1、作品の概要
『ウィキッド 永遠の約束』は、アメリカの映画。
2025年11月21日にアメリカで公開され、2026年3月6日に日本で公開された。
『ウィキッド ふたりの魔女』の続編であり、最終章。
監督は、ジョン・M・チュウ。
シンシア・エリヴァ、アリアナ・グランデが主演。
上映時間は138分。
悪い魔女のレッテルを貼られたエルファバは、オズの魔法使いの嘘を暴こうとするが・・・。

2、あらすじ
西の魔女・エルファバ(シンシア・エリヴァ)はモリブルの暗躍もあり、悪い魔女としてオズの人々から忌み嫌われていた。
動物たちから言葉と自由を奪った、魔力を持たないオズの魔法使いの嘘を暴くために戦い続けるエルファバ。
一方、グリンダ(アリアナ・グランデ)は魔力を持たないままにモリブルの入れ知恵で、善い魔女として民衆の愛情を一心に受けて、フィエロとの結婚も間近かと思われていた。
2人の結婚式前夜、オズの魔法使いと対峙するために城に現れるエルファバ。
グリンダの介入で、一時はオズの魔法使いと和解しかけるが、ある事実に気付いた彼女は・・・。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
前作『ウィキッド ふたりの魔女』がめっちゃ良くて、続編はぜひとも映画館で観ようと思っていました。
やっぱ、こういう音楽と映像に魅力がある映画は映画館で観てみたいですよね。
ののさんの記事を読んで、この時点ではまだ観に行ってなかったのですが、英語のサブタイトルの「FOR GOOD」の意味を考えながら映画鑑賞しました。
4、感想(ネタバレあり)
いや、もうまずは音楽が前作から引き続き最高やったで!!
アリアナがだいぶグランデでした。
シンシアも彼女に負けず、同等の輝きを放っていました。
2人のデュエット曲が好きすぎる。
タイトルである『For Good』もめちゃくちゃグッドですわ。
この映像はアマプラのウィキッドのコンサートの配信。
最高のハーモニーっすね!!
前作のラストでオズと袂を分かって逃走したエルファバ。
悪の西の魔女としてレッテルを貼られてしまいます。
モリブルがエルファバを貶めるようなニュースをばらまき、対抗するように本当は魔力がないグリンダを善い魔女として祭り上げる。
グリンダは笑顔とイメージの良さであっという間に民衆の心を掴みます。
現実でも、こういったイメージ戦略がなされていますし、僕たち一般庶民は騙されていたりするんでしょうね。
虐げられた動物たちのために戦うエルファバですが、そんな動物たちも心が折れてオズから出て行ってしまうのはいたたまれなかったですね。
彼女はいったい何のために1人で汚名をかぶりながら戦っているのか・・・。
そして、グリンダとフィエロの結婚のニュース。
一時は、グリンダの仲介でオズの魔法使いと和解しそうになったエルファバでしたが、囚われた動物たちを見つけてぶち切れ。
まあ、このまま和解しちゃうと映画にならないんだと思いますがね(笑)
STAMPEDEで結婚式をぶち壊しですが、まさかのフィエロがエルファバと結ばれる展開は意外でした。
グリンダ、フィエロ、エルファバの三角関係もここに決着。
ネッサローズの死は無残でしたが、グリンダとエルファバのバトルはめっちゃ笑いました。
杖で殴り掛かるとか、グリンダめっちゃ原始的やん(笑)
そして、オズの魔法使いに会うためにカンザスの少女が出発。
ここからちょいちょい『オズの魔法使い』のストーリーをなぞる展開になり、ブリキと弱虫ライオンは今までのストーリーで出てきてたんで、うまい伏線だったなと思いました。
ブリキにされたボックが不憫すぎましたが、ちょっと復讐の鬼みたいに怖い感じになってたのがアレでした。
フィエロに指定された古城に籠り、猿も味方につけたエルファバ。
すっかり手なづけちゃって。
味方になると心強い奴らですね。
なんせ空飛ぶ猿なんですから。
そして、前作ふたりの魔女の冒頭に繋がる展開。
オズの魔法使いに命じられて、エルファバを討伐に向かうドロシーと仲間たちとその他の群衆。
魔女狩り。
権力を持つ側に悪と断じられた存在は、群衆たちの鬱憤の矛先になる。
現代でもマスメディア、インターネットでよくみられる光景ですよね。
そこから終盤にかけて、ウィキッドの物語はやはりグリンダとエルファバのふたりの友情の物語だったのだなと感じさせられるような展開へ。
そして、「For Good」の意味。
劇中でも何度も「善い」という表現が、時にはアイロニーをこめて使われていました。
しかし、エルファバの行動に心を揺さぶられたグリンダが起こした行動は、オズという国を人々をより善い方向へと導くための行動だったのだと思います。
まあ、水をかけられて溶けるとかおかしいだろと思ってましたが、やっぱり生きていたエルファバ。
助けに来たフィエロの変貌にビックリ。
魔法、こわぁ。
まあでも、エルファバの肌の色や、動物が喋ることとか、フィエロの変貌なんかも含めて多様性への理解、差別の根絶みたいなテーマもあったように思いました。
遠く離れていても、惹きあってお互いを想うエルファバとグリンダ。
それぞれの道を歩いていても、ふたりの心はいつも一緒。
そう思わせらえるようなラストでした。
5、終わりに
いやー、やっぱ音楽が素敵なミュージカル映画っていいっすね~。
ウィキッドは、映像も幻想的でしたし、『オズの魔法使い』の世界観をうまく使って描かれていて浸れました。
ストーリーもちょいちょい伏線が散りばめられていて、奥深かったです。
まさか、オズの魔法使いがエルファバの父親だったとは・・・。
全然気づきませんでした。
映画は完結しましたが、サントラも聴いてみたいですし、アマプラのコンサートの配信も視聴してみたいです!!
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