今日は、画家、ミュージシャンとして活躍しているGOMAと、詩人の谷川俊太郎さんがコラボした詩画集『Monad』を紹介します。
GOMAは、天才的なディジュリドゥ奏者として音楽活動をしていて、バンドでフジロックにも出たりしてる人です。3〜4年前に愛媛のフェスに来て演奏してるのを聴いて好きになりました。ちなみにディジュリドゥとはオーストラリアの民族楽器です。
順調に音楽活動をしていたGOMAでしたが、数年前に交通事故で脳を損傷し、記憶が消えていくという後遺症に悩まされるようになります。ただ、失ったものだけではなくそれまで全く描いたことがなかった絵を突然描くようになり、画家としても高い評価を得られるようになりました。
後天性サヴァン症候群と呼ばれる疾患らしいのですが、事故などで脳を損傷することをきっかけにそれまでなかった芸術的才能が突然開花する現象があるみたいです。
それまで全くピアノを弾いたことがない人が、事故後に突然ピアノを弾き出し、そのまま作曲など手がけるプロのミュージシャンになったとい事例もあるようです。
NHKのドキュメンタリーでもGOMAとサヴァン症候群を取り上げた番組が放送されました。
まさにREBORNですね。
中村文則も『教団X』、『私の消滅』で脳科学を取り上げてましたが、本当に人間の脳は神秘的で謎が多いですね。
GOMAの紹介なんだか、『MONAD』の紹介なんだかわからなくなりましたが、そんなGOMAの神秘的な絵に、谷川さんのスピリチュアルな詩が引き立て合って良い詩画集になっています♪
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