ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【雑記】男らしさ女らしさはもう古い?ジェンダーレスをどう思うか。

☆次男がクラスメイトに暴力(?)を振るわれて大泣きした事件☆

 

先日、小学5年生の次男が学校でクラスメイトの男子に暴力(?)を振るわれて大泣きをしたと本人から訴えがあり、怖いから明日は学校に行きたくないと言われました。

僕は「学校行かないはありえない。それに泣かされて恥ずかしくないのか?やり返せ!!」みたいな昭和の頑固親父ぶりを発揮するような返答をしました。

倍返しだ!!

 

次男はメンタルが強く、わりとはっきりした性格で、狡いところがあります。

この一件も多少のショックは受けたようですが、ソッコーで先生にチクっていて、さすが転んでもタダでは起きない性格だと思いました。

しかし「精神的にショックを受けてるんよ!!怖かった!!」と繰り返し訴えるので、妻とも相談して、僕が連絡ノートに先生にこの一件で息子が学校に行きたくないと言っていること、暴力(?)を振るったクラスメイトの親にも伝えて欲しいこと、今日は一日様子をみてほしいことなどを書きました。

 

先生は迅速に対応してくれて、翌日は息子もそのクラスメイトと和解をして、楽しくハロウィンのクラス行事も楽しんだようでめでたしめでたしでした。

そのクラスメイトは前から問題児で、息子もあまりその子のことをよく言ってませんでしたし、先生の話を聞くと、息子も少しそのクラスメイトを煽ったようなところがあったり、息子が若干オーバーに言っていたところもあったようでした。

そして、息子はそのクラスメイトに暴力を振るわれたことをアピールして悪者にするために大泣きしたとかいけしゃあしゃあと言っており、我が息子ながら腹黒さに戦慄を覚えました(;^ω^)

 

 

 

☆男らしさ女らしさを求めるのはもう時代にそぐわないのか?☆

 

で、ここからが本題の男らしさ女らしさのところですが、「男は(人前で)泣くな!!」と育てられた46歳のオッサンにとって、人前でギャン泣きしたことをフツーに親に報告できちゃうそのメンタルが全く理解できずビックリしました。

僕だったら人前で泣かないだろうし、もし泣かされてしまったとしたら恥ずかしすぎて親や先生なんかには到底相談できなかったと思うんですよね。

まぁ、次男はきちんと言える子で口もたつしある意味では安心なのですが、感覚の違いを強く感じた一件でした。

 

僕が子供の頃は「男らしく」というワードが強く意識されていて、子育てでも重要なファクターだったように思います。

見た目的な男らしさ、精神的な男らしさ。

家族を作り、守り、養っていくのが男としての務め。

男らしさは色んな場面で用いられて、いまだに呪縛として残っているように思います。

 

とかいいながら、僕自身外見的には背が低くて色白で声も高いし、ステレオタイプな外見的な男らしさからは遠く離れていますが(;^ω^)

ただ精神的な男らしさはとても強く意識しいて、言い訳をしない、弱音を吐かない、常に前向きに行動するなどはわりと考えています。

 

しかし、ジェンダーの問題などもあって最近はそういった男らしさを求める風潮が薄れていているように思います。

フェミニンな男子も増えているように思いますし、化粧したり、エステに通う男子もいるとのことですね。

長男も美容グッズなんか好きで美顔ローラーとか持ってたり、僕より高いシャンプー使ってたりとかして美意識高くてビックリします。

 

制服なんかも、女の子がズボンを履いたりしていたり、水着なんかもジェンダーレスになってきたりと時代を感じますね。

先日、岸田総理が女性の閣僚に対して「女性ならではの感性や共感力を十分発揮していただきながら、仕事をしていただくことを期待したい」と発言し、めっちゃバッシングされていましたが、個人的に「えっ、そんなやばいこと言った?」って思いました。

僕も古い人間なのかなぁ?

 

 

 

ジェンダーレス社会の行く末は?☆

 

性別がもたらす男らしさ女らしさという呪縛。

「こうあるべき」という社会の不寛容さに苦しみ、ストレスを抱えている方もたくさんいらっしゃると思います。

僕も男はこうあるべき、男なんだからこういう時は矢面に立ってほしいみたいな考えにさらされてストレスを感じる場面もなくはないです。

 

仕事でもジェンダーのギャップをなくして男女平等に機会を持つ。

ファッションもどんどん男女の差がなくなっていっているように思いますね。

良い面もたくさんあると思いますが、それぞれのジェンダーの特性や強み弱みもあるように思うのですが・・・。

こういった考え方自体が時代遅れなのでしょうか?

 

村田紗耶香『消滅世界』では性行為や恋愛が消滅して、男性も妊娠できるように人工子宮が開発された未来が描かれていました。

効率的で平等な社会。

しかしその姿はどこか歪なように感じました。

 

家庭内での役割なども一昔前のような男が稼いで、女が家を守るみたいな分担も崩壊しつつあるように思います。

そもそも、そんな構図も大家族だったからできたことだし、まぁなんやかんや変化しているので通用しないですよね。

ずっと男性にとって都合のいいような社会だったかと思うので、そこは少しずつ改善に向かうべきだし、結婚して家庭を作る意味を見出せるような何かがあればいいと思います。

ただ、残念ながら今後も結婚や子供を産むことの価値は下がっていくように思いますし、個人で生きる世の中になっていくように思います。

 

それでも男らしさ、女らしさが生きる社会であってほしいと思いますが、今後はそれも難しいのでしょうか。

こういったジェンダーの問題が社会をどのように導いていくのか?

少し不安を感じながら行く末を見守っていきたいです。

 

ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくお願いします!!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村