☆『推しの子』の魅力を大紹介!!☆
漫画『推しの子』は、ヤングジャンプで連載されていた漫画です。
先日完結して、最終巻の16巻が発売されました。
2020年4月~2024年11月までヤングジャンプで連載され、全16巻、166話で完結となりました。
原作は、『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカ。
赤坂アカは、漫画家を引退して、今後は原作者としてストーリーを考えることに集中するみたいですね。
『かぐや様は告らせたい』も大ヒットして、アニメ化、実写映画化しました。
実写映画は、橋本環奈と平野紫耀の共演が話題になりました。
ひとことで言うとエロいです(笑)
女の子を描くのが上手な漫画家さんの印象です。
ストーリーは、かつて伝説のアイドルだったアイが秘密裏に双子を出産して、バレないように育児をしながらアイドルとして活動するが、夢だった東京ドームの公演前に・・・。
双子のアクアとルビーはやがて成長し、芸能界の光と闇の中で惑いながらも存在感を示すようになっていき・・・。
みたいな感じです。
なんか、見た目からアイドルの漫画できゃぴきゃぴしてるんでしょ?と思いきや、芸能界の裏側や、闇がてんこ盛りかつ、ミステリーな展開もあって表向きのイメージより闇が深くて面白いですyo!!
キャラクターもアクが強いキャラが多くて、それぞれの思惑が交錯していくのも興味深く読めました。
アニメのクオリティーもめっちゃ高かったですし、OP主題歌のYOASOBI『アイドル』の記録的大ヒットも印象的でしたね!!
アニメは2期まで放送されていますが、最高に面白いっすよ~。
実写版は、アマプラで1~8話を放送して、12/20より映画版で一気に完結までいく感じみたいですね。
この実写版、キャストと映像が発表されたときに、「コスプレかよ!!」みたいなツッコミが多く、炎上していましたが、いざ配信されるとわりと好評みたいですね。
僕もちらっと観ましたが、だいぶ原作を改変してる感じがしましたが、それはそれで独自性があって良さげな感じでした。
そして、カミキヒカルを二宮和也が演じたことで、映画も盛り上がっているみたいですね。
実写版はスルーしようと思っていましたが、観てみたくなりました♪
☆賛否両論の最終回への僕の感想(ネタバレあり)☆
2024年12月18日に『推しの子』最終巻の16巻が発売となりました。
最終回が11月14日に発売されたヤングジャンプに掲載されていましたが、まあ酷評の嵐だったみたいですね(;^ω^)
ちょっとこれだけ評価が高かった作品が、最終回でひっくり返るってどういうこと?って思いながらこわごわ最終巻を読み始めました。
↑やっぱり最終巻の表紙はアイっしょ!!
いやー、復讐とか殺人とか重いテーマで、アクアも自己破滅型の考え方というか、自分が犠牲になってすべてを終わらせる的な感じがあったので、バッドエンドは想定内ではありましたが・・・。
やっぱ、キツイ展開でしたね。。
でも、そこまでしても妹のルビーを守りたい、前世で早逝したさりなちゃんのその先を見たいという願いもあったのでしょう。
僕もこの最後はきつかったですが、これまでのアクアの行動を考えると納得できるように思えたりして。
アイを失った周りの人間が、痛みを抱えながらももがいてなんとか立ち上がって、それでも癒えぬ傷を抱えて、それでも生き続けたように。
アクアを失ったルビーも、有馬かなも、なんとか立ち上がって生き続ける。
アクアの死を受け入れるのは読者としても辛いですが、『推しの子』はそういった喪失を受け入れて再生へと進んでいく物語でもあったのだと思います。
それが、ただの空元気。
「嘘」だったとしても。
最近よく言われている「推し活」「推し」という言葉。
現実が暗くて、辛いものでも、推しがいることでなんとかやっていける。
超高齢化社会を迎えて、出生率も大幅に減少し、国の赤字は雪だるま式に増えていくばかり。
斜陽を迎えたこの国の閉塞的な空気の中で、束の間でも酷薄な現実を忘れて、喜びを感じる瞬間。
推しがいることの大事さを感じたように思いました。
ちょっと原作が終わって、ロス気味ですが、これからアニメの3期や、実写の映画もあるので楽しんでいきたいです!!
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