☆『アオアシ』めっちゃ面白かった!!終わるのは寂しいけど、最高やった!!(ネタバレなし)☆
Jリーグチームのユースを舞台に、プロを目指す若きサッカー選手たちの成長と挫折を描いた『アオアシ』がついに完結しました!!
コミックスが出るのをいつも楽しみにしていたので完結は寂しいですが、展開的にこれ以上ダラダラやっても微妙だと思ったんで、いい終わらせ方だったかと思います。

以前もブログで紹介しましたが、『アオアシ』は愛媛出身の青井葦人が、ユースの監督の福田達也と偶然出会い、ユースチームに入団して、プロになることを目指す物語です。
既存のサッカー漫画だと一番多いのが、高校サッカーで、部活や町クラブでの話が多かったように思います。
『Jドリーム』や、『ジャイアントキリング』みたいにプロが舞台のサッカー漫画や、一時イタリアにミランユースでの生活が描かれた『ファンタジスタ』などもありましたが、ガッツリJユースの話を描いたのは『アオアシ』が初めてで、その設定も斬新でした。
『アオアシ』の作者・小林有吾さんが愛媛出身ということもあって、主人公の青井葦人は愛媛県の双海出身という設定で、ちょいちょい愛媛の風景なんかも描かれているのもポイント高いですね!!
愛媛最高!!フォー!!
ちなみに双海のあたりは、海が見える絶景スポットの下灘駅があったりします。
ユースチームとは、プロサッカーチームの高校生年代のことを言います。
日本では、その下の中学生年代はジュニアユースと言われ、ここからユースチームに上がれるかどうかは選手の能力により、昇格できないことも多いようです。
海外にも必ずあるプロサッカーチームの下部組織。
うまくいけば、自前のユースチームから世界的なスター選手を輩出することも可能で、海外では基本的にはこのユースチームらからプロでプレイする選手が出てきます。
有名どころでは、バルセロナのメッシ、シャビ、イニエスタですね。
幼いころからチームの哲学を叩き込まれて育つので、トップチームに昇格してもフィットしやすいのもメリットですね。
現在のバルサでもカンテラ上りが多く、ヤマルを筆頭に、ガビ、クバルシ、バルデらが活躍しています。
ちなみに、我らが久保建英もバルサの下部組織出身だったりします。
日本では、学校の部活サッカーか、ユースチームの選択になります。
学校の部活サッカーと違って、ユースの目的はいかにトップチームで戦える選手を育てるかが主眼となります。
このへんのフィロソフィーの違いや、恵まれているはずのユースチームが実は精神的に脆いんじゃないか?みたいな問題提起もされていて、マニアにはたまらない内容になっています(笑)
実際に、高校どころか大学でサッカーしてプロになった選手が日本代表では多くて、三苫、伊東、長友らが世界のトップリーグで戦っている姿は世界的にもとても稀有で、遅咲きの才能も育てられる日本の育成の独自性となっています。
主人公の葦人は中学ではパッとしない選手で、愛媛県内の高校に進学する予定でしたが、ある特異な能力を福田監督に見初められてエスペリオンユースの門を叩きます。
テクニックもフィジカルもインテリジェンスも圧倒的に劣る葦人に備わっていた特異な能力とは「視野」でした。
いや、視野が武器ってさ(笑)
すんごい足が速いとか、めちゃくちゃ上手いとかじゃなくて、主人公の武器が「視野」ってところにアオアシのマニアックさと、面白さがあります。
フィールドを上から見渡しているような異常な視野の広さは、「イーグルアイ」と呼ばれますが、全選手の動きを把握するとかだいぶ特異な才能だったりします。
そして、ストライカーにこだわりがあった葦人がコンバートされたポジションは・・・。
えっ、そこっていう。
ユースが舞台ということで、夢を諦めたり、能力が足りなくて昇格できなかったりとか厳しい場面も多いです。
でも、そんな中でも描かれる仲間との絆。
ぶつかり合いながらも高めあう姿は尊かったです。
ドヘタだった葦人が努力もさることながら、思考し自分の特異な能力を活かすプレーをすることで、爆発的に成長していく。
この試行錯誤が面白かったですね。
ちなみに、アニメ化もしていて2期も制作発表されています。
☆ネタバレあり!!『アオアシ』のこれまでを振り返る☆
どんどん面白くなっていった『アオアシ』ですが、ピークは青森星蘭戦だったようにも思いますね。
高校サッカーと、ユースのサッカーはどちらが上なのか?
フィロソフィー懸けた両監督のせめぎ合いと駆け引きも最高でした。
葦人と同じイーグルアイを持った北野蓮の存在もインパクトありましたね!!
悪魔とか言われてるし(笑)
因縁ありまくりの一戦で最高に面白かったです。
ラスボスがバルサユースだったっていうのも激アツでしたね!!
日本と欧州の育成の違い。
いかに欧州がサッカーの最前線とはいえ、全てを真似する必要はなく、日本独自の育成をしつつ良い点は欧州に学べばいいというようなメッセージも感じました。
今年、セリエA開幕前の親善試合で日本の大学選抜がセリエAのフィオレンティーナのトップチームに勝ったというニュースは日本独自の育成の正しさを裏付けているように思います。
開幕直前の試合ですから、それなりに仕上げてきていたはずですしね。
これは、快挙ですよ。
後半から入ったデミアンにボコられながらも、進化を止めないエスペリオン。
葦人の「指揮権をくれ」発言にはビックリしたけど(笑)
やっぱり、栗林、阿久津、葦人のトライアングルが物語の大きなキーだった。
阿久津も悪役っぽく出てきながら、大きく成長していった一人だと思います。
試合後に喜ぶ場面は、はじめて3人が絡んだプレミアの試合を思い出させられました。

1巻でよく言ってた葦人の決めセリフ。
FWからSBにコンバートされた彼が土壇場でこのセリフを吐くのも胸アツすぎました!!
イカス!!

葦人がプロになるところを見たかったようにも思いますが、大団円でスッキリ読み終わりました。
中村平の敬礼のシーンとか泣きそうになったがな!!
小林有吾先生、お疲れ様でした!!
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