ヒロの本棚

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【雑記】高校生の頃、るろうに剣心に憧れて、居合抜きを習って、刀で藁を斬ったよくある青春の話

こんばんは。

今宵もやってまいりました!!ヒロのあまじょっぱい青春シリーズ。

今回は、居合道についての話です。

 

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あれは、高校2年生の頃でした。

とある進学校で、合唱部員だった僕は中学時代に剣道部だった友人Kがいました。

Kは漫画やアニメが好きで、よく漫画の貸し借りをしたり、一緒にゲームをしたりしていました。

 

その当時、ジャンプ漫画でるろうに剣心が大ヒットしてアニメ化をしてブームになっていました。

アニメの主題歌も良かったですね~。

ジュディマリの「そばかす」好きだったなぁ~。

るろうに剣心全28巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)

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最近、続編もやっていますね。

レンタルで借りて読みましたが、けっこー面白いです(笑)

るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 3 (ジャンプコミックス)

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映画は佐藤健主演で3作られましたが、なんと今夏続編が2作公開されます!!

根強い人気がありますね~。

www.cinematoday.jp

 

 

話が逸れましたが、そのるろうに剣心に影響されたKが僕にこう言いました。

「おい、俺達も抜刀してみないか?」

「はぁ?」

 

Kはちょっとマック寄ってかないぐらいの軽い感じで、刀を振り回す誘いをしてきました。

いや、抜刀って!?

突然、何を言い出すんだコイツは!?

 

しかし、るろうに剣心を全巻集めて、アニメも欠かさずに観ていた僕はKの怪しげな誘いにちょっと興味が湧いてました。

も、もしかして俺も剣心になれるんか?

飛天御剣流が使えるようになるんか?

 

まぁ、現代社会において剣術を身につけてどこで披露するねんって感じですが、Kの誘いに弱冠心が動かされました。

るろうに剣心読んでなかったら絶対に断っていましたが(笑)

 

こうして、進学校に通いながら塾にも通わずに部活を全力でやりつつ、週1回居合道と書道を習うという謎の生活が始まりました。

そら大学の受験に失敗するわ!!

 

でも、どうせ青春を謳歌するなら彼女作ったりとか、バンド組んだりとか、甲子園目指したりとかしたかったですね。

なのに・・・。

何故に居合道??

あの頃の自分の胸ぐら掴んで説教してやりたいです。

 

まぁ、しかし居合道を習うのは中々貴重な体験でした。

自宅から4~5キロ離れた警察署の道場でやっていたのですが、週一回刀を背負ってチャリで通っていました。

 

居合道教室は、20人程度の60代ぐらいの男性がやっていてそれぞれ型の練習をして、上級者が教えたりしていました。

高校生の僕達は明らかに異色の存在で、道場最高齢のU爺さんが僕たちの師匠になりました。

当時、御年90でバイク乗り回していたパワフル爺さんでした。

 

練習着はKの剣道部時代の道着を借りて、刀は練習用の模擬刀を借りていました。

初めて刀を手にした時のテンションのアガり方はハンパなかったですよ!!

やっぱ、刀は男の武器っすよね!!

高2だったのに、厨二病全開でした。

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師匠から、まずは素振りから教えられました。

まずは、鏡に向かって体の軸を意識しながら、刀を振り降ろします。

この単純な動作が意外と奥が深く、刀の握り方、腕の力の抜き方、遠心力を利用した刀の振り方など、様々な大事なポイントがありました。

 

師匠が刀を振ると、「ヒュウ」と鋭く風を切る音がしました。

力任せに振ると、空気を切る音が出ずどことなく不格好な振り方になりました。

また、使用していた刀も模擬刀とは言え、真剣に匹敵するほどの重量があり扱うのは難しかったです。

 

Kは元々剣道部だったので、上達は早かったですが、合唱部だった僕は苦戦してました。

しかし、剣心を目指して一心不乱に剣を振り続けました。

僕の素振りもサマになってきたころ「型」をならうことになりました。

 

「型」は何種類かあって、敵が1人の場合から、4人に囲まれた場合などもありました。

それらの敵を、刀が鞘に納まっている状態からいかに殺すかのシュミレーションでした。

師匠の指導も物騒で、「まず、最初の抜刀で相手の目を切りつけて、ここで止めを刺せ!!」と熱っぽく語ります。

あれ、今は平和な現代のはずじゃあ??

仮想とはいえ、道場だけ戦国時代にタイムスリップしたかのようでした。

 

「そこで隙を見せると殺られるぞ!!」「まず目の前の相手の喉を切って、振り返って後ろの相手の斬撃をいなして、袈裟斬りにしろ!!」とか厳しい指導を受けながら、どうにか僕の居合道の技も上達していきました。

型は色々ありましたが、まず抜刀して相手を斬り殺して最後に刀を鞘に戻すというのが基本でした。

 

あれは、多分正月のことだったかと思いますが、前からやってみたかったアレをするチャンスが訪れました。

刀を手にしたら一度は斬ってみたいアレですよ。

時代劇なんかでお侍さんが切ってる藁です。

 

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厨二病の血が騒いだことは言うまでもありません。

練習に練習を重ねて、藁を切りたい一心で僕は日々刀を振りました。

彼女も作らず(作れず)、勉強もせずに雨の日も風の日も警察道場に通いました。

 

そして、その日はやってきました。

居合道協会だかなんだかのイベントで1人につき1本の藁が割り当てられ、演武会みたいなイベントが催されました。

 

師匠は90歳を超えているとは思えない動きで気合とともに藁を一刀両断しました。

さすがです。

続いて、僕の出番が回ってきました。

これまで一心不乱に剣を振り続けた日々が、走馬灯のように脳裏をめぐります。

 女も捨て、勉学も捨て、ただ剣に懸けた日々を・・・。

 

僕は、気合とともに抜刀し、藁を袈裟斬りに斬りつけました。

脳内では、自分と剣心が重なったように思いました。

そして、藁は綺麗に一刀両断・・・。

 

がすっ。

 

 一刀両断・・・。

されずにベロンとめくれました。

会場に失笑が巻き起こり、剣心に成り損ねた男は肩を落とし、追従笑いを浮かべながら寂しく退場していきました。。

 

いや、藁斬るのわりとムズカシイねー(>_<)

その後、受験勉強を理由に、居合道教室を辞めたのは言うまでもありません。。 

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