☆小野伸二が明日引退！！☆
日本が生んだ最高の天才サッカー選手・小野伸二。
４４歳の今もコンサドーレ札幌で現役を続けていましたが、ついに明日のJリーグ最終節で引退することになったみたいです。
ちなみにコンサドーレ札幌の対戦相手は小野伸二がデビューしたクラブである浦和レッズです。
いや、もうさすが持ってるな～。
ここ最近はあまり出場もなかったようですが、最後に雄姿をみたいものですね。
☆小野伸二のキャリアを振り返る☆
小野伸二という名前についてくる２文字の枕詞。
それは天才。
これほど天才という言葉が似合う日本人サッカー選手はちょっといません。
しかし、その巨大な才能を活かしきることなく終わってしまった悲劇の天才でもあります。
僕が小野伸二の存在を知ったのは1997年。
高校卒業前から天才的な司令塔がいると大きな話題になっていたのが、清水商の小野伸二でした。
Jリーグの13クラブからオファーを受けた末に入団した浦和レッズで開幕デビューすると、2戦目で初得点。
デビューシーズンは9得点して、ベストイレブン、新人王。
もう漫画かよっ（笑）
プロ相手にも当たり負けせずに、チームの中心として君臨する小野伸二は圧巻の存在でした。
1998年にはアジアユース選手権で優勝＆MVP獲得。
からの日本代表召集されて、日本が初めて出場したフランスワールドカップのメンバーに選ばれて、ジャマイカ戦に18歳272日で（現在も）日本最年少出場。
いや、漫画かよっ！！リアルキャプテン翼かよっ！！
笑顔で天真爛漫にボールを蹴りながらとんでもないプレーを連発する様はまさにリアル翼くん状態でしたわ。
1999年にはワールドユース（今のU-20ワールドカップ）でなんと準優勝。
キャプテンでチームをまとめながらベストイレブンに選ばれました。
キャプテン伸二！！
この世代は黄金世代と呼ばれ、小野伸二を筆頭に稲本潤一、高原直泰、中田浩二、小笠原満男、本山雅志、遠藤保仁、酒井友之らがいました。
うん、全員日本代表になったねぇ（笑）
マジでこのチームは最高でリアタイで鑑賞していました～。
決勝ではスペインにボコられて散りましたが、どの世代を含めても男子サッカーの代表が世界大会で準優勝までいったのはこの時のU-20代表だけで、どれだけの偉業だったかがご理解いただけると思います。
そして2000年のシドニー五輪の予選に挑んだ日本代表でしたが、シドニーオリンピック世代は他に中田英寿、中村俊輔、宮本恒靖、市川大祐、柳沢敦とかいて、もう綺羅星のごとく才能が集結していた世代でした。
しかし、アジア予選のフィリピン戦で小野伸二が左膝靱帯断裂の重傷・・・。
これ以降キャリアが暗転し、怪我が多くなってしまいます。
いまだに彼のキャリアを振り返るときにこの時の怪我がなければと言及されますね・・・。
オリンピックは棒に振りましたが、2001年にオランダの名門フェイノールトに移籍し、チームの中心としてUEFAカップ（現在のEL）優勝の偉業を達成。
そして、翌2002年には日韓ワールドカップに出場し、レギュラーとして4試合に出場。
今思えばこの時がキャリアの絶頂だったのかもしれないですね。
☆小野伸二のプレイの特徴と超絶神動画！！☆
小野伸二のプレイの特徴はとにかく超絶テクニックと、抜群のパスセンス。
中田英寿のパスがスペースを切り裂く「キラーパス」と称されて敵にも味方にも厳しぱすだったのに対して、小野伸二のパスは「エンジェルパス」と称され柔らかく受け手のことを考えたパスでした。
当時の攻撃的MFにしては体幹もしっかりしていて、フィジカルも強かった印象もありますね。
トップ下が最も活きるポジションでしたが、トルシエの日本代表では左ウイングバックをつとめたり、フェイエノールトではボランチからチームをオーガナイズしたりもしました。
そして、小野伸二の最大の魅力は・・・。
笑顔でしょう！！
彼のことを考えると、いつも笑顔が浮かんでくる。
サッカーが大好きで、ボールに愛された天才はいつも笑顔とその天才的なプレーで多くの人々を魅了しました。
↑全盛期フェイエノールト時代の動画。これはヤバい・・・。
↑凄すぎてウケる。アウトサイドも柔らかいな～。
明日の浦和戦はフツーにNHKでやってます。
13：50からやで！！
ちなみに先発濃厚らしいっす！！
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