1、作品の概要
『バクマン。』は日本の実写映画。
2015年に公開された。
上映時間が120分。
原作は大場つぐみ・小畑健による漫画『BAKUMAN』で、ジャンプで2008年~2012年に連載されていた。
コミックスは20巻まで刊行され、完結している。
監督は『モテキ』『TRICK』『まほろ駅前番外地』などの大根仁。
小松奈々、山田孝之、リリーフランキー、染谷将太、桐谷健太、新井浩文らが出演している。
音楽は、サカナクションが担当し、主題歌はサカナクション『宝島』が使われた。
ジャンプで1番の漫画家を目指す熱い高校生漫画家2人組の青春物語。
2、あらすじ
絵が上手な真城最高=サイコー(佐藤健)は、中学3年生の時に高木秋人=シュージン(神木隆之介)から作画と原作でタッグを組んで一緒に漫画を描こうと誘われる。
1度は断るサイコーだったが、想いを寄せる亜豆美保(小松奈々)が声優を目指していて、「アニメ化したらヒロイン役をする、そしたら結婚しよう」と約束し、奮起する。
サイコーの叔父はかつてジャンプで連載していた漫画家・川口たろうだったが、一時はアニメ化までして人気を博しながら、最終的には打ち切りになり、過労死してしまったという悲劇的な事情があった。
サイコーは大好きだった叔父のためにもジャンプで一番の漫画家になるためにシュージンと組むことを決意、叔父の仕事場を受け継ぎ作品を持ち込むためにシュージンと漫画を描き始める。
そして、はじめて漫画をジャンプに持ち込み、編集者の服部(山田孝之)に見せるが・・・。
3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ
『DEATH NOTE』のコンビの原作・大場つぐみと、作画・小畑健。
『DEATH NOTE』の次に描いたのが『BAKUMAN』で、原作のコミックスは全巻持ってました。
とてもリアルな展開と、漫画業界の舞台裏が垣間見えて面白かったです。
アニメ化もしていましたが、原作完結後に佐藤健・神木隆之介のコンビで実写映画化ということで興味津々でした。
2人とも好きな俳優ですし、今や一緒に事務所も運営している仲良しコンビですね。
DVDで1度観ていましたが、年末に観返してみたくなってU-NEXTで観ました。
4、感想
ちょっと原作と違う部分もあったりはしますが、僕的にはめっちゃ好きな映画です!!
とにかく主演の佐藤健と神木隆之介のコンビが息ピッタリで、ハマり役だったと思います。
それと亜豆役の小松奈々の透明感。
演技はこの時点ではちょっとアレだったかもですが、ヒロインにピッタリでした。
脇を固める俳優陣も山田孝之、リリーフランキー、染谷将太、桐谷健太と錚々たるメンバー。
個性豊かなキャラクターをうまく演じていたと思います。
とにかく疾走感あって、アオハルな展開が小気味良くて最高!!
映画『ピンポン』を彷彿とさせるような映画で、あまり小難しいことを考えずに楽しく観られる感じでした。
『ピンポン』も音楽がスーパーカーとかテクノっぽい音とか使われていてめっちゃいい感じでしたが、『バクマン。』も音楽をサカナクションが担当していて、主題歌の『新宝島』のみならず劇中に挿入される疾走感あるトラックが、映画をよりグルーヴィーなものにしていました。
CGを使いながら、漫画を描いていくシーンとか、ライバルの新妻エイジとの争いを描写しているのも新しさを感じさせる演出で良かったです。
原作を知らない方でも、楽しめる映画だと思います!!
5、終わりに
ちょっと暗いトーンの映画をいつの間にか観ていることが多いのですが、こういうスカッとする映画も良いですね~。
尺も120分とちょうどいい感じですし、家族で楽しく観るのにおススメです~。
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