1、作品の概要
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)』は、2015年に全6章で製作されたアニメ。
『機動戦士ガンダム』の前日譚に当たる物語になっている。
2019年に『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン) 前夜 赤い彗星』として、全13話に再編集されてNHKでTV放送された。
原作は、安彦良和の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)』で、『ガンダムエース』に2001年から2011年に連載された。
コミックスは全24巻。
原作では、『機動戦士ガンダム』の物語全てをコミカライズしつつ、外伝的要素を付け足し、設定を見直している。
2、あらすじ
UC0068年、サイド3で宇宙連邦からの独立を宣言しようとしたジオン・ズム・ダイクンは演説中に倒れて帰らぬ人となった。
ダイクンの死後、ザビ家とラル家の間に激しい勢力争いが起き、ザビ家が実験を握る。
ダイクンの遺児であるキャスバル(後のシャア)と、アルテイシア(後のセイラ)はジンバ・ラルと共に地球へと亡命する。
テアボロ・マスに匿われて3年間平和に暮らしていたが、ザビ家の刺客が迫り、辛くも一命を取り留めるが、母の訃報を聞きエドワウ・マスと名前を変えたキャスバルは復讐を決意する。
友人と入れ替わり、シャア・アズナブルとしてジオン軍に入隊したキャスバル。
赤い彗星の伝説が始まろうとしていた・・・。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を観てから、僕の中のガンダム・ソウルに火がつき、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)』も観ました。
いやー、めっちゃ面白かった!!
アマゾンプライムビデオでも全話観られるのでぜひです!!
4、感想
なぜシャアがザビ家への復讐を誓ったのか?
なぜあんなヘンテコな仮面を被っているのか?
そんな謎が明かされるのが『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)』です。
原作では1年戦争編の内容も語られていますが、残念ながらそこまではアニメ化されなかったようです。
ただ、ジオン・ズム・ダイクンの遺児であるキャスバルがいかにして赤い彗星シャア・アズナブルになったのか?
なぜジオン公国と、地球連邦軍が戦争状態に入り、熾烈な「1年戦争」を引き起こすことになったのか?
などが丹念に描かれる内容となっています。
いやー、観てて改めてガンダムって深いよなーって思いましたね。
この時代のロボットアニメで勧善懲悪ではなくて、しっかりとした「戦争」を描いたのは素晴らしいですし、ジオンが悪というわけでもないですよね。
シャアにはシャアなりの戦う理由と覚悟があるという点も興味深いですし、彼の圧倒的な知力と運動能力に改めて感嘆させられました。
シャア、すげえ!!
ザビ家への復讐を胸に、利用するものは何でも利用し、無関係な人間の命を奪うことも厭わない。
シャアの心の奥底で燃え盛る、怒りと憎しみ。
それがシャアをジオンの英雄、赤い彗星たらしめた原動力だったのだなと思いました。
立てよ国民!!
ジーク・ジオン!!
5、終わりに
勢い余って、アマゾンプライムビデオで『機動戦士ガンダム』を1話から観てます。
ええ、40年前ぐらいのアニメですよ(笑)
いやー、でも今観てもガンダムは面白いし、バックグラウンドを理解してから観るファーストガンダムは魅力が倍増しますね。
子供の頃はよくわからずに、ガンダムかっこええぐらいの感じで観てましたが(^_^;)
ストーリーや世界観、人物相関図が深すぎます。
このままZガンダムや、水性の魔女まで観てしまいそうな勢いですね(笑)
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