1、作品の概要
『ボンゴマン ジミー・クリフ』は、ドキュメンタリー映画。
ジャマイカの伝説的レゲエミュージシャンであるジミー・クリフの1980年のライブツアーの模様を追った。
1981年に公開され、デジタルリマスター版が2024年3月に日本で公開された。
ジャマイカ、ドイツ合作。
監督は、ステファン・ポール。
上映時間は93分。
2026年1月現在、U-NEXTで無料配信中。

2、あらすじ
1980年、2大政党JLPとPNPの抗争で混乱が続くジャマイカ。
ジミー・クリフは、故郷サマートンで大規模なフリーライブを行い数多くのラスタマンたちが集まり大成功に終わった。
「欲をかくものは、すべてを失う」とアジテートするジミー。
反戦を訴え、南アフリカで白人と黒人が一緒に楽しめるライブを開催し、ドイツでも大規模なライブを成功させる。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
ジミー・クリフはベスト盤を1枚レンタルしたのをCDに焼いたやつを持っていて、わりと頻繁に聴いていました。
でも、あんま曲名とか歌詞の内容はわからずに聴いてたので、この映画をきっかけにもっと深く聴いてみたいと思いました。
2025年11月に81歳で亡くなったみたいで、この機に彼の人生と音楽をもっと知ってみたいと感じて、この映画を観ました。
4、感想
いやー、思ったよりアツい内容で、映画を観ながら一緒に歌える曲は歌ってしまいました(笑)
音楽も反戦や愛について、めちゃくちゃメッセージ性が強くて心に刺さりましたね~。
うわべだけの言葉じゃなくて、実際に混乱した情勢のジャマイカで生きているジミー・クリフの心の奥底から絞り出された叫びのようでした。
故郷でのフリーライブは、重機で土地をならしてステージを作るところから始めりましたが、皆ボランティアで参加していて、ライブもフリーライブ開催ということに驚きました。
『ソウルパワー』っていう、アフリカにルーツを持つブラック・アフリカンのミュージシャンたちがアフリカのザイールでライブを開催して、自らのルーツに触れる映画がありましたが、ジミー・クリフも自分たちのルーツであるアフリカに想いを馳せるような発言も多くありました。
アパルトヘイトで人種差別政策真っ盛りの南アフリカで、白人も黒人も一同に集めたライブを開催したのも激アツでしたね。
人種も肌の色も関係ないだろって。
めちゃくちゃピースな光景でした。
名曲『Many Rivers to Cross』『The Harder They Come』などライブのシーンはクソかっこええでした。
反戦歌の『Vietnam』もクソアツくて好きな曲になりました。
Somebody, please, stop that war now
「誰か戦争を止めてくれ!!」
という歌詞は、イスラエル、ウクライナ、ベネズエラで血が流れた2026年においてもリアルに刺さりました。
だれかトランプの前でこの歌を歌って欲しいですね。
5、終わりに
いやー、すげえ良かったっす。
彼の歌をライブ映像で初めて聴きましたが、録音で聴く100倍すごかったっす。
歌の上手さもあるけど、なんかこう本気で祈るように歌っているっていうか、真に迫っているというか、心の奥底にまで届く何かがありました。
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