☆ニュージーランド戦マッチプレビュー☆
組み分けが決まった時はフランス、メキシコ、南アフリカのグループで死のグループとか言われていました。
フランスが思ったメンバーを集められずに2軍レベルのメンバーで戦ったこともありますが、唯一のグループリーグ全勝の勝ち点9で堂々のグループ首位。
フランス戦では4-0という大勝で決勝トーナメントに駒を進めました。
ベスト4をかけたに1戦の相手は、グループB2位のニュージーランド。
比較的与し易い相手ではありますが、初戦で韓国を破っており油断大敵です。
エースは、プレミアリーグで4シーズン連続2ケタ得点のウッズ。
グループリーグでも2ゴールで好調を維持しています。
日本は、前節に2枚目のイエローカードをもらい酒井が出場停止。
橋岡が先発濃厚です。
中2日で4戦目のニュージーランド戦。
吉田、中山、田中など出ずっぱりの選手などコンディションが心配です。
ここからは、控えメンバーも含めた総力戦になってくるでしょう。
しかし、冨安、上田の主力の復帰。
フランス戦で、前の選手をターンオーバーできたなどある程度選手を入れ替えながら戦うことができています。
これまで20時以降の試合だったのが18時開始になって、コンディション的に消耗しやすい1戦になりそうなニュージーランド戦ですが、森保監督にはこれまで以上に繊細なチームマネジメントが求められそうです。
僕のスタメン予想は・・・。
上田
相馬 久保 堂安
板倉 遠藤
中山 冨安 吉田 橋岡
谷
です。
田中は休ませて欲しい気がして、板倉を・・・。
まぁ、若いんでイケルかもですが(^_^;)
吉田、中山も出ずっぱりでコンディション面が気になりますが、吉田に関してはCBは比較的運動量が少ない気がしますし、南アフリカ戦は負担も少なかったと思うのでこのままいける気もしますね。
中山じゃなくてフランス戦好調だった旗手が先発の可能性もありますが、バックラインをイジるのはリスキーかもしれません。
それだけ中山が本職じゃない左SBで奮闘していて、特に守備面で貢献しているということでもあるのかもしれないですね。
地味ですが、日本のウィークポイントの左SBで及第点以上の働きを見せていると思いまうす。
1トップは、フランス戦フル出場した上田。
ハードワークが魅力の林も捨てがたいですが、フランス戦2本のシュートでゴールに絡んだゴール前の抜け出しからのシュートセンスに賭けたいですね。
☆前半レビュー☆
日本のスタメンはこちらサイドバック、旗手できましたね。
林
相馬 久保 堂安
田中 遠藤
旗手 冨安 吉田 橋岡
谷
ニュージーランドは5-3-2のフォーメーション。
守りを固めてきました。
日本は9分にショーコーナーから右サイドで久保から林と繋いで、低いグラウンダーのクロスに遠藤が合わせますが、枠を外れます。
あとで考えるとこれがこの日最大の決定機だったかもしれません。
この日も好調の久保が右に左に幅広く動いてボールを展開します。
この日は、仕掛けるプレイよりプレイメーカー的にボールを回す感じだったかと思います。
ただニュージーランドはフィジカルが強くて、守備もしつこかったです。
日本のテンポが遅いこともありうまく攻めきれません。
グループステージで見せたようなボールを奪われた後でもう一度プレスをかけてショートカウンターを仕掛けるようなダイナミックなインテンシティの高いプレイは影を潜めていました。
中2日での連戦の影響が出てきていたのでしょう。
また、球際での勝負でも後手を踏むことが多かったです。
ニュージーランドのフィジカルが強かったこともあると思いますが、グループステージを3連勝で抜けて格下との対戦。
気持ちの上で、少し弛緩していた部分もあったのかもしれません。
29分、相馬の突破から右サイドから久保が右足でグラウンダーのクロス、堂安のシュートは外れました。
34分、相馬、遠藤、相馬とテンポよく繋いで堂安のシュートは外れます。
日本は悪くない攻撃も見せていましたが、ゴールに至りません。
シドニーオリンピックのアメリカ戦が脳裏をよぎり、若干嫌な予感が・・・。
☆後半レビュー☆
日本は交代なし。
ニュージーランドは後半開始すぐに怪我人が出て交代。
交代を機に、フォーメーションを4-4-2のダイヤモンド型に変更してきました。
なんと大胆なフォーメーションチェンジ。
少し攻撃的になったニュージーランドがボールを支配して日本陣内に攻め込みます。
決定機を作らせるほどではないですが・・・。
森保監督は交代のタイミングが遅いように感じました。
上田をもう少し早いタイミングで投入して欲しかったし、常に後手後手に回っていたように思います。
日本は70分林に替えて上田を相馬に替えて中山を投入します。
5人の交代枠があるのだから、後半開始すぐにでも動いて欲しかった・・・。
それでも、選手交代を機に息を吹き返し、久保、田中、堂安のミドルシュートなどで攻める日本。
が、得点ならず。
延長戦に突入します。
☆延長戦、PK戦☆
延長戦開始から旗手に替えて三苫、田中に替えて板倉が投入されます。
期待されている三苫ですが、怪我明けということもありますが、イマイチチームに溶け込めていない感じがしますが・・・。
三苫のスルーパスから上田がシュートする場面など決定機も作りましたが、疲れも出てモッサリしたないようで延長戦は終了。
恐怖のPK戦へ・・・。
もう、こんなんほぼ運やし(^_^;)
めっちゃ怖かったです。
レジェンド川口能活コーチの後押しもあり、谷がPKストップ!!
日本が辛くも勝利しました!!
アブネー。。
苦戦した主な要因は、コンディションとベンチワークですかね?
選手達のメンタルにも原因があったかもしれませんし、18時スタートでこれまでの試合より暑さで動きにくいこともあったかもしれませんね。
でもニュージーランドの戦いぶりはひたむきでさわやかでしたね。
ジャンプ漫画だったら、半年後ぐらいに主人公のピンチに駆け付けて味方になるぐらいのナイスガイですよ!!
これぞスポーツマンシップ!!
これぞオリンピック!!
彼らの想いも背負って先に進みましょう!!
次の相手は金メダル候補の呼び声が高い、強豪スペイン!!
延長戦も戦って、主力のコンディションが心配ですが・・・。
次戦は、酒井が帰ってくる代わりに冨安が出場停止ですね。
ラッキーボーイ的な存在が出てこない限りスペインに勝利するのは難しそうですが果たして・・・。
スペインも延長を戦っている上に、ペドリをはじめEUROで疲弊している選手も多そうなので、あちらも万全ではないのでしょうが。
前半を0-0で凌いで、後半からスピードあるアタッカーを投入する展開で勝機を見出したいですね。
前回のスペイン戦は久保が奮闘。
第2の故郷とも言うべき思い入れあるスペイン相手に結果を残すことができるか?
まだ決まっていない自身が来シーズン戦うチーム選びにも影響してきそうです。
レアル復帰はアレとしても。
次戦は6月3日20時キックオフ!!
バモラ!!