1、作品の概要
『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』は、2019年に公開されたドキュメンタリー映画。
ウィーンを代表する画家であるグスタフ・クリムトとエゴン・シーレの没後100年を記念して制作された。
2023年3月現在、アマゾン・プライム・ビデオで視聴可能。
2、あらすじ
19世紀末のウィーン。
グスタフ・クリムト、エゴン・シーレという2人の天才画家の半生に迫りながら、当時の社会状況などについても語られる。
それまで閉鎖的だったエロティシズムと、女性の社会活動。
異端として受け入れられなかった2人の天才の芸術は、社会と人の意識の変化に伴って徐々に受け入れられていく。
フロイト、マーラー、フロゲンシュタインら音楽家、哲学家、作家、学者などがサロンに集まりお互いに化学反応を起こし、「ウィーン分離派大きなムーヴメントへと結びついていく。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
アマゾン・プライム・ビデオで時間がある時に次に観たい映画をリストに登録しておくのですが、ちょっと前にクリムトのドキュメンタリーを見つけてそのうち観ようと思っていました。
たいしてアートには詳しくはないのですが、グスタフ・クリムトは好きな作家で、画像の絵画『接吻』のデザインのスマホカバーを使ってます。
金ピカとエロティシズム。
めっちゃ好きです♪
4、感想
ゴッホとゴーギャンの時代にフランスのサロンに芸術家たちが集まり化学反応を起こしたように、19世紀末のウィーンでも様々なアーティストが触発し合っていたようですね。
そして、それまで保守的だった「性」と「女性の社会進出」についてがドラスティックに変化していき、その潮流を作り出す一端を担ったのがクリムトとシーレでした。
現在、日本で「エゴン・シーレ展」が開催されていますが、当時は単なるエロ漫画家みたいな扱いを受けていたのにはビックリしました(^_^;)
しかしそんな綺羅星のごとく現れた才能たちも、新型コロナウイルスの前に起こったスペイン風のパンデミックによって命を落としてしまいます。
奇しくもクリムトとシーレも同年に亡くなったとのことでした。
5、終わりに
お酒飲みながらボンヤリ観てましたが、なかなか興味深い内容でした。
やっぱりクリムトは画集も欲しいなぁ。
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