1、作品の概要
『Broken Rage』は日本の映画。
監督・脚本は北野武。
主演は、ビートたけし。
上映時間は63分。
アマゾンプライムビデオの配信のために制作された。
第81回ベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門正式出品作品。
アマゾンプライムビデオで、2025年2月14日に全世界同時配信。

2、あらすじ
殺し屋のねずみ(ビートたけし)は、謎の依頼者・Mからの依頼で殺しの仕事を請け負っていた。
しかし、Mからの依頼の手紙を受け取っていた喫茶店で、刑事の井上(浅野忠信)、福田(大森南朋)に取り押さえられ取り調べを受けることになる。
腕利きのねずみは、麻薬組織に潜入し覆面捜査官として働くことで罪を揉み消し、報酬を得ることを2人から約束される。
麻薬組織に潜入したねずみは、ボスの金城(中村獅童)から信頼を受け、組織を一網打尽にするためにある罠をかける。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
北野武の新作がアマプラの無料配信で観られるとか、どんだけご褒美やねん!!
ってなわけで、昨日早速観てみました。
バイオレンスとコメディの2面性を持った実験的な作品で、ビートたけしならではだなと興味深く鑑賞しました。
クリエイター、エンターテイナーとしての北野武の幅広い才能を感じられた作品でした。
4、感想(ネタバレあり)
あらすじに書いた物語を前半30分シリアスにやって、後半30分はその物語をパロディにするという試み。
映画監督、俳優、コメディアンという、3刀流のたけしならではの作品。
3刀流とか、大谷サンもビックリのショータイムっすよ!!
こんな作品作れるの、世界中で彼だけじゃないっすかね(笑)
前半のシリアス路線もフツーに味わい深くて良かったです。
浅野忠信の刑事が良かったなぁ。
たけしの暴力シーンって、前振りがなくて唐突になされるのが好きです。
んで、暴力を行使しているときの表情が事務的で無表情なところが、憂鬱な感じがして好きなんですよね・・・とか、いう話をすると人格を疑われそうですが。
初デートとかにしちゃダメな話題ですね。
「虚無的で刹那的なたけしの暴力に、俺の中の何かが喚起されるように思うんだよね・・・」とか、日曜日の昼下がりのカフェとかでしちゃうと、DVの素養ありとみなされそうですね(笑)
でも、まあ北野武ももうすぐ80歳なわけで、往年のシャープさは感じられないのだけれど。
それでも、後半の昭和っぽさ前回のコメディは新しさを感じましたし、コメディパートでMの真相に辿り着くっていうのもなんだか面白かったですね。
前半シリアスにやっていた場面をおふざけでされるのって、新感覚で前半がシリアスであればあるほど笑えるっていう感じが良かったですね。
浅野忠信がコメディやってるのが良かった(笑)
大好きな俳優です。
『ねじ式』もコメディさがあったし、『箱男』も滑稽さがある作品だったし、お笑いいけるじゃん浅野!!って思いました。
尺も短いし、肩の力を抜いてみられる映画って感じでした♪
5、終わりに
正直、最近の映画はそこまでグッとこないこともある北野武。
でも、「ああ、やっぱりすごいな」と感じさせられるきらめきを感じる瞬間があることも確か。
気付けばもう80歳近くて、彼の作品をいつまで楽しめるんだろうと心配にもなります。
日本が世界に誇る映画の巨匠。
まだまだ、彼の作品の世界に浸っていたいものです。
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