☆コロナウィルス、インフルエンザも怖いですが、風邪の話☆
今年は、暖冬でインフルエンザも例年よりは流行っていませんが、コロナウィルスが猛威を振るってパンデミックが危惧されていますね(^_^;)
マスクも売り切れが多く、高値で転売されていたりしてちょっとしたパニックになっていますね。
早く収束して、安心して暮らせるようになると良いなと思います。
さて、今回はインフルやコロナウィルスの話ではなくもっとポピュラーな病気「風邪」についての2つのエピソードです。
って、これ書いてたらタイムリーに具合が悪くなり、風邪っぽくなってきました。。
今日は、早く寝なきゃ(>_<)
☆視覚に異常をきたす、アリス症候群の恐怖!!☆
実は、僕・・・。
アリスだったんです。
って、42歳のオッサンが真顔で言い出したら、あなたはどう思いますか?
まぁ、キモいと思うんですが(笑)
僕は子供の頃、不思議の国のアリス症候群だったことに最近気付きました。
去年の5月頃、たまたま流れていたTV番組「ザ!!世界仰天ニュース」で不思議の国を体感する恐怖というエピソードを見て驚愕しました。
「えっ、俺もアリス症候群だったんか!?」
番組の中で、奇妙な病気として語られるエピソードは自分にとって普通の出来事だったんですよ(^_^;)
不思議の国のアリス症候群の主な症状は、EBウィルスに感染時などに起こることが多く、幼少期の発熱時などに目の前の人や物が急に大きく見えたり、小さく見えたり、ゆがんで見えたりするというものです。
また、空中を浮遊しているような感覚や、自分の姿を見下ろしているような離人症状が表れることもあります。
ただ、この症状のバリエーションは豊富で、僕は遠近が狂って天井がものすごく遠く見えたり、説明しづらいのですが物の質量というか、物が凝縮されるというか独特の奇妙な感覚に見舞われるのです。
風邪で微熱の時にこういった症状に見舞われるので、熱が38度超えると症状が出なくなって逆に楽だったりしていました。
熱があるとフツーにあることだと思ってたのですが、違ったんですね!!
ってことがわかったのが、去年の5月でした(^_^;)
僕の場合は、大人になると症状が消えましたが、まれに偏頭痛とともに大人になっても不思議の国のアリス症候群が継続することもあるようです。
ルイス・キャロル、芥川龍之介、ピカソ、樋口一葉などは大人になっても不思議の国のアリス症候群の症状が出ていたのではないかと言われています。
芥川の遺作『歯車』もこの不思議の国のアリス症候群による幻覚だったのではという説もあるようです。
あなたの周りで、こういった症状がでるお子さんがいたら、それは不思議の国のアリス症候群なのかもしれませんね。
でも、成長とともに症状が収まる場合が多いので、必要以上に気にする必要はないようですよ(^O^)
☆ポンキッキが生んだ昭和の迷曲「かぜひいてねんね」☆
僕が子供の頃、「ひらけ!!ポンキッキ」という朝にやってる幼児番組があって、ガチャピンとムックとともに歌あり、踊りありの現在のアラサー、アラフォー世代は知らぬものはいない伝説的な番組でした。
今の若い人はガチャピンとムックを知っていますかね?
緑と赤のナゾの化物。
UQモバイルのCMに出ている奴らですよ。
そんな幼児番組で多くの幼児を恐怖のどん底に叩き落とし、トラウマを植え付けた恐ろしい曲があります。
歌の雰囲気と、MVの不可解さは正に悪夢。
誰が、一体何の為に?
あのような恐ろしい曲を作らなければならなかったのか?
それは、きっと昭和だったからでしょう(遠い目)
昭和という時代はこのような謎や、現代では考えられないカオスな現実が渦巻く時代だったのです。
志村けんのバカ殿なんかで普通にオッパイが出たりとかは日常茶飯事だったんですよ!!
今やったら、放送事故ですよね(笑)
おっと、話が逸れましたね。
では、この動画を見て、聴いて頂きましょうか。
覚悟はよろしいですね?
では、いきます「かぜひいてねんね」☆
ミュージックスタートぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉ!!
お分かり頂けただろうか?
冒頭からナゾのオカリナ石。
顔つきのベッド、黒づくめの男、人面緑虫があなたを終わりのない悪夢に誘う。
決して目をそらしてはなりませんよ・・・。
これは悪魔で、いやあくまで序章に過ぎません。
全く歌の歌詞と関係のないシュールな映像がこれでもかと散りばめながら、あくまで無邪気に歌声が響きます。
まるで、サルバトーレ・ダリの絵画のようなシュルレアリスムの世界・・・。
どうか、想像してみてください。(イマジン オール ザ ピーポー)
そんな、前衛的な絵画の世界を彷彿とさせるようなイメージ映像が朝の8時台の幼児番組に流れる様子をっ!!!!!!!
ジョン・レノンもビックリです!!!!!
こうやって、昭和の幼児たちは朝から絶望と恐怖に抗いながら幼稚園・保育園に出かけていったのです。
そりゃ、メンタル鍛えられるわ!!
そして・・・。
恐怖はそれだけではなかったのです。
僕にとって、最もおぞましく恐怖を覚えるシーンがありました・・・。
それは、1分55秒あたりからの歌詞。
「いたずら ヒロくんもかぜひいて ねんね」
*ヒロは本名の一部です。。
この歌を聴いた時の私が感じた恐怖と不安を皆さんはお分かりいただけるでしょうか?
僕は、かぜをひいてしまう。
そして、かぜをひいたら「かぜひいてねんね」のあのバケモノたちが僕を迎えに来るんだ・・・。
異界から、得体の知れない化け物達が手招きしているようなイメージが僕を苦しめていました。
呪い。
それは、僕が生まれて初めて感じた呪いでした。
耳を塞ぐか、TVを消してしまいたかった・・・。
だけど、僕の目と耳はそのメロディーと映像を追い続けていた。
意識はTVから逃れられず、意識の隅々にまでたっぷりと呪いが刷り込まれていった。
そう「かぜひいてねんね」の呪いが・・・。
幼少期に受けた呪いは、成人してもずっと僕の意識を捉え続けました。
熱が出て寝込むたびに、あのメロディーとイメージが熱に浮かされた僕の意識を侵食し、支配しました。
ああ、誰か僕の呪いを解いてくれるものはいないものか?
と、まぁオーバーに言いましたが、マジでトラウマもんですから!!
ギターのコードも載せておくので、みんなも「かぜひいてねんね」を歌おう☆
そのうち、ツイッターで僕も弾き語りとかアップしよかな(笑)
ちょびっと、アコギ弾けます。
コード簡単ですしね。
そんなわけで幼少のみぎり、風邪をひくということは僕にとって恐怖でした。
不思議の国のアリス症候群の幻覚と、「かぜひいてねんね」のダブルパンチ。
5感を切り刻まれて、ネジ繰り回されるような感覚は幼児には耐え難いものでした(^_^;)
今だに風邪をひくと、哀切に満ちたあのメロディーがどこからともなく聴こえてくるのです。
「かぜひいてぇー、ねんねぇー」