ヒロの本棚

本、映画、音楽、写真などについて書きます!!

【回想録】スキーは好きー?雪山での寅ウマ。。僕をスキーに連れてって。

☆冬といえば、スキー、スノボ!!☆

 

いやー、寒いっすねぇ。

まだ2月だからしょーがないですが、今年は余計に寒さが骨身に沁みるような気がいたしますこの昨今。

 

北京オリンピックも開幕して、スケートやスノボなんかも盛り上がってますね!!

いやー、平野歩夢くん金メダルおめでとう!!

 

白銀を駆け抜けるアスリート達の勇姿はとても凛々しく美しいものですね。

しかし、傍から見ているとめっちゃスピード出てるし、めっちゃジャンプするし怖くないんかいっ!!って思います(^^;;

いやー、マジでリスペストですよぉ。

 

皆さんは、スキー、スノボなんかのウィンタースポーツはお好きですか?

好きな人はめっちゃ好きだし、趣味がスキーとかスノボとかってめっちゃイケてる感じがしてうらやまですよ!!

 

えっ?

僕ですか?

それ聞いちゃいます?

またトラウマ満載のうっとおしい話になりますよ?

それでも聞きたいですか?

後悔しませんか?

しょうがないなぁ・・・。

それでは、ヒロ氏のゲレンデにまつわるしょっぱい話を致しましょう・・・。

ゲレンデがとろけるぐらい濃い話かもしれません。

 

 

 

☆初めてのスキー!!☆

 

南国愛媛県に住むヒロ少年にとってスキーをする機会はなかなかなく、県内のスキー場までも道のりは遠かったです。

それに、両親もスキーなんてするタイプでは全くなかったですね。

まぁ、すぐそこに泳げる海があって、泳ぎは上達していたので、それは良かったと思うのですが。

 

初めてのスキーは小学校4年生ぐらいのころだったでしょうか?

当時所属していたボーイスカウトの活動で、スキーに行くことになったのです。

これにはテンション上がりまくりました!!

スキーなんて一生やることはないと思っていましたからねぇ。

 

バスを貸し切って意気揚々と出発!!

お菓子を食べたり、アニメ映画を観たりしながら一路スキー場へ!!

スキー場へ!!

スキー場へ!!

4時間経過・・・。

 

ん、遠くね???

そうです、スキー場はめちゃくちゃ遠かったのですよ・・・。

県内といえど、山奥まで行かなきゃだしどえらい遠かった記憶がありますね(^^;;

この頃は、高速道路も通ってなかったですしねぇ。

そして、やっと着いたスキー場は一面の雪!!

当たり前だけど、雪だらけ!!

これには子供たちはテンションマックス!!

 

一応、スキーはしたのですが、なんかあんまり面白くなくてソリと雪合戦ばっかりしていたような思い出があります(笑)

そして、次に僕が白銀の世界へと降り立ったのは20歳の時。

悪夢のような体験が僕を待っていました。

白銀の悪魔が僕を襲ったのです。

 

 

 

☆大学生になって初体験のスノボでイキるヒロ青年!!そこには落とし穴が☆

 

大学1年生の頃でした。

サークルの先輩に誘われて春スキー・スノボに10人ぐらいで行きました。

確か2泊3日とかだったと思いますが、ツアーバスで行って1泊する感じでめっちゃ安かったように思います。

 

あんまりウィンタースポーツとかに興味はなかった僕でしたが、サークルの先輩達と遊ぶのは好きでしたし、夜はみんなでワイワイ酒盛りするのも楽しみで参加を決めました。

ニット帽にサングラスやら冬山グッズを仕入れて準備万端。

浮かれポンチのおまぬけ大学生の僕は新潟県のどっかのスキー場へと出発しました。

そこに恐怖と、絶望が待ち構えているとは知らずに・・・。

 

当時はスノボが流行り始めていた頃でなんとなくスノボはカッコイイっていう空気が流れていました。

のび太並の運動能力を誇る(いや、誇れないやろ!!)ヒロ氏は迷わずスノボをチョイス。

つむじ風のように白銀のゲレンデを疾走(失踪ではない)して、ゲレンデが溶けるほど恋してる僕のイメージがそこにありました。

 

出だしは、わりと好調でした。

あれ?思ったより俺滑れてる?

