1、作品の概要
『ジュラシック・ワールド~新たなる支配者~』は、2022年に公開されたアメリカの映画。
『ジュラシック・ワールド』3部作の完結編。
監督はコリン・トレヴォロウ、出演はクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード。
前作と同じくオーウェンとクレアを中心に、メイジーの出生の秘密と、バイオシン社の陰謀を描く。
2、あらすじ
オーウェンとクレアは、メイジーを彼女を狙う存在から匿いながら恐竜を保護する仕事を続けていた。
そんな生活に窮屈さを感じていたデイジーだったが、ブルーの子供のベータと共に、密猟者に攫われてしまう。
マルタの闇市場の情報を入手した2人はメイジーを取り戻すべく乗り込み、彼女の足取りを辿って、イタリアのバイオシン・サンクチュアリに向かう。
一方アメリカでの巨大イナゴの大量発生が問題になっており、その調査に当たったエリー・サトラー博士はバイオシン製の穀物は被害に遭っていないことに気づき、バイオシンの人為的関与を疑うようになる。
旧知のアラン・グラント博士と共に真実を暴くべくバイオシン・サンクチュアリに旅立つエリー。
マルコム博士の協力も得て、イナゴのDNAの改良の証拠を手に入れ、ラボから脱走したメイジーと合流する。
役者が揃ったバイオシン・サンクチュアリで、生命の進化の行くすえを暗示するような戦いが始まる。
3、この作品に対する思い入れ
1993年に公開された『ジュラシック・ワールド』から30年に渡って6作の映画が作られているジュラシック・シリーズ。
やっぱり、最初に公開された『ジュラシック・ワールド』の印象が強いですね!!
監督はスティーブン・スピルバーグで、めちゃくちゃ話題になりました。
高校生だった僕も地元の映画館で夢中になったものです。
その時の旧キャストも出演するこの映画は、ジュラシックシリーズの集大成とも言うべきスケールの大きな物語でした。
↑ブルーとファイトするブルーを着た次男氏
4、感想
『ジュラシック・ワールド』3部作の完結編ということもあり、集大成的なスケールの大きな物語で面白かったです。
『ジュラシック・パーク』時代のキャストも出演しているのも、往年のファンにとっては嬉しかったですね。
僕は忘れてましたが(笑)
2時間半の長尺ですが、バイオシンを共通の敵として、オーウェン-クレアと、エリー-アランが共闘するようになる展開も良かったですし、そこに至るまでの過程もとても丁寧に描かれていて魅力的でした。
今作は恐竜相手のスリル満点のアクションシーンはもちろん、生命とその改変に対する是非と功罪が描かれていて興味深かったです。
一部の企業がバイオ技術で利潤を得て暴走するという展開は、バイオハザードを彷彿とさせられました。
行き過ぎた利潤と技術が人間の倫理を狂わせてしまい、生命を冒涜するような行為に走っていく・・・。
今作はそのような世の中の流れに対して警鐘を鳴らすような作品でもあったかと思います。
まぁ、それと小難しいことはされおいてシリーズの魅力である恐竜相手のスリル満点のアクション!!
マルタでは、闇市場から逃げ出した恐竜相手に市街地でオーウェン、クレアがバトル!!
バイクとトラックでのカーチェイスシーンは迫力満点でした。
バイオシン・サンクチュアリでもたくさんの恐竜相手のサバイバルはスリルの連続で、何度か虚を突かれて「ビクッ」ってなりましたよ!!
心臓止まったらどないすんねん!!
そしてお決まりのカタストロフィが全てをぶち壊し、物語は綺麗に終わっていきます。
たくさんの登場人物が出て、複雑に絡み合いながら、最後にはスッキリと終わる印象で、アクションエンターテイメント映画の見本のような作品だったと思いますよ!!
普段、あまりアクション映画を観ない僕も楽しめました♪
5、終わりに
はてなブログ界の恐竜ブロガーと言えば、DIT井上さんですが、僕も少年の頃はめっちゃ恐竜好きな少年でした。
今はめっちゃ酒と女性が好きな薄汚い中年に成り下がってしまいましたが、恐竜や古代の生物はロマンを感じますし、少しだけあの頃に戻れるような気がします。
これでも幼稚園の頃の夢は博士だったのですよ・・・。
恐竜や科学が大好きだった幼少の砌を思い出しました。
先日も愛媛の商業施設で恐竜展があって子供らを連れて行きましたが、楽しそうでしたね。
ゲームとか、YouTubeばかりではなく、こういった太古の生命のロマンを感じて欲しいものです(^_^;)
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