☆日本代表VSエクアドル代表マッチプレビュー!!☆
さてさて、11月23日に初戦のドイツ戦を迎えるワールドカップも2ヶ月を切りました。
現在決まっているワールドカップのテストマッチは今日行われるエクアドル戦が最後とあって、重要な1戦になりそうですね。
今回のカタールワールドカップ2022は、酷暑のカタールが舞台のため通常6~7月に開催されるワールドカップが11月に開催されます。
これはワールドカップ史上初めてのことで、各国ともにコンディション調整には苦慮することでしょう。
通常のワールドカップではヨーロッパのシーズンが終わって、ワールドカップの開催まで1ヶ月ほどの期間があり、コンディションを調整しつつ、開催地の気候に順応しながら長期合宿をしてチーム戦術の練度、コンビネーションを高めていくことができました。
しかし、今回はヨーロッパのシーズン途中のため長期合宿をすることがままならず、全ての参加国が準備不足の状態のままワールドカップ本番を迎えることになります。
このことがどうワールドカップでの戦績に影響していくか?
以前からメンバーが固定されていて戦術が固まっているチームは準備期間が短くても、あまり問題ないでしょう。
圧倒的な個の力を持ったアタッカーがいるチームも、戦術が浸透していなくても、勝ち上がる可能性があるかもしれません。
正直どちらも持ち合わせていない日本代表はちょっと心配なのですが、どういう結果になっても僕は全力で応援したいです!!
チームの完成度というところでは負傷・コンディション不良が続いていて、いまだにワントップの人員が決まってないことが不安材料にあげられますね。
板倉の離脱は痛かったですし、GKの権田の状態も心配です。
富安、酒井のコンディションも本番までにどうなっていくか心配ですし、今好調の選手たちが本番までに怪我をしないか祈るばかりです。
アメリカ戦は、相手の主力の怪我人続出と不調にも助けられましたが、前線からプレスをかけてショートカウンターでシンプルにゴールに迫るという戦術がハマり2-0の完勝でした。
やはり、好調の鎌田を攻撃の軸に据えるのは正しい選択ですね。
エクアドル代表は、南米予選をブラジル、アルゼンチン、ウルグアイに次ぐ4位で突破し、コロンビア、パラグアイなどの強豪を蹴落としたチーム。
エクアドルというとマイナーなイメージがありますが、侮れません。
メキシコ、アメリカ、そしてヨーロッパの強豪でプレーしている若い選手も多いですね。
まずはCBのピエロ・インカピエはドイツの強豪レヴァークーゼンでプレイする20歳のプレイヤーで、南米予選で堅守を誇ったエクアドル代表を支えました。
三笘もプレイするプレミアリーグのブライトンでDFのペルビス・エストゥピニャン、MFのモイセス・カイセド、ジェレミー・サルミエントらの3人の選手が所属してます。
前線ではベテランのエネル・バレンシア(フェネルバフチェ)が虎視眈々とゴールを狙います。
若い選手の台頭が著しく、オランダ、ベルギーなどプレイする選手も多いようですね。
なかなか骨のある相手のようです。
対する日本代表は、スタメンはほぼ総とっかえでいくようですね。
んー、熟成路線でも良いような気がしますが・・・。
まぁ、コンディション面のこともありますし、主役不在のワントップにアメリカ戦で出番がなかった古橋が結果を伴って名乗りを上げるのか?
スタメンの座を剥奪された南野がこの一戦でリアクションを見せるのか?
楽しみな1戦になりそうですね。
☆日本代表VSエクアドル代表前半マッチレビュー☆
さて、日本代表のスタメンです。
ガチで全員入れ替えてきましたね。
古橋
三笘 南野 堂安
田中 柴崎
長友 伊藤 谷口 山根
うーん、旗手はスタメン落ちですかぁ・・・。
柴崎を出すなら旗手を起用して欲しいのですが。
スペイン2部の選手と、セルティックのレギュラーでCLでも活躍している選手のどっちを起用すべきなんでしょうかね?
