力を試してみよう」
by paiza