1、作品の概要
『SPRIGGAN』は、1989年~1996年に週刊少年サンデーと週刊少年サンデー増刊で連載された少年漫画。
全11巻で累計発行部数1000万部を突破している。
超古代文明の遺跡を悪用しようとする者たちと戦う組織「アーカム」と特殊戦闘員「スプリガン」の物語。
2、あらすじ
主人公の御神苗優は、悪人たちから超古代文明が残したオーバーテクノロジーの遺跡を守る組織「アーカム」に所属するS級戦闘員「スプリガン」として、日々調査と戦闘を繰り返していた。
優は過去に両親を殺されたり、米軍の特殊部隊「COSMOS」に攫われて殺人機械として教育・洗脳されていたが、アーカムに保護されて少しずつ人間性を取り戻し、その高い戦闘能力を活かしてスプリガンの仕事をするようになっていた。
葛藤しながらも戦い、成長していく優は、やがて仲間と共に変貌し始めたアーカムの組織と対立していくようになる・・・。
3、この作品に対する思い入れ
僕が中高生の時にめっちゃ好きだった漫画が『SPRIGGAN』です。
10本の指に入るぐらい好きな漫画で、古代文明のロマン、激アツな戦闘シーン、予測不能な展開に夢中になりました。
敵味方合わせて濃いキャラクターも魅力的ですねぇ。
Netflixが製作し、6月18日よりアニメを放送するみたいですね!!
いやー、楽しみ。
Netflixに加入しようかと思うぐらい気になりますね!!
ちなみに1998年に公開された旧劇場版がコチラ。
酷評されていましたが、僕は好きでした!!
4、感想
龍脈、レイライン、ノアの方舟、テスカトリポカ、バベルの塔、バミューダトライアングル・・・。
古今東西の古代文明ネタに、実はそれらが「オーパーツ」で現代の人間たちの文明を軽く上回るオーバーテクノロジーという胸熱設定。
いやー、やっぱりSPRIGGANは最高ですね!!
ちなみに「オーパーツ」っていうのは、その時代にあるはずのない物質のことです。
例えば1000年前の遺跡からテレビっぽいものとか、電池っぽいものが出てきたらおかしいですよね?
でも実際にそんな発見が古い地層からあったりするみたいで、例えば核ミサイルのような高熱でガラスが溶かされたものが発見されたりしているみたいですね。
めっちゃ不思議!!
SPRIGGANの世界のように、本当に太古の昔に滅んだ高度な文明があったのかもしれませんね!!
超人的な能力を発揮するアマードマッスルスーツ!!GANTZのスーツみたいな感じっす。
富士山から八岐大蛇がコンニチワ!!戦う相手もスケールが大きいです。
生身でも能力が高い優はアーマードマッスルスーツを着るとさらに戦闘能力がアップ。しかし、彼には潜在能力が・・・。
優の相棒のスプリガン・ジャン。彼は(獣人)ライカンスロープで自分の血を見るとモンスターに大変身(笑)
優には米軍に攫われてキリングマシーンとして育てられた過去が・・・。そんな凄惨な過去を乗り越えて自らの潜在能力を発揮できるようになっていく優の成長も見所です。
銃撃戦、ゲリラ戦もありますが、やっぱり男子はガチンコの殴り合いでしょう!!
古代文明のオーバーテクノロジーはナチスのあの人も復活させてしまいますぅ(^_^;)
なんかよくわからない仏像みたいなんとも戦います。
人造キメラなんかも・・・。
優の師匠で最強のスプリガン・朧。超強いっす。
物語の終盤に、ついに優は自分を見失わずに潜在能力を引き出すことに成功します。
そして、物語の最後にはお決まりのこの世の終わりが・・・。
優たちスプリガンは世界を救うことができるのか?
5、終わりに
いやー、やっぱ最高の漫画っすねぇ。
僕の中で厨二病全開マックスですよ!!
皆川亮二先生の漫画は『ARMS』『PEACE MAKER』『海王ダンテ』など、どれも面白いです!!