エクアドルは個人技が高く、日本のプレスをはがしながら前線に迫ります。
日本がメンバー総とっかえしたこともありますが、アメリカ代表より状態が格段に良かったです。
前半で一番印象に残ったのは・・・、スプリンクラー(๑≧౪≦)
何回水撒くねん!!
あんなハプニングは初めて見ました。
じゃなくて、エクアドルの右サイドバックのカスティージョが印象的でしたね。
フィジカルが強くてタテへの推進力がハンパなかったです。
三笘は押し込まれて、低い位置でのプレイを強いられていて危険な位置での仕掛けをして持ち味を発揮する場面がほとんどなかったですね。
20分エクアドルは左からクロス、こぼれ球をカイセドがミドル。
CKからイバーラがシュート。
日本は立て続けにピンチを迎えます。
プレスが全く効かず、狙いとするショートカウンターを逆に食らってピンチを迎えています。
30分カスティージョのインナーラップからFWにパスを送るもオフサイド。
カスティージョの攻撃参加が脅威すぎます。
39分に相手DFのミスから古橋のシュートをキーパーがセーブ。日本最大のビッグチャンスでした。
42分イバーラが左サイドから中央に切り込んでミドル。ポストに当たって外れました。
46分エクアドルCKからのヘディングシュートをシュミットがセーブして長友が辛くもクリア。
エクアドルが立て続けに決定機を迎えます。
エクアドルの良さが目立った前半で、日本は前線からのプレスも効かず、組立ても効果的ではなく、決定機がほとんどありませんでした。
☆日本代表VSエクアドル代表後半マッチレビュー☆
後半は古橋out上田in
これで流れが少しずつ日本へ。
エクアドルのプレスの強度も前半よりは弱まっていたような気もしました。
上田が前線で身体を張って競ることで日本にチャンスが生まれ始めていました。
ショートパスだけではなくてロングボールでターゲットになる選手ができたのは大きかったですね。
11分、その上田のヘッドの落としから三苫が左サイドをドリブルして南野がシュート。
この試合で初めて日本が意図的に崩したシーンでした。
20分、鎌田、相馬、遠藤in、南野、三笘、柴崎out
3選手はインパクトを残せませんでした。
ここから日本はさらにギアを上げていきます。
24分には鎌田から左の相馬へとパス。相馬の切り返しドリブル突破から上田がヘッド。
惜しい場面でした。
鎌田は余裕すら感じられる圧巻のプレイで要所要所で決定的なプレイをしていましたね。
相馬はエネルギッシュなプレイで左サイドを活性化していました。
33分にも鎌田から上田へのパスがこぼれて堂安がシュート。こぼれたところを上田がヘッドでゴールを狙います。
日本は、エクアドルゴールに迫りますが36分谷口がエリア内でファールしてPK。
バレンシアのシュートをシュミット・ダニエルが完璧なセーブ!!
シュミット・ダニエルはこの場面意外にも良いセーブが多く、この試合のMVPクラスの活躍でした。
終盤に伊東、吉田を投入して3-5-2にフォーメーションを変更し、伊東と上田の2トップでゴールを狙い、43分にも伊東のパスを受けた鎌田が切り込みシュートしますがごーるならず。
そのまま0-0でタイムアップしました。
個人的にはシュミット・ダニエルの好プレイ。
伊藤が4バックで安定したプレイを見せて、ビルドアップの面でもタテにいいボールを送っていたのは収穫。
上田のポストプレイ、相馬の好プレイも良かったと思います。
ただ、メンバーを固めて熟成路線に進まなくて良かったのかという思いはありますし、旗手は使って欲しかったかなと思います。
直前にあと1試合カナダとのテストマッチがあるようですが・・・。
最終メンバーの発表はどうなるのか?
1トップを務めるのは誰になるのか?
南アフリカ大会の本田の1トップのようなサプライズがあるのか?
メンバー発表を楽しみに待ちたいです。
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