風になってる?

天国じゃなくても楽園じゃなくてもあなたと会えた幸せ感じて風になりたい?

僕の滑りにはきっとTHE BOOMもビックリでした。

 

しかし、僕の座右の銘のひとつに「好事魔多し」という言葉がありますが、悪魔はゆっくりと足音を潜めながら僕に近づいていたのです。

だいぶ自分のスノボ技術に自身が湧いた僕はスピードを出すようになったいました。

コレ、めっちゃ面白いやん!!

アイスバーンに時おり転倒しながらも、手応えを掴んでいた僕は勢いで上級者コースに紛れ込んでしまいました。

転んじゃえば良かったのですが、スピードがグングンついて止まれず、森っぽいコースに突っ込んでいってしまいました。

 

「あっ、コレは死んだ・・・」

体感速度的には時速100キロぐらい出ていました。

こんなんで気にぶつかったら間違いなく全身骨折からの即死確定です。

やべーやべー。

 

超高速で突き進みながらカーブで曲がりそこねた僕は、漫画みたいにぶっ飛びました。

あっ、コレはアカンやつや・・・。

みんな今までありがとう・・・。

○○ちゃん本当は好きだったんだよ・・・。

とか色々走馬灯的な何かが浮かんでは消えましたが、とにかく次の瞬間激しくすっ転びました。

ええ、漫画みたいに雪だるまになる感じでしたよぉ。。

 

後ろから来た熟練っぽいスノーボーダーの人が、半笑いで「大丈夫っすかぁ~」とか言いながらブッ飛んだサングラスを持ってきてくれたのを昨日のように覚えています。

頭からタラーっと垂れてくる液体があったので、絶対に激しく出血していると思いましたが、タダの冷や汗でした。

僕はビックリするぐらいの無傷で、骨も折れてませんでした。

ありがとうカルシウム!!

子供の頃から、いりこや小魚を食べておいて良かったなぁぁぁ。

 

九死に一生を得た僕は、その晩は何事もなかったかのようにサークルのみんなと宴会しました。

いやー、ザッツ大学生!!

めっちゃ楽しかったとですねぇ。

 

しかし。

その日の夜でした。

財布が。

財布がなくなっていたのです・・・。

そういえば。

スキーのウェアのポケットに入れていたっけ。

スキーのウェアのポケットのチャックは。

チャックは・・・。

全開になっていました。

 

いつでも全開で生きてきた僕の生き様。

社会の窓もいつでも全開だった全開人生がここで災いしました。

そうです、初めてのスノボでイキりながら財布をゲレンデにばら撒いたのです。

ねずみ小僧かよっ!!

そうして、僕はスキーとスノボが嫌いになりましたとさ・・・。

 

 

☆後日談☆

 

いや、でもスキー、スノボが趣味で得意な方はめっちゃリスペクトしてますよ?

僕にはきっと合わなかっただけだと思いますしね。

 

後日談があります。

スキー場に遺失届を出していたのですが、半年後忘れた頃になんと僕の財布が郵送されてきました。

雪解けとともに、どっかから出てきたのでしょうか?

スキー場のスタッフに感謝しながら財布の中身を恐る恐る確認してみると・・・。

1万円以上入っていたはずの僕の財布には、小銭入れに100円玉がひとつ入っていました。

なめんとんのかーい!!!!!!!!!

財布を拾って100円だけ残して現金を取った奴に対して、鼻毛が倍ぐらい太くなる呪いを仕掛けたヒロ青年でありました。

おあとがよろしいようで・・・。